『訳あり+年末商品試食会in東京』

【ぐるなび食市場】のアフィリエイト提携プログラムで、『訳あり+年末商品試食会in東京』が本日開催され、出かけてきました。ぐるなびなどの通販サイトでは、8月からお節の予約が始まり、加熱気味です。

まだ暑いうちにはと、思っていたら、10月末のタイムリーな開催でした。日頃、お節の食べ比べをする機会はないので、楽しみにでかけました。

試食会の参加メーカーは、
【お節】とんでんぐるなび食市場店、濱登久、たん熊北店ぐるなび市場店、フランス料理ビストロやま、銀座クルーズ、ドリンク屋くるなび食市場店、計6社
【ワイン】京橋ワイン、銀座クルーズ、計2社
【クリスマスケーキ】シェリーブラン、宇治久右衛門、計2社

会場は、ぐるなび本社の会議室で、ごちそうが並んだ姿は壮観でした。
お節の見事さ、お正月気分になれます。

とんでんぐるなび食市場店、アワビを贅沢に使っています。


濱登久、優しい味付けでした。ひとりお節も用意しています。


たん熊北店ぐるなび市場店、老舗ならではの味わいでした。

これだけのごちそうを採点しならがらいただくは、結構忙しいです。もう少し、時間があったらと思いました。今年のお正月には、こちらの中から、選んでみたいと思いました。

ワインは、お節にあうものということで、提供されましたが、銀座クルーズの、オリジナルワイン、シャルドネが美味しかったです。チリ製ですが、イタリアワインと較べても、品質が高かったと思いました。

スイートは、シェリーブランのフルーツタルト、フルーツの味が生きています。
そして宇治久右衛門の抹茶チョコレートケーキ。濃厚なお味でした。いずれも訳ありで、お安くなっています。

目にもお腹にもごちそうたっぷりな時間でした。これだけあると、全部いただきたくなります。

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能楽研修発表会、第二回 青翔会に行ってきました

千駄ヶ谷の国立能楽堂では、さまざまな能楽の公演が行われています。初めての方向けには、能楽鑑賞教室があって、中学生、高校生向けですが、一般の方も入場できます。親切な解説付きで、わかりやすく、演目も退屈しないようになっています。6月の観劇記はこちら

その一方で、今度は舞い手側の「能楽研修発表会」があります。こちらは、各流派の若手能楽師たちが日頃の稽古の成果を発表するもので、昨年から、有料化され、席も指定席になりました。それ以前は、入場するために並ぶ必要があったので、余裕をもって、出かける必要がありました。有料化といっても、正面1500円、脇正面1000円というの破格なお値段。若手能楽師といっても、格流派から選ばれた人、それぞれに型があり、見応えがあります。狂言、舞囃子(装束を付けない舞)と続きます。

seisyokai

今回の見どころは、能「乱(みだれ)」。宝生流の「猩々(しょうじょう)」は何度か見ていますが、観世流の乱は、「猩々」において中ノ舞(ちゅうのまい)を舞うところを、乱という遅速の変化に富んだ舞を舞うものだと、聞いていました。

この演目は、シテ方、井上裕久さんがつとめました。日本能楽会員で、この国立能楽堂養成研修講師でもあります。

いつものように赤い衣装の「猩々」が現れ、楽しそうに踊るのですが、いつもと動きが違います。能楽の特徴のすり足ではなく、つま先で歩いたり、足の裏を見せたり、軽快に明るく,楽しそうです。こんな能楽もあるのですね。新人の発表会の最後の演目らしく、目出たさに溢れていました。

実は、今回の能楽鑑賞の前に、知人から、これを読むと能楽が違って見えるといわれた、渡辺保さんの「能のドラマツルギー」

(文化デジタルライブラリーからの引用)
晴れ渡った空に、月や星がまたたくなか、芦の葉にそよぐ風を笛の音のように、打ち寄せる波を鼓の音のように聞いて、猩々は舞います。ここでは太鼓にあわせ て「中ノ舞(ちゅうのまい)」が舞われますが、「乱(みだれ)」という舞が舞われることも多く、足拍子を踏まずに抜き足やつま先で横滑りするような足づか いなどを見せ、酒に酔った猩々が、ふわふわと波に漂いながらたわむれる姿がよく表されています。その場合は、演目名は『猩々乱(しょうじょうみだれ)』や 『乱』となります。

この能楽研修発表会,次回は2014年3月10日 月曜日 16時からです。お楽しみに。

 

