お正月は松の内まで、2000年問題を振り返る

2010年が始まった。10年前には、コンピュータが誤動作するかもしれないという2000年問題があった。webの担当だったので、1/31も出社し、1/2の早朝にシステムが問題なく動いているか、業者さんへメイルを送ったり、注文を流したりしてみた。

この年、同窓会はエンジニアが多かったので、1月ではなく、2月に延期され、また、飛行機もチケットなどのコンピュータシステムが誤動作する恐れありと、年末年始を避けて旅行した。

あれから10年、ひと昔というが、あっという間だ。次回、2038年にも同じことが起きるのか、ちょっと心配もある。

さて、2010年のお正月は、親戚が集まって、ごちそうを食べ、賑やかに過ごした。本日、1/6は、恒例の歌舞伎見物。今年は国立劇場で、菊五郎座長の初春歌舞伎公演、 初春歌舞伎公演「通し狂言 旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」を見た。

新春歌舞伎は松の内、7日までに行くとよい。初日の三日は鏡開き、七日までロビーでは、獅子舞を見せてくれる。正月の伝統行事を見ると、一年の始まりが折り目立たしくスタートできる。

この歌舞伎、復活狂言で、名古屋開府400年記念事業実行委員会が広報協力しているという、珍しいもの。見ている人は、どなたさまも初めてなので、筋を追いながら、宙釣りを楽しみながら、わくわくと過ごす。

歌舞伎は堅苦しいものと、思われている人もいるが、それは誤解。庶民の娯楽で、涙と笑いが溢れている。今回、三階席で見たが、宙釣りなのでちょうどよかった。ひとり2500円、二人でみても5000円の楽しみである。映画だって、指定席ならこのくらいはかかるだろう。

半蔵門の国立劇場は、帰りのバスが用意されている。新橋、東京駅南口、渋谷、新宿とそのまま帰れるのがいい。

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