やる気になれないときは、30分レビューが効く

今年の夏、冷房なしを継続していた。生温い空気の中で、集中してやらなければないことも多かった。

そんなとき、気分を切り替えるには【30分レビュー】が効果的だ。

用意するもの、PCのテキスト入力ソフト、あるいは、真っ白な紙一枚。

1. 気持ちを切り替える
2. 今から楽しく、【30分レビュー】を行なうのだ、と考える
3. 文字通り、30分間だけ。それ以上はしない
4. (PCか、紙に)、今、自分が置かれている立場を書き出していく
5. 自分の強み、持っている資産(お金、時間、人材など)を書き出す
6. 思い出しながら、正確にかく
7. 絶望的、否定的にならないこと。何もないなら、創造すればいい
8. なりたい自分を書き出す、こちらは制約なし、制限なし
9. それが手に入ったら、どんな行動をするかを書き出す
10. タイマーをかけ、30分間だけ。そこで止める

この効用は、まず、一人ブレーストーミングのように頭を活性化させる。記録、書くことで、さらに意識下にインプットされる。

何もないと思っていた人が、両親の住む家を相続して、売却したら、資産家になるかもしれない、などと気づくことが大切。目先のことばかりに、捕らわれずに、大局を見るのだ。

仕事が楽しくなかったら、あるいは、一緒に過ごす仲間がいないと気づいたら、転職や起業も視野に入れよう。楽しい仕事をやって、成果を出すことは、当たり前。苦痛になるのは、おかしいことなのだ。

できたら、毎日、30分間、自分のためにレビューをしてみよう。わからなかったことが、見えてくる。仕事の棚卸しではなく、自分の生き方を創造するレビューである。

願わなければ、何も叶わない。信念をもって、それを成し遂げようとすれば、何でもできる。日本が飽き足らないと思えば、シリコンバレーに行くこともできる。年齢による制限も、たぶん海外では無用だ。

私の場合、30分レビューをやってみて、気づいたこと。芸術、美術、音楽などの知合いが、とても多いこと。オペラ歌手や、洋画家や、アーティストの友だちがたくさんいる。

その一方で、IT関係の友だちも多い。この両方に友だちがいる、という特異な立場は、ビジネスチャンスも数倍広がる。みんなも、気づいていないだけで、人脈、金脈、仕事脈を持っているのだ。

 

映画、『ベニスに死す』の試写会に行ってきました

8/27は、午後3時頃から猛烈な雨、少し早めに家を出て、駅に着く頃には土砂降りになっていました。

そんな天気の中の映画、『ベニスに死す』の試写会。たぶん、この映画でなかったら、出かけなかったかもしれない。1971年製作ということで、今年が40年目。昔見たときから、そんなに年月が経っているのでしょうか。

今では、イタリア語も少し分かります。行ったことのある場所、それも場所が特定できるのがうれしい。こういうことが、大人になったということでしょうか。

131分と、昔見たよりも長いのです。DVDも持っていますから、見たことのない場面に、どきっとしたり。タジオの神々しいまでの美しさと、それに捕らわれる主人公アッシェンバッハの苦悩、歓び。

ヴィスコンティ監督がどんな人なのか、どんな意図で作ったのか、そういうことは、昔は考えもしなかったのです。

 

うまくいえないけれど、過去と未来と、そして現在が、交わっているような、あるいは、ミルフィーユのように重なり合っていて、一部は共有しているような気もします。

マーラーの交響曲がすてきなので、先にこちらを聴くほうがなじみやすいかもしれません。

ぜひ、ごらんになって、ヴィスコンティの耽美な世界に遊んでほしいです。

サッカー場でみる試合も大切、柏が首位に返り咲く

8/6 土曜日、日立柏サッカー場で行なわれた、横浜マリノス vs 柏レイソルの試合に出かけた。高校時代の有志が集まってサッカー部を作り、定期的に観戦している。

今回の試合を決めたのは5月、そのときは、これが首位決定戦になるとは思っていなかった。日立柏のチケットは完売。飛び入り参加の仲間は、結局チケットが買えなくて、サポーターたちと居酒屋の大画面で観戦したという。

久々に柏に出かけた思ったこと。やはり、サッカーはわざわざ出かけてみるものだということ。テレビの放映もあるが、スタジアムの隅々までは映せない。25番の中村俊輔が、やや疲れて、走らないで歩いて戻るシーンや、ゴールキックの絶妙さを堪能できる。

早期割引で、この試合2500円。ゴール前の前から4番目。申し訳ないようなすてきな席だった。J2になった千葉ジェフは、