料理研究家 松田美智子先生のトークショーに行ってきました

日本橋三越本店で、開催中の「もてなし上手の良品100選(10/22まで)」。松田美智子さんの推薦する今様ダイニングにあう調理器具をご紹介しています。そして、10/19は、お料理の実演も交えたトークショーがあるので、出かけてきました。

教わったのはフランス製の磁器の土鍋レヴォルを使って、ご飯を炊く。お米の研ぎ方から、秘密があった。洗ったお米は、10分くらい、水に付けておく。するとお米の中まで、浸水してふっくらと炊きあがる。そして、ザルにあげておく。新米なら、米400gに対して、水の量は350g。固めのご飯のでき上がり。

電磁器に載せて、2、3分くらいすると沸き立ってくるので、鍋底と、鍋上をかき回して、上は平らにしておく。余熱で8から10分でご飯ができる。各家庭の電磁器の癖もあるから、一度は失敗しても、めげずに自分の時間を発見すればよいそうだ。

もう一つは肉じゃが。こちらは自在鍋で牛肉を炒め、それをペーパータオルの上に上げて、余分な油脂を吸い取らせる。ジャガイモは皮をむいたら、大きめの乱切りにし、面取りする。乱切りにすると表面積が大きくなって、煮物に味が滲みる。面取りしたジャガイモも、とろみになるのでいっしょに炒めるのがポイント。

調味料は、さしすせその順番で入れ、足し算しかできないから、量は控えめにして、後から付け足す。肉を取り出したら、今度はジャガイモを炒めて、水を加え、砂糖大さじ2、後から薄口醤油大さじ1を加える。

これをレヴォルの鍋に入れて、220℃のオーブンで20分調理する。オーブンを使う、その間、手があくので別のことができる。

じゃこをフライパンにいれ、後からごま油を加えて、手早く炒める。炒ったものは、冷蔵庫に保管して一週間くらいもつ。こちらも、ペーパータオルの上に広げて、余分の油は取り除く。先ほどの新米ご飯にまぜても美味しい。大葉の切り方も教わった。丸めて、細か刻んだら、水に浸してアクをとる。こちらもペーパータオルで包んで、ぎゅっと絞り、後は手でちぎって器に入れると、ふんわりとした仕上りになる。

短い時間で、たくさんのヒントを貰えた。こちらの教室に8年くらい通っていたが、今日の先生はとても、優しかった。10/22 火曜日まで、開催中。お料理に便利な道具が揃っていて楽しい。

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facebookにはさまざまな世界がある、それを楽しめるか、だと思う

2009年からアカウントをもっていたが、何か投稿しても、ほとんど反応がなかった。そのとき、わたしは、ツイッターの機関銃のように流れるタイムラインをイメージして、「いいね」 のたくさん付いている友だちが羨ましかった。

時は流れ、昔のMLや趣味の仲間たちが、ここに流れ込んで来て、一気に友だちが増えた。大部分がリアル友だちだから、コメントも書き込んでくれる。すると、周りが少し見えてきた。

食と食文化について語る会、写真について思いをいう場、本を紹介するグループ、面白そうな部活動があちこちにあって、そこでは、まだあったことの無い人たちが、情報を交換し、真面目な討論を交わしていた。

facebookには、そういう小宇宙がたくさんあって、人工衛星や、宇宙ステーションが存在する。地球に住む人には、想像できない世界がある。時間や場所を超えて、この交流というのは、人間のもっている特性の1つなのだ。

 

 

 

 

 

 

新しいことを知ること、憧れの人と知合いになること、そして、意見をいったり、アドバイスを貰ったりしている。開かれた世界だから、同じ趣味や主義の仲間と繋がることも容易だ。核となる人がいて、その周りに集る人のなかに、心の友を見つけることもできる。これまでは、そういう出会いは、特別な稀なことだった。それが、一晩で、知合うことができる。

もちろん、言葉を積み重ねているのだから、自分とは合わない人も出てくる。それもいいではないか。大人のたしなみ、大人の愉しみだと思えるようになった。空の写真を毎日撮るようになって、自然の移り変わりに、敏感になる。雲の動きで、幸せになれる。

何が大切で、何が真実なのか、常に考えながら暮らしている。これもあの大震災を経験したからなのかもしれない。

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隅田川で、パリに出会う

すみだリバーサイドホールで開催中の「ぱらぱら北斎 漫画カフェ ~北斎を知ろう」を見るために、浅草で降りた。そこは、いきなり、スカイツリーが見えて、みんなが写真を撮っている。

