日本橋七福神めぐりに行ってきました

六本木ヒルズのライブラリーで「江戸から学ぶ会」を主宰していますが、1月の定例会は、日本橋七福神めぐりでした。

七福神は、東京のあちこちにありますが、日本橋はコンパクトにまとめられているのが、特徴。日本橋葭町の芸者衆が着物姿で回れる近さで、平坦な道ですので、年配の方も大丈夫。

今回は、水天宮が最後だったので、小伝馬町3番出口から、出発しました。
1. 宝田恵比寿神社 10月にべったら市
2. 椙森恵比寿神社(富くじの富塚あり)、境内は広め
3. 小網神社 福禄寿・弁天財。広重の名所江戸百景にも小網町あり
4. 笠間稲荷 寿老神、狐の稲荷塚あり
5. 末廣神社 毘沙門天、吉原の守り神だった
6. 松島神社 大国神、グッズが充実
7. 茶の木神社 布袋尊
8. 水天宮 弁財天

という順番で回りました。恵比寿様が二つもあって、ご利益も倍増。
http://www.ningyocho.or.jp/walk/walk.html

時間は1時間半くらいで全部回れます。最初は、わかりずらいので、地図を貰うといいでしょう。1/1から1/7までは、はとバスツアーもあるようです。

途中、創業文久元年というお菓子屋さんを発見したりして、なかなか楽しいお参りでした。最後の水天宮で、日曜日の戌の日ということで、入場制限をしていました。長い列に並んだのですが、意外とスムーズに流れて、三十分くらいで入れました。松の内はもっと並んだそうです。

水天宮のあとは、ロイヤルパークホテルでランチ。こちらはインターネットで事前によやくすると、サービス料が無料になります。わたしたちは、中華料理の桂花苑を利用しましたが、奥まった部屋を用意していただき、感激しました。

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あすなろブログの新年会と、江戸の話

1/15 金曜日、渋谷で開かれたあすなろブログ新年会に参加しました。日頃、個人個人がブログをあげているわけで、こういうみんなとお会いできる会は貴重です。この日は、別のイベントとも重なっていたのですが、こちらを優先しました。

嵐の振り付けがあったり、五十嵐順子さんの著作プレゼントがあったりと、もりだくさん。あっという間に時間は過ぎて行きました。

twitterを始めるきっかけになったのもあすなろブログの仲間ですし、生活の一部として、機能しています。関係者のみなさまに改めて感謝です。

 

週刊江戸が発行されて、今年は江戸ブームがくるのではないかと、お話したら、江戸のまち歩きにもみなさま関心を持ってくれました。現在、一月に一度、江戸のまち歩きを実施しています。

この江戸と、明治の明確な区切りはなくて、同じような物を食べ、文字を書き、暮らしていました。昭和と平成が同じように、政府は変わっても、人々の暮らしは連綿と続き、生活習慣なども昭和20年くらいまで、変わらず続いていたようです。

戦後、新しい日本に変わった。そして、わたしたちは、新しい日本に生まれた、というわけです。

ですから、江戸を学ぶことは何か懐かしい気がするのでしょうね。この新年会の後、弊社の江戸の古文書講座にも、お問い合わせをいただき、感激しています。 IT企業で働く方も、江戸のことを学び、今を生きるヒントがたくさん発見できると思います。

お正月は松の内まで、2000年問題を振り返る

2010年が始まった。10年前には、コンピュータが誤動作するかもしれないという2000年問題があった。webの担当だったので、1/31も出社し、1/2の早朝にシステムが問題なく動いているか、業者さんへメイルを送ったり、注文を流したりしてみた。

この年、同窓会はエンジニアが多かったので、1月ではなく、2月に延期され、また、飛行機もチケットなどのコンピュータシステムが誤動作する恐れありと、年末年始を避けて旅行した。

あれから10年、ひと昔というが、あっという間だ。次回、2038年にも同じことが起きるのか、ちょっと心配もある。

さて、2010年のお正月は、親戚が集まって、ごちそうを食べ、賑やかに過ごした。本日、1/6は、恒例の歌舞伎見物。今年は国立劇場で、菊五郎座長の初春歌舞伎公演、 初春歌舞伎公演「通し狂言 旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」を見た。

新春歌舞伎は松の内、7日までに行くとよい。初日の三日は鏡開き、七日までロビーでは、獅子舞を見せてくれる。正月の伝統行事を見ると、一年の始まりが折り目立たしくスタートできる。

この歌舞伎、復活狂言で、名古屋開府400年記念事業実行委員会が広報協力しているという、珍しいもの。見ている人は、どなたさまも初めてなので、筋を追いながら、宙釣りを楽しみながら、わくわくと過ごす。

歌舞伎は堅苦しいものと、思われている人もいるが、それは誤解。庶民の娯楽で、涙と笑いが溢れている。今回、三階席で見たが、宙釣りなのでちょうどよかった。ひとり2500円、二人でみても5000円の楽しみである。映画だって、指定席ならこのくらいはかかるだろう。

半蔵門の国立劇場は、帰りのバスが用意されている。新橋、東京駅南口、渋谷、新宿とそのまま帰れるのがいい。