京都のパン屋さん、洋食屋さん

昔から休みが続くと京都に出かけていた。マダムといわれる歳になると、カウンタに座り、板さんたちと会話しながら、料理が楽しめるようになる。そして、京都からのお土産もだんだん進化してくる。

昔はお菓子や漬物などが定番だったが、今は、鰻巻きや、野菜サラダ、パンなど、帰ってきてからも楽しめるようなものに変わっている。

今回は、泊まっているホテルの近くに美味しいパン屋さんを発見してうれしかった。二軒とも、2015年に移転してきたらしい。なんども通っているのに、気づかずにいた。定休日も火曜日と、日曜日と二軒が違うので、どちらかをお持ち帰りできるのがいい。今回はこちらのお店にお邪魔する。IMG_2935

fiveran 中京区室町通三条上役行者町377

お昼前に三条通りを歩いていて、スマートコーヒーの列が短いので並んでみた。
11時からお昼のランチ・オーダを受け付け、二階に案内される。今回は10時45分に並んだので、15分で入れた。メニューは、二品選んで、パンかご飯にする。こちらは、クリームコロッケとエビフライ。お値段は1200円とお手ごろ。日曜日だが、早めに並べは、ゆっくりといただける。懐かしい洋食屋さんの味だった。

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びわ湖ホールで、『ラインの黄金』を見てきました

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びわ湖ホールに行くのは、京都から市営地下鉄で浜大津に出て、そのまま石場で降ります。駅から歩いて三分、ホールに近づくと巨大な垂れ幕がありました。

ラインの黄金は、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の序夜の作品です。と同時に、これから四年間、「神々のたそがれ」まで、このびわ湖ホールで上演されるという宣言も意味しています。

全一幕、休憩なし。ドイツ語上演、日本語字幕付き。すでにチケットは完売。開演一時間以上前から、人々はロビーに集まっています。期待感が高まりますね。 びわ湖リングというのは、新国立劇場で上演されたTOKYO RINGを意識していますね。あのときの舞台装置、ヴォータンがさすらい人となって、古びたモーテルに泊まっていたり、スーパーマンのTシャツを着たジークフリートが、ブレンダーで剣を溶かして、作るのです。

ラインの黄金の序曲が演奏されると、ヴォークリンデ(ラインの乙女)のソプラノが聞こえてきますが、姿は見えません。紗の幕がかかり、そこに映し出される水の中の風景、アルベリヒが乙女たちを捕まえようとしますが、するりと逃げられてしまいます。観客はスクリーンに映し出される映像と生の歌声にちょっと戸惑い、これから何が起きるのだろうかとじっと待っています。

すると、黄金がまばゆいばかりに現れて、愛することを断念したアルベリヒに奪われてしまいます。一方、完成した「ヴァルハラ」の城を前に、ヴォータンは、苦渋に満ちた表情で現れます。今回のヴォータンと妻のフリッカは、今までの中にいちばん睦まじい夫婦を演じています。これも演出の違いでしょうか。

パリのバスチーユでみた、ジークフリートでは、美しいが凍りつくようなフリッカでした。策士ローゲに頼り、巨人族に約束したフライヤの代わりに、黄金を渡すことを思いつきます。この巨人たちは余りに大きすぎ、舞台上での対比で、ヴォータンを除く、他の神々たちが矮小に見えてしまいます。これも演出なのでしょうか。

字幕はもう少し上に映してくれるといいと思いました。ヴォータンとローゲが坑道を通り、地下に降りていくさまはタイムマシンの移動のようです。こちらも映像が映し出されます。時間や距離が大きく隔たっているものは映像が手助けするようです。

指輪を手にしながら、すべてを失うアルベリヒ。感情の起伏がわかりやすい、うまいです。最後に指輪を渡すとき、呪いをかけるのですが、こんなに粘っこくくどくどしく関西バージョンとでもいえそうなうまさです。 ヴォータンはときどき自信を失うも、その存在感があります。ローゲ役の、西村さん、大役をそつなくこなしていますが、もう少し遊んでもよかったのではと思いました。ある意味、この場面での影の主役なんですから。

