続・twitterの楽しみかた

twitterを始めて、11週間経った。タイムラインに流れるつぶやきを聞きながら、驚いたり、笑ったり、喜んだりして暮らしている。

その一部で、馴染めない人には、がらんとした空間に映るらしい。この辺り、言葉ではうまく説明できないが、【世の中にはいろいろな人がいる。よいとか、悪いとかではなく、考え方の違いだけ。それを認めれば、腹を立てることはない】。

本日の名言をひとつ

【Twitterではタイムラインを構築するのは自分だから、自分のタイムラインには責任を持たなくてはならない。ムカツク発言をした人に文句を言うのではなく、その人をフォローしてしまった自分を責めればいい。気楽だねぇ。(maname) 】

本当、そうなんですね。雑音が気になるようになったら、その人をリムーブすればいい。また、静けさが戻ってきます。

こ の一週間で、いくつかの出来事がありました。「twitterの中で、特定の誰かを批判したり、中傷したりするのは、危険すぎる」ということ。真偽のほど はともかく、面白そうなニュースはあっという間に伝播します。すると、発信した本人は、反論したくとも、140文字の制限があって、なかなか伝わらない。 その間にも、多勢に無勢で、情報だけが増幅されていきます。

好きなことをつぶやいていいのですが、それが相手のタイムラインに流れたら、どんな気持ちになるかを想像して、ちょっと考えたらいいと思います。ここには、本来、有名人も非有名人もいないわけですから、自分の取り扱いが気に入らないという方もいらっしゃるかもしれません。

要はtwitterの世界は大浴場。どんな高価な宝石も書物も預けて、風呂に浸かります。その緩やかな繋がりが心地よく、改まらずに声を掛けられるのだと思います。

嫌 いな人もいれば、大好きな人もいる。そういう世界をあるがままに受け止めれば、諍いもなく過ごせるのにと思ったりします。私自身は、居心地のよい隠れ家を 見つけたごとく、意見のやり取りやコメントを出すことを楽しんでいます。今を楽しむには、いちばんのツールだと思いますよ。

 

公開シンポジウム「イタリアは変わったか」に行ってきました

大学主催の公開シンポジウム、きれいな会場で、中身の濃い話が多く、メイルマガジンにも登録して、関心のあるテーマには参加しています。

今回はイタリアということで、特に楽しみにでかけました。

■日時 : 2009年8月29日(土)13:30~16:00
■場所 : 法政大学市ヶ谷キャンパス 外濠校舎3階 S306教室
■基調講演 : 「イタリアは変わったか ‐ビジネスの視点から‐」(日本語) 
フランチェスコ・フォルミコーニ、ジョルジオ アルマーニ ジャパン(株) COO
■パネル討論
陣内 秀信 (デザイン工学部建築学科 教授)
諏訪 康雄 (政策創造研究科 教授)
松本 敦則 (イノベーション・マネジメント研究科 准教授)

[コーディネイター]
岡本 義行 (政策創造研究科長)

基調講演のフォルミコーニさんは、以前一橋大学に留学経験があり、一時間の講演をすべて日本で行ない、用意した資料も日本語で作成。日本語のわかるCOOというのも驚きでした。

日本人の持つ、イタリアという国のイメージと、現状はどうなのか。南北格差による失業率の違い、特に南部では、若年層の37.8%が失業という、現状を教えてくれました。

イタリアは経済成長率がいちじるしく低い。ヨーロッパの中でいちばん遅れていた。49位、日本は9位。
いまでは、GNPも英国の80%しかない。生活水準が低くなっている。イタリア人の生活水準はどう見ても低迷しているか、あるいは平均以下まで悪化している。

不動産価格はローマ、ミラノ、ナポリでさえも多くの新規購入者が手が届かなくなっている。多くのイタリア人がそれらの年度の休日を減らし、そして新車あるいは新規のスーツさえ購入を保留しる。スーパーマーケットが毎月、第四週目の売り上げが減少すると報告している。

EU(ヨーロッパ連合)に加盟したことでのリラからユーロへ通貨の変更、それによる経済の打撃。それは、イタリアだけでなくすべてのいわゆる西洋での歴史が後ろ向きになっているのではないか、といいます。

現在、300万人いる移民は現在は社会的に摩擦なく暮らしていますが、10年後にはかなりのパワーをもち、それが国を変えてくれる強さになることを期待しているともいいます。

日 本からの観光客が半分に激減したのも、買い物の面白さがなくなったこと。ユーロ表記の商品は、いままでのリラ建てに比べて二倍くらいになっています。レス トランも高すぎ。ローマで標準的なランチが4500円というのは、さすがにまずいでしょう。ホテルも同様なので、滞在日数を切り上げることになります。

フォルミコーニさんの悲観的な発表は、ファッション界の現状でもあるのかもしれません。

ad:tech Tokyo 2009のGoogle Universityに行ってきます

日本初というad:tech Tokyoが9/2、9/3に開催される。

「マーケティングとITテクノロジーに特化した世界最大級のカンファレンス“ad:tech”では国内だけでなく、海外からも参加者を招き、グローバルな視点でマーケティングの未来を模索します。」