隅田川を挟んで、北が台東区、南が墨田区。すみだリバーサイドホールに行くには、吾妻橋を渡ることになる。ここの景色をみていると、パリみたいだと思った。

時間帯がよかったのかもしれない。16時半過ぎ、夕暮れの少し前で、辺りは、雲がかかっていた。

川が流れていて、船が行き来するのが、パリ、セーヌ川のバトームッシュに見えたのだ。近くにはスカイツリーも見えて、こちらはエッフェル塔。

 

飛行機に乗らなくても、パリと出会える町なんて、観光名所にしたらいいのにと思った。川の近くは、それだけでわくわくする。船が絶えず行き来しているのをみていると、本当に飽きない。隅田川の南にはあまり出かけたことがなかったが、江戸を感じた。

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「うたかたの日々」、特別試写会に参加しました。

先日9/29のスゴ本オフの第二部は、「うたかたの日々」ディレクターズ・カットの特別試写会でした。おとぎ話のような幸せに包まれた若いカップルが、妻の不思議な病のために、破滅していきます。夢の続きの現実を突きつけられて、繊細な心をもつ人は、苦しむのでしょう。切ないラブストーリーです。原作者、ボリス・ヴィアンの略歴をみると、主人公のコランを思い出します。持っていたものを突然失って、ひとはそれからどのように生きていけるのでしょうか。2013年の今みても、色あせない夢の世界でした。

映画は10/5から上映中。

今回の試写会、早川書房、光文社から、それぞれ映画の原作本を差し入れていただくという豪華なものでした。運よく、二冊ともいただき、両方を読み比べながら、映画の余韻のようなものを楽しみました。ぜひ、原作をお読みになることをお薦めします。

映画だと、当然ながら、パリの風景、それも裏道だったり、暮らしている人目線で、つぎつぎと現れます。これは、本の行間を読むより、強烈な印象があります。2月に出かけたパリの、あの街角だとあの風景だと思いながら、楽しんでいました。フランスの映画を久しぶりに見たように思います。大人になる前の、空想の世界、それも原作に忠実に画像で表現してくれています。原作のこの場面は、こういう表現をしているのだ、など、思い出しながら、二度楽しみました。

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スゴ本オフ、「Love」に行ってきました

前回の「アイドル」、佐渡にいたので参加できず、久しぶりのスゴ本オフでした。

今回は二部制。第一部がスゴ本、第二部が試写会という、二倍楽しい会でした。「Love」がデーマで、
わたしが紹介したのは、安井かずみと森瑶子。すでに故人ですが、70年から80年にかけて、時代を駆け抜けて来た人です。若い人にも知ってもらいたいと、持参しました。

私のなかの愛安井 かずみ著
学生時代、楽譜を買いに行って、ふとした偶然で、作詞を始める。その後、加賀まりこと親友になり、二人で初めてパリに出かけた。フランス語でたくさんの恋をして、フィレンツェで結婚式をあげ、一年半で離婚。日本に帰ってきてからは、沢田研二の作詞をして、「危険なふたり」、「私の城下町」などのヒット作を次々と発表。

実生活では、加藤和彦と再婚し、理想的なカップルといわれた。その彼女が、まだ結婚前の孤独や、思いや、伝わることのない愛について語っている。愛について、読み解く本。

恋愛論 森 瑶子著
芸大のヴァイオリン科を卒業し、イギリス人と結婚。広告代理店に勤めていたが、知合いの池田満寿夫が芥川賞を取ったのを期に小説を書き始める。その「情事」がすばる文学賞受賞。

三人の娘に恵まれ、男の女の恋愛についての小説を多数発表。その切り口は鋭く、恋の終わりの描写には定評があった。お料理上手としても知られていて、ご近所に住んでいたひとによるとふつうのおばさん。女性のためのセミナで一度、お会いしたことがある。ゴージャスな装いのマダムだった。この恋愛論は、ミス家庭画報に連載したものを収録している。結婚前に読んでおくとよいと思う。

さて、スゴ本オフの内容だが、今回もほしい本が続出。前々から気になっていた尾崎翠をいただいてきた。

他にも99通りの表現のある「文体練習」

また、坂口美千代のクラクラ日記

そして、ペアで読む坂口安吾の青鬼の褌を洗う女

他にも、死ぬ間際のひとつの望みを叶えるという「MOMENT」

まだまだ紹介が尽きません。
現場から丁寧に実況してくれたスバビタさんのツイッターに感謝です。