巨人族が指輪を受け取るなり、その呪いで、兄弟が殺しあいます。その殺伐とした風景をみて、ヴォータンは指輪の呪いから逃れた一方での哀しさをうまく表現していました。ロッド・ギルフリー、いい役者です。

二時間半はあっという間、来年までこの続きが見られないというのは残念です。次がどんな展開になるのか、こちらも楽しみにしようと思いました。

こちらも四年間にこの時間を予約して、びわ湖ホールに通うことになるのです。びわ湖リングを見とどけるために。 新構成の今回のオペラ、見る人の心を捕らえて、終演後も拍手が鳴り響きました。席を立つ人もなく、みんな拍手を続けたのです。 楽しみにしている人に支えられての次作、演ずる人も作る人も大変でしょうが、苦労と楽しさは裏表。こちらも覚悟しておきます。

ラインの黄金を見終わってのびわ湖の風景もまた、味わい深いものでした。見立ての世界ですが、あれがライン川なのです。

以下、びわ湖ホールからの解説も載せておきます。

いよいよ、びわ湖リング始動!
<ニーベルングの指環>四部作を4年にわたって新制作。演出にドイツオペラ界が誇る世界的巨匠ミヒャエル・ハンペ、舞台装置と衣裳デザイナーに絵画、映画、オペラ等で世界的に活躍しているヘニング・フォン・ギールケを迎えます。キャストは国内外で活躍の歌手を厳選し、びわ湖ホールでしか観られない決定版の上演を目指します。

指 揮:沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演 出:ミヒャエル・ハンペ
装置・衣裳:ヘニング・フォン・ギールケ
管弦楽:京都市交響楽団
出演
ヴォータン:ロッド・ギルフリー
ドンナー:ヴィタリ・ユシュマノフ
フロー:村上敏明
ローゲ:西村 悟
ファゾルト:デニス・ビシュニャ
ファフナー:斉木健詞
アルベリヒ:カルステン・メーヴェス
ミーメ:与儀 巧
フリッカ:小山由美
フライア:砂川涼子
エルダ:竹本節子
ヴォークリンデ:小川里美
ヴェルグンデ:小野和歌子
フロスヒルデ:梅津貴子

 

 

 

東京創元社 新刊ラインナップの後、有栖川有栖さんのサイン会

東京創元社 新刊ラインナップの説明会、そして、ゲスト対抗ビブリオバトル、最後に、作家さんによるサイン会が開かれました。事前に為書き用のメモが渡され、そこに名前を書いておきます。壇上に各先生方が並びます。

一人一冊、持ち込みでも、会場で販売している書籍でもよいということでしたが、有栖川有栖さんのデビュー作、月光ゲーム Yの悲劇’88にサインしてもらいました。これで、ようやく完結した気分です。

昨年のテレビシリーズも、続編を希望しますと話したら、少し有栖川さんは動揺したようです。最後に握手までしていただき、柔らかな手の感触で、子供のような手をしていると思いました。五月にでる江神二郎さんの短編集、文庫版も楽しみです。
11歳のときにミステリー作家を夢見て、実現したのは29歳のときだった。そして、今、28年過ぎてしまった。と語る有栖川さん、ちなみに有栖川さんの列がいちばん長かったです。人気作家なのですね。
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【東京創元社】2017年新刊ラインナップ説明会に行ってきました

参加者のみに知らされる都内某所での、【東京創元社】2017年新刊ラインナップ説明会。今年で4回目になります。初回から参加させていただき、この時期になると、ときどきして、待つイベントになっています。