そして、今回、この会場内にグーグルユニバーシティが開講される。企業のマーケティング、広告宣伝担当を対象に、マーケティングのプランニング、広告の実施、効果分析においての、Google の活用方法をご紹介する。

高広さんのtwitterでこの話を聞き、さっそく申し込んだところ、本日、参加証が届いた。定員を超えたときは抽選と聞いていたので、参加できてうれしい。教わった内容は、みなさまにもシェアしたいと思っている。

13:00 - プランニング編 : 消費者理解とオンラインマーケティング戦略の立案
13:30 - 実践編 : AdWords を活用した集客向上とブランディング
14:00 - 実践編 : モバイル広告の可能性と戦略的活用
14:30 - 実践編 : YouTube を活用した消費者とのエンゲージメント強化

15:00 - 分析編 : アクセス解析によるユーザー理解と ROI 向上のヒント

朝型 or 夜型

自分はずっと夜型人間だと思っていた。三年前のこと、夏の終わる前に5時起きを始めてみたら、これが気持ちよく仕事がはかどる。午前中に一日の大半の仕事が片付き、朝型はすてきだと思った。

二年あまり、朝型を続けたのだが、家族の時間帯が夜型のシフトし、ネットの友だちとの交流も22時以降なので、やがてなし崩しに夜型に戻ってしまった。たまには早起きすることもあるが、そのときは、午睡が必要となる。

夜型はなかなか棲息しずらい面があったが、24時間営業のスーパーやコンビニ、そして、ネット上のオンラインショップなのどのおかげで、欲しい本や洋服も変えるし、食材も調達できる。空いているレジに並ぶと時間もちょっと得した気分になる。

世の中に、絶対ということばがないように、朝型でも、夜型でも要するに自分が満足する仕事ができればいいのだ。友だちやお客様と関わるときは、そのときに応じてしなやかに対応すればいいことだから、どちらの型なのか、決めつける必要はない。

我慢することは偉いようにいわれるが、実は違う。悲しいときは心のすむまで泣く、怒りはしっかりと相手に伝える。自分の気持ちをうまく表現できないと、内部に不満が溜まっていく。これがいちばんまずいこと。

いつも明るく、楽しく、元気の良い人のまわりには、同じような人が集まってきて、さらに楽しくなるはず。それを決めるのも自分次第なのだ。

イタリアの新酒ノヴェッロは11/6に解禁です

日本では、フランスのボジョレー・ヌーヴォー(Beaujolais nouveau)が有名だが、イタリアの新酒ノヴェッロ(Vino Novello) はそれより早い11/6が解禁日である。これは、イタリアの方が南なので日照条件が良いからとも言われているが、たしかにシチリアなど、毎日晴れているの で早く葡萄が収穫できる。

そのノヴェッロ、たまたま昨年、ノヴェッロだけのティスティングの会があったが、すこぶる美味で感激した。これが 新酒と驚くほどの味わいがある。業者の集まりなので、質問したら、半年くらいは持つとのこと。つまり、年末年始はもちろん、春先まで楽しめるということ だ。2000円以下の手頃なものが多いので、少し多めに注文しようと思う。

この注文締め切りがなんと、8/21、今週末なのだ。世の中はファッションだけでなく、食品までが10週間くらいのリードタイムなのだ。暑さが少し収まって、涼しくなるとワインの美味しい季節だ。友だちをよんで、新酒を味わう会を企画しようと思う。

江戸東京博物館は、常設展も面白い

江戸のまち歩きを主宰しているが、これまでに湯島天神の梅、浅草、上野、深川、隅田川、江戸城、赤坂と、江戸の名残のある土地、周辺を歩いてきた。

そして、いよいよ今日は両国にある江戸東京博物館に出かけた。特別展の写楽を見るのが1つの楽しみだったが、実は、ここの常設展もすばらしい。あちこちに仕掛けがあって、江戸を体験できるようになっている。

火消しのもつ纏を実際に振り回したり、千両箱を抱えたり、大名の輿に乗ってみたりできる。江戸の大地図や、日本橋付近の立体模型、両国の様子などが、ミニチュアから想像できる。以前、訪れたときは、急いでいたこともあって、こんなに楽しめなかった。

江戸が好きなメンバたちとのまち歩きだから、みんなの期待やわくわく感が加速されて、楽しさも一段と勝っていたのではないか。

写楽 幻の肉筆画
常設展の案内

 

 

すべての創造は思考からはじまる

1. 考える
2. 言葉に出す
3. 行動する

すると、それが具体的な現実になる。信じていないことを考えたり、言葉にだしたり、行動しないから、信頼することも大切。そして、結果として幸運を引き寄せるようになる。

何 も始めないうちから、それがうまく行かない状況を考える無意味さに気付いた人は、引き寄せの意味を理解している。たとえば、海外のリゾートで休暇を取ると き、乗った飛行機が墜落することばかり考えたり、リゾート地がタイフーンに襲われることばかり考えていたら、楽しめるだろうか。そして、こういうひとは、 その人の願うことを引き寄せてしまう。

