デンマーク戦の勝利と、オシムの言葉

本日6/25、午前3時半からの日本対デンマーク戦は、3対1で日本の勝利。FIFAのサイトでもベスト・パフォーマンスで、ゴールを導いたと紹介された。

まるで国をあげての戦勝気分だ。だが、実際に試合は始まったばかり、来週にはパラグアイ戦が待ちかねている。そんな、国中が浮かれて、#okachan_sorry のタグまで作ってコメントしている中、オシムは次の対戦相手についてのコメントを残している。

「一部の選手がワンマンプレー」「きょうは審判に助けられた」 と、辛口のコメントなのだ。これに対して、記事を読んだ人たちも、オシムの言葉を噛み締めている。

こ んなときに、さらに次のステップを目指す人は必要だし、勝利の喜びは、全部の試合が終わるまで、しまっておくべきなのかもしれない。これまでの岡田監督へ の批判もブレがないし、勝てばすぐに追従するマスコミ批判もしている。こういう本物の監督、会社でも必要な人材である。

4年前にはできなかった、ツイッターを通した意見の確認、交流などそれだけでも驚くべきことだと思う。これまでは、一部の人としかできなかったことが、100人もあるいは1000人以上も同時に共感しあえるのだ。

試合後、真っ赤に目を腫らしたオシムも、心の底では拍手をおくっていたのではないか。

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『アイアンマン2』ブロガー試写会に行ってきました

日本オラクルがご案内する 映画『アイアンマン2』ブロガー試写会イベントに出かけてきた。神谷町にあるパラマウントの試写室で、ゆったりと鑑賞する。

長年、米国系企業に勤務していたので、出てくる場面、そして登場人物の発言内容など、とても懐かしいことばかり。かなり忠実にアメリカのコングロマリット(複合企業)を再現していた。

アイアンマンこと、トニー・スタークは、オラクルのCEO、ラリー・エリソンをモデルにしているのではないかと、思われるくらいよく似ている。

日 本オラクルのエンドウ社長も挨拶をし、今日は上司を見るような気分で鑑賞します、と言った。広報室長の玉川さんは、自らがアイアンマンに扮装して、挨拶 し、上映終了後はその姿で見送ってくれた。なかなか親しみのある社風だ。そして、映画の始まる前に、簡単なプレゼンがあったが、その中で、オラクルとサン のロゴが並んでいるのを初めてみた。

Oracle - The Information Company両方のメーカーを知っているものには、複雑な感傷がある。

この映画の魅力の1つは、豪華な俳優たちだ。ミッキー・ロークが最強の敵役、そしてグウィネス・パルトロウ、スカーレット・ヨハンソンの秘書たち、主人公のロバード・ダウニーJr が、本当にいきいきとして、その役にはまり込んでいる。

もう一つの魅力は、スケールの大きさだろう。制作費はどのくらいかかったのだろうかと、検索し てみたら、2億ドル(約180億円)と報じられている。本物を再現しているというには、そのくらいお金をかけないと、納得できるものは、作られないのかも しれない。映画って、贅沢な娯楽ですね。アクションドラマを想像して出かけたら、米国企業および米国政府のやり方を思い出して、予想外に楽しめた。大人が 楽しめる一級の娯楽作品だと思う。

良い意味でも、悪い意味でも、アメリカという国のやり方がよく表現されているから、米国へ留学、転職を考えている方、必見ですね。

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