もともと対象は、マスコミ、書店様、報道関係者だったのですが、ブロガーも少しご招待ということで、参加できたのです。今年は参加者にテーブルまで用意され、和やかな雰囲気のうちに始められました。
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会場入り口前には、新作本のほかに、特製くらりのガチャも用意されています。1コイン200円で、わたしも当然、試してみました。
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こういう新作ラインナップは、営業担当からそれぞれの注力している作品を述べるのが普通ですが、今年は登壇するのに、作家さん同行なのです。日頃、なかなかお会いすることのできない作家の方々の生のお話を聞けて、さらに、作家対抗のビブリオバトルあり、最後には、フォトセッションという写真撮影会、そして、作家たちによる自作のサイン会と、本当にミステリーファン垂涎の催しになっています。

もちろん、海外、国内ミステリー、ファンタジーなど各部門から、新作のご紹介があり、関心あるものにチェックしているだけで、読みきれるだろうかというヴォリュームです。

気になった本をご紹介します。
【海外ミステリー】

『水辺の館 The Lake House』
ケイト・モートン作、青木純子訳
イギリスが舞台で、70年前の出来事と交差するという設定に興味を持ちました。

あらすじ
ロンドン警視庁の女性刑事セイディは、謹慎処分中にコーンウォールの祖父の家の近くの館、レイクハウスで70年前に起き、迷宮入りしていた赤ん坊失踪事件に興味を持つ。その事件の起きた日には屋敷に滞在中だった童話作家の服毒死体も発見されていて、このふたつの事件につながりがあるのかどうかも不明のままだった。以来、館はうち捨てられ、ミステリ作家となった現在の屋敷の持ち主である、誘拐された子供の姉は刑事セイディの質問に答えて事件の背後にある複雑な人間関係を語りだす。親子の関係が中心的なテーマとなり、過去と現在を行き来する構成はますます完成度を上げ、最後まで読者を翻弄するケイト・モートンの真骨頂。時代を超えた傑作ミステリ。

『青鉛筆の女 Woman with a Blue Pencil』
ゴードン・マカルパイン作 古賀弥生訳

あらすじ
編集者からの手紙、『オーキッドと秘密工作員』と題されたペーパーバック、そして『改訂版』と記された血と泥がついた原稿――それら三つのパーツが縦横に組み合わされた長編ミステリ『青鉛筆の女』。
タイトルの「青鉛筆」は、アメリカなどで編集者が原稿を訂正する際に使う筆記具を指します(日本の編集現場でいうところの「赤鉛筆」です)。
読み終えたら、ぜひ最初から読み直してください――その理由はお読みいただければ分かります。

この題名、私の大好きなアガサ・クリスティの『茶色の服の男』(The Man in the Brown Suit)と韻を踏んでいるではないですか。発売前のゲラ版の読者モニターを募集していたのですが、気がつかず残念なことをしました。新作を買って読みます。

【国内ミステリー】
『江神二郎の洞察』
有栖川有栖 作 2017年5月刊行予定。
あの江神さんが出てくるシリーズ短編集。長年書き溜めたものだそうです。楽しみです。

【フィンタジィ】
『青の王』
廣嶋玲子 作 妖怪の子預かりますで、有名な廣嶋玲子さんが、児童文学として書いたものだが、長編すぎて、発行されなかったという。アラビアンナイトの世界というから、彼女の描くファンタジィを堪能できると思います。

砂漠に咲く水の都ナルマーン。魔族に守られたその国で、ハルーンは自分の名も知らない不思議な少女を助ける。異世界ファンタジイ。

この他にも、気になる本がたくさんありました。まだ読んでいない本が家にも積んであるのですが、きっと買ってしまうと思います。

営業部からの新作紹介の後は、ゲスト対抗、ビブリオバトルが始まりました。
参加されたのは、青崎有吾さん、有栖川有栖さん、岡崎琢磨さん、芹澤恵さん、池澤春菜さんの五人です。ウイナーは接戦の末、『細雪』を紹介した有栖川さんでした。

私個人の感想では、芹澤さんの紹介された『ハヤブサが守る家』を読んでみたくなりました。50枚の古い写真をもとに物語が構成されたということに興味があります。

『ハヤブサが守る家』
ランサム・リグズ 作  山田順子
あらすじ
大好きだった祖父の凄惨な死。そこで見た悪夢のような怪物の影……。祖父の最期のことばを果たすべく訪れた、ウェールズの小さな島で見つけたのは、廃墟となった屋敷と古い写真の数々だった。ニューヨークタイムズ・ベストセラーリスト52週連続ランクイン。アメリカで140万部突破。世界35カ国で翻訳! 清新な感性で描く、奇妙な奇妙な物語。訳者あとがき=山田順子

続く

芸術劇場で蝶々夫人を見てきました

ある晴れた日に、という出だしで有名な蝶々夫人。長崎を舞台にピンカートンに愛され、そして、突然彼は帰国してしまう。三年後、新しい妻を連れて、長崎に現れたピンカートン。二人の間には男の子がひとりいて、蝶々夫人は、その子を彼の妻に託して、そして自ら死を選ぶ。

大まかなあらすじはこんな感じですが、演出次第で、いろいろな肉付けができる作品だと思います。ダイジェスト版は別として、初めて全曲を通してみたのが、京都南座。三年前のこと。西本智実さんプロデュース、祇園甲部のお姐さんや、舞妓さんたちも出演して、華やかな舞台でした。カーテンコールの幕は、歌舞伎の引き幕でした。

京都なのに、南座なのに、イタリアオペラはいいなあとしみじみ思いました。そして、今回の芸術劇場の蝶々夫人、主演は小川里美さん。笈田ヨシ演出です。

笈田さんの演出は、緻密で、心の動きをきちんと現わす。まるで近松の心中物をみているような美しさです。蝶々夫人は、気高く、誇り高く、そして、少女のように可憐です。小川さんの演じた数々のヒロインの中でも、こんなに心を打たれて、涙が浮かんでくるのは初めてでした。

関西でみている歌舞伎の同じ様式です。これでもか、これでもかと心の中に突き刺さってきます。笈田さんが、神戸出身と聞いて、胸にすとんと落ちました。演出家の情熱が違うのです。

単なる悲劇ではなく、そこに一人の男と女がいて出会った。本当なら、二人して心中すべきなのに、男はかりそめの時間だと信じている。悲劇は、人の心のずれから生じて、蝶々夫人が、生真面目に、そして、夫の帰りを待っているところに始まる。

歓びをこんなに楽しそうに表現している小川さんの演技力、そして、歌唱力。それを囲む、スズキの忠義さ。こんな時代に、こんな人がいたのだろうと思ってしまいます。

イタリアオペラは、近松に通ずる、と今回は思いました。舞台装置のすばらしさ。色のバランスの綺麗さ。耳と目で、堪能しました。ぜひ、再演してほしいと思います。

指揮  : ミヒャエル・バルケ
演出   : 笈田ヨシ

蝶々さん:小川里美
スズキ:鳥木弥生
ケイト・ピンカートン:サラ・マクドナルド
ピンカートン:ロレンツォ・デカーロ
シャープレス:ピーター・サヴィージ
ゴロー:晴 雅彦
ヤマドリ:牧川修一
ボンゾ:清水那由太
役人:猿谷友規
いとこ:熊田祥子
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱 :東京音楽大学

お問合せ

パリのランチ

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前回、4年前のことですが、マイレージを使ってビジネスで往復しました。その折、帰りの便で、隣になったご夫婦、元エアーフランスの職員。いろいろとお話して、パリでフランス料理を食べるなら、ランチに限る。夜は、美味しいところはびっくりするほど高くて、自分たちも名店のランチを楽しんでいるのよ、と教わりました。

ランチなら、50-60ユーロで楽しめます。日本で、一万円以下でフランス料理、というとかなり限られますが、こちらは選べるほどあります。

一週間の旅ですから、フレンチを食べたいと、お薦めをお聞きしたり、調べたりして出かけました。 町歩きも兼ねて、ランチの場所を探します。

こちらはオルセー美術館の帰りによった Chez Les Anges。これぞフレンチの美味しさです。

54 boulevard de la Tour-Maubourg, 75007 Paris
Service de voiturier midi et soir   昼と夜 営業
Métro : La Tour-Maubourg (ligne 8),