うまく行かないことをいくつも挙げても、何も進まない。否定的な考えや、意識は捨てて、それを信じて行動できれば、きっと成果につながる。

そして、最後は感謝すること。幸運を引き寄せることができたことを受容し、感謝する。この繰り返しで、幸せの循環に入ることになる。

この時期、古い友だちと会う機会が多いが、何年かして、それぞれの立場や状況が変化していくのを不思議に思っていた。引き寄せの法則があるなら、彼らがどうして幸運を引き寄せたのか、じっくりと聞いてみたのである。

だれでも幸運を引き寄せることができる。信念をもってそれを実行できるかが鍵らしい。

日常と、非日常の間で、時間の流れが加速する

八月になったら、急に時間の流れが加速している。twitterのせいかもしれない。日頃、疎遠だった知合いが次々と名乗りを挙げて、懐かしい思いと、昔やっていたことを振り返ると、時間の流れが顕著だ。

昨 日までの非日常が、明日からは日常になっている。会社員時代、夕方、スイミングプールでひと泳ぎして、また、夜仕事をするなんて、想像もしなかった。水の 中で、身体を沈ませ、そのまま浮いていると、昔の記憶がよみがえる。たぶん、自分の遠い先祖が、海の中で暮らしていた記憶、羊水の中で暮らしていた記憶、 そんなものが、ふわっとやってくる。

そして、水の中で過ごしていると、新しい企画が次々と浮かんでくるから、不思議。頭を使わずに手足を動かしているだけなのに、アイディアが出てくる。こういう日常の暮らしも、やがて普通になってしまうのだろう。

昔の日本人には晴れとケという、暮らしの中にアクセントがしっかりとあったが、今は、季節に関係ない食べ物も多くて、24時間営業の店もあって、きちんとした区切りなく、暮らしている。それが日常になっているひとには、たとえば、皆既日食などは、驚きだろう。

今夜も流星群が見えるということで、厚い雲が途切れるのを待っている人たちがいる。自然と向かい合って、そして、すぐに答えがでなくてもいいから、一度頭の中をからっぽにすること。そんな連休を過ごされるといいと思う。

1989年「ADC広告大学」

昨日、8/7に広告系総会2009【夏】が開催されたというブログをみて、昔、広告担当をずっとやっていたことを思い出した。米国系企業の広告担当だから、媒体は、日経エレクトロニクス、トランジスタ技術、インターネット、日経産業、日刊工業など。日経エレクトロニクスでは、ずっと年間広告賞をもらっている。

1989年に開催された 「ADC広告大学」のことを調べてみたのだが、サイトからは何も見つからない。まだインターネットが普及していないときだから書込みがないのだろう。

た しか、三日間のセミナがあって、アートディレクターたちが、次々と自分の作品の解説をして、資生堂の福原さんの特別講演もあった。最終日は、講師や関係者 を含めてのレセプション。バブルのときだったから、会場はホテル西洋で贅沢な立食パーティ。パウダールームにはカサブランカの生花がふんだんに飾られ、タ オルは一回ごとに使ったら籠に投げ込む。

このレセプションで、今は亡き、元ソニー取締役の黒木靖夫さんと、お話できた。この方は工業デザイナーで、あのSONYのロゴマークを作った方だ。他にも有名人とご挨拶したのに、みんな忘れている。

三日間の参加費用もかなりの金額で、よく上司が承認してくれたと、今でも思う。それから20年経って、今は、広告のあり方が、改めて考えてられる時期に来ている。

そういう意味でも参加したかった。今、どうやったらモノが売れるのか。また、ネットはどんな力を持っているのか、ADCのみなさまにお聞きしたい。時代の流れという、大きな力が働いているからこそ、頭を働かせ、腕の見せ所もたくさんあるのではないか。

20年以上も、広告やマーケティングに関する仕事をしてきたのだと、改めて驚く。たぶん、好きだから、続いているのだろう。

江戸東京博物館で開催されている「写楽 幻の肉筆画」特別展

2009年7月4日(土)−9月6日(日)まで、両国の江戸東京博物館で開催されている「写楽 幻の肉筆画」特別展。お盆明けの日曜日にでかけることになっているので、いろいろと調べていたら、こんなすてきなサイトを発見。

今回の一番の目玉は東洲斎写楽の確かな肉筆画作品である、「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と、松本米三郎の小浪」。こちらは扇面に描かれたもの。

またこれにちなんで、『仮名手本忠臣蔵』(三幕四場)のうち二段目『桃井館上使の場』(モノクロ) 竹田出雲・三好松洛・並木川柳 合作
1974年(昭和49)12月3日〜25日 国立劇場で上演された作品 25分を毎日4回、上演する。

江戸情緒に溢れる一日になりそうだ。

特別展観覧券 一般 1,300円だが、常設展共通券 1,520円をお薦めする。こちらは博物館窓口での取り扱いのみ。これだと、8月13日(木)から始まる企画展「江戸東京ねこづくし展」にも入れる。