RÉSERVATIONS

Tél. +33 1 47 05 89 86
Fax. +33 1 47 05 45 56
Email. reservation@chezlesanges.com

Du lundi au vendredi   月曜日から金曜日
Déjeuner de 12h à 14h30  ランチは12時から14時半
Dîner de 19h à 22h30    ディナーは19時から22時半

Fermé le week-end    土日はお休み

 

 

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ジャガイモのスープ、黄色いのはインカのめざめなどの黄色いポテトを使っているか、卵黄を混ぜているか、白いのは生クリームをホイップしたような、中にはアーモンドスライスやココアも振りかけています。ジャガイモは裏ごししてあり、お味もよく、一口食べるだけで幸福感に満たされます。量もほどよく、多すぎもなく、少なくもなくです。この前に、野菜のピクルスのようなものが出たのですが、写真を失念しました。

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メインは牛肉の肩肉を柔らかく煮込んで、クレープで包んであげたもの。レアの牛肉は苦手なので、クリスピーですよ、といわれて注文しました。

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わかりにくいので、切った部分を載せています。コンビーフの脂分を取り除いたようなお味、レモンチーズのソースをつけていただきます。取り合わせのポテトも美味しく、かなりの量でしたが、完食しました。 いままでいただいたフレンチの中でも五本の指に入る美味しさ。家で再現してみたいと思います。

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スパークリングウォーターを頼んだら、こちらが出てきました。CHATELDON

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メインの皿を完食したので、デザートは入りません。エスプレッソをお願いすると、小さなマドレーヌとサブレーがついてきました。これで十分ですね。エスプレッソも美味しかったです。

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これでお値段が39ユーロ、びっくりです。 私は、予約なしに出かけたのですが、帰るころには、大勢のひとが来ていて、席もほぼ埋まっていました。フランス人が大半ですが、隣にフランス人連れの若い日本女性、斜め先に商談中の二人の日本女性がおりました。

日本人のギャルソンもいて、日本人の気に入る味なのだと思いました。場所は地下鉄ならすぐ、オルセーからあるいても15分くらい。また、来ようと思いました。

オルセー美術館に行ってきました

パリにでかけたら、必ずオルセー美術館に立ち寄ることにしています。ルーブルよりこじんまりとしていて、印象派の絵画が並んでいるからです。

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ホテルからいつもバスで出かけていたのですが、時期が夏だったので、バスを利用したのだと気がつき、歩いてみることにしました。16分くらいです。

ホテルでもらった地図と、パス、地下鉄のマップを頼りに、曲がる道の名前、そのひとつ前の道の名前などをメモしておきます。簡単なのは、googleでオルセー美術館といれて、行き方にサンジェルマンデプレから、そして徒歩と選ぶとルートを教えてくれます。

でも実際にSt. Germain Bdを歩いてみると、Rue du Bacで Mesee D Orsayの案内に出会いました。 歩いていて、突き当たりになり、右に行くか、左に行くかと迷っていると、若い女性がやってきたので尋ねてみました。ここをまっすぐ、そして、曲がると教えてくれました。

ようやくなじみのある美術館が見えてきましたが大勢の人が並んでいます。上着を脱いで、バッグの中身を調べる厳しいセキュリティチェックが行われていて、行列になっているのでした。そこを過ぎるとようやくチケット売り場。 テロ事件がフランスのいたるところに影響しています。どんな建物も入るとき、バッグの中身をチェックされます。

入場料 12ユーロ。こちらもフラッシュを焚かなければ、撮影できます。小型の性能のよいカメラがほしいなあと思いました。

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たくさんの絵を一度に鑑賞できて、ほんとうに幸せな気分になれます。ここの光と影が好きで、程よく混んでいるのもうれしいのです。たっぷり二時間はいたと思います。時間は、建物についている大時計が正確な時間を知らせてくれると係りの人に教わりました。IMG_2751

冬のパリもいいものです。オペラをみて、美術館めぐりして、あとは美味しい料理をいただく。この時期ならではの楽しみがありますね。

オペラ・バスチーユで、ローエングリーンを見てきました

パリ三日目の夜は、オペラ・バスチーユで、ローエングリーンを見てきました。新演出ということで楽しみにしていましたが、なんと一月はJonas Kaufmannが出ていたのです。

夜の19:00始まり、終りが23:25、途中、休憩が二回入ります。カーテンコールの途中で帰らねばならないシンデレラの気分でした。

客層は昨日の魔笛とはあきらかに違います。フランスにもワーグナー信者が多いのですね。舞台はミラノスカラ座のカウフマンバージョン。ローエングリーン役のぶStuart Skelton、太めで脚も短く、無骨な騎士。でも舞台の進行するにつれて、エルザを深く愛していることがわかります。純粋な騎士、崇高な騎士に見えてきました。

エルザ役のEdith Haller、最初は夢見がちな内気な少女、そして、騎士と結婚するときは堂々たる女王ぶりと、演技がうまいのです。もちろん、歌もすばらしい。この物語は、ローエングリーンよりもエルザの比重が大きいのです。

特筆すべきはオルトルート役のEvelyn Herlitzius、かいがいしい妻ぶりを見て、そして、夫をけしかける悪女ぶり、エルザを脅すのは怖いくらいうまいのです。この人にマクベス夫人をやらせてみたいと思いました。

ドイツの話しですし、ナチスの影が見えて、欧州での演出はやはりそうなるのでしょうね。黒と白のコスチューム、色で人の心を表すことができるのを知りました。最近の流行なのでしょうね。

演奏も抜群によく、昨日と同じオーケストラなのだろうかと思ったりして。幕が終わりごととにカーテンコールがあります。本当にすばらしい。四年前もそう思いしましたが、オペラの楽しさを実感しています。

なぜ、エルザが騎士の出身や名前を聞きたがったのが、不思議でしたが、周りからの外圧、素性もわからないものに王国を任せるのかという無言の非難、そして、オルトルートの脅し。エルザは子どものころから脅かされて育っているのです。

騎士が出自と名前を名乗るシーンは、心が清められます。去っていくことに決めた男の最後の真実。歌舞伎の中にもありますね。

終わるとすぐにタクシーを拾いました。女性の黒人のドライバーで、ホテルのアドレスをみて、すぐに発車。昨日とは違うセーヌ川沿いの道で戻ってきました。無事に帰れてうれしかったので、チップもよぶんに渡しました。

この時間設定23時半終了で、歩いて帰れるバスチーユ付近のホテルに泊まるしかないのでしょうか。国立劇場で、職員も大変ですね。だから、幕ごとにカーテンコールがあるのかもしれない、と思いました。 また、来ようと決めました。

Lohengrin

Opera in three acts (1850)

Music
Richard Wagner
Libretto
Richard Wagner
In German
Conductor
Philippe Jordan
Director
Claus Guth
Heinrich der Vogler
René Pape

Rafal Siwek

Lohengrin
Jonas Kaufmann

Stuart Skelton

Elsa von Brabant
Martina Serafin

Edith Haller

Friedrich von Telramund
Wolfgang Koch

Tomasz Konieczny

Ortrud
Evelyn Herlitzius

Michaela Schuster

Der Heerrufer des Königs
Egils Silins
Vier Brabantische Edle
Hyun-Jong Roh
Cyrille Lovighi
Laurent Laberdesque
Julien Joguet
Vier Edelknaben
Irina Kopylova
Corinne Talibart
Laetitia Jeanson
Lilla Farkas
Set design
Christian Schmidt
Costume design
Christian Schmidt
Lighting design
Olaf Winter
Choreography
Volker Michl
Dramaturgy
Ronny Dietrich
Chorus master
José Luis Basso

Orchestre et Choeurs de l’Opéra national de Paris

Production du Teatro alla Scala, Silan

French and English surtitles

Lohengrin appears in a “silvery‑blue” light aboard a boat pulled by a swan (Thomas Mann). He has just saved Elsa, accused of murdering her brother, and has made her promise to never ask him his name. Written by Wagner in great solitude, Lohengrin is first and foremost an immense aesthetic and political manifesto questioning the place of genius in society and laying the groundwork for musical drama. The work, conducted by Liszt at its premiere in Weimar in 1850, marked a turning point in Wagner’s life. It had a profound impact on Ludwig II of Bavaria who became his patron and friend, supporting him in all his future enterprises: “The defiled gods will have their revenge and come and live with us on the peaks, breathing the air of heaven”, Ludwig wrote to him in 1868 from Neuschwanstein Castle (“new swan rock”) which he had just had built. Directed by Claus Guth, who reveals all the fragility of the knight with whom Wagner identified, the production brings together Jonas Kaufmann, Martina Serafin and René Pape under the baton of Philippe Jordan.

オペラ・バスチーユで、魔笛をみてきました

パリに着いたのが2/9。翌日の2/10の夜7時半から、オペラ・バスチーユで魔笛を見てきました。時差のため、途中で眠ってしまわないように、仮眠をとり、ホテル前から出ている86番バスでバスチーユ、オペラと運転手さんに確認して乗りました。

着物でオペラという念願が叶いました。着物姿なので、二部式コートの裾よけをつけて、座席に座っても汚れないようにしました。

4年ぶりのオペラ劇場。建物は目立ちますし、わかるのですが、入ると人が大勢待っています。係員にチケット、といってもインターネットで購入したもののプリントアウトなんですが、見せると8番の入り口ね、というだけでわかりません。

夜7時半の開演ですが、中に入れるのは40分前くらい。 演目が魔笛のせいか、子ども連れも多かったです。

この演目、ウイーンの国立オペラ劇場でも、着いたその日にみたくらい。今回はドイツオペラばかりです。筋はよくわかっているので、どんな演出なのか楽しみでした。

王子役のPavol Breslikは、ハンサムな方。これはお約束ですね。今回は、色を統一して、黒と白。黒い服に黒のベールをかぶっていると死人に見えます。

背景の木々は色を変え、季節の移り変わりと物語の進行をあわせていて、最後には冬色になります。 パパケーノとパパケーナがたがいに愛し合うと季節が逆回りして、青々とした木々に鳥が舞います。これも面白かったです。

王子たちの試練の場には火もたかれ、水も降って来て、ゾロアスター教だなあと思いました。モーツアルトがこれを書いたとき、芝居小屋向けだったように、客席のあちこちで笑いをとっていました。

三人の子どもたちがすばらしい。最初はサッカー姿で現れ、場面に合わせて、衣装もなんども着替え、進行を助けるのです。背の高さが15センチくらい違いで、そのバランスも楽しかったです。

大人もこどもも楽しめるオペラですが、演奏がいまひとつ心に響きませんでした。まだ疲れがとれていないのかと思いました。いままで一番よいところでみているので、メロディと、バランスがいまひとつのような気がします。歌手のみなさまはすばらしい出来です。カーテンコールの途中で、抜け出してタクシーで戻ってきました。

運転手さん、ナビでホテル名を入れて運転していました。 日本で、ホテル名を大きく印刷したカードを持参。これをみせるとわかってよかったです。ホテルまでタクシーで15ユーロ、10分くらいでした。

 

Die Zauberflöte – La Flûte Enchantée

Opera in two acts (1791)

Music
Wolfgang Amadeus Mozart
Libretto
Emanuel Schikaneder
In German
Conductor
Henrik Nánási
Director
Robert Carsen
Tamino
Stanislas de Barbeyrac
Pavol Breslik

Erste Dame
Gabriela Scherer
Andreea Soare

Zweite Dame
Annika Schlicht
Dritte Dame
Nadine Weissmann
Papageno
Michael Volle

Florian Sempey

Papagena
Christina Gansch
Sarastro
René Pape

Tobias Kehrer

Monostatos
Andreas Conrad
Pamina
Nadine Sierra

Kate Royal

Elsa Dreisig

Königin der Nacht
Albina Shagimuratova

Sabine Devieilhe

Der Sprecher
José Van Dam
Erster Priester
Sebastian Pilgrim
Zweitter Priester
Paul Kaufmann
Erster Geharnischter Mann
Martin Homrich
Zweitter Geharnischter Mann
Luke Stoker
Drei Knaben
Solistes des Aurelius Sängerknaben Calw
Set design
Michael Levine
Costume design
Petra Reinhardt
Lighting design
Robert Carsen
Peter Van Praet
Video
Martin Eidenberger
Dramaturgy
Ian Burton
Chorus master
José Luis Basso

Orchestre et Chœurs de l’Opéra national de Paris

Coproduction avec le Festspielhaus, Baden-Baden

Surtitrage en français et en anglais

Podcast


about


Mozart’s last opera is a firework display that takes the form of a tale of initiation. A prince from a far‑off land in search of a vaguely suicidal princess rubs shoulders with a giant serpent, a boastful but cowardly bird catcher, the Queen of the Night and a seemingly tenebrous High Priest imposing strange rites of passage… From this improbable mixture emerges a magical and dramatic work that can be appreciated either as a marvellous tale for children or as the most profound meditation on life and death. After an initial production for the Aix-en-Provence Festival, Robert Carsen renews his relationship with Mozart’s operatic works after a gap of twenty years. His new perspective on the work brings to life a Magic Flute that is both refined and elegant: a sober jewel in which appearances often prove misleading…

パリの日曜日、バレー鑑賞

パリ在住のブログ仲間の方から、ロシア国立オペラのバレーの公演が日曜日で最終ということを教わりました。チケットもまだ手に入るからと薦められ、見に行くことができました。

チケットの購入はFNACTICKETに登録して、webで購入します。チケットは自分で印刷するか、発券するかを選びます。発券できるのは、フランス、スイス、の一部の地域。パリだと日曜日もやっているシャンゼリゼのFNACが便利です。

あとはFNACの営業時間に発券機に番号をいれ、自分のクレジットカードの下けたも入れるとチケットが表示され、それを発券します。web購入の際に出てきた番号をしっかりとメモしておく必要があります。これでサッカーのチケットも発券できるのです。

ピカソ美術館からst Paul駅に出て、一番線でそのまま、Franklin Roosevelt駅まで向かい、出たら、シャンゼリゼのほうにもどるとすぐにFNACがあります。デパートの地下一階になっていて、ヨドバシカメラのような場所です。IMG_2711 IMG_2710

チケットの発券機。備忘のために載せています。

見たのはこちら。

 

LA BAYADERE。インドの物語です。愛し合うふたりが国王とその娘によって引き裂かれ、恋人を奪われた娘は、悲しみと毒蛇によって亡くなります。残された男と国王の娘は結婚しようとしますが、神の怒りに触れて寺院が崩壊し全員死亡してしまいます。

場所は、Porte Maillot駅直結の施設、PALAIS DES CONGRES (PARIS 17)です。長年パリを訪れていますが、こちらの劇場もそして、メトロの駅も初めて、無事にいけるかどきどきでした。

バレーは歌舞伎やオペラと違い、一言も会話はありません。だから、各自の表情や仕種を感じ取り、舞台進行に合わせて楽しむために、席は前のほうがいいのです。物語は、美しく、優美で叙情的。はじめて見ても楽しめました。一番よい席で82ユーロでした。

今回、オペラ劇場で二公演、そして、バレーをみて、それぞれの客層がこんなに違うのだと、逆にびっくりしました。オペラは夜の7時始まりで、終演が11時半という、時間設定。仕事帰りの人というよりも、タクシーや自家用車で帰れる層です。日本では中島みゆきが夜会を夜八時からやっていますが、あれも特殊。次の日の仕事にも関わるし、七時くらいに始めて十時には終わって欲しいと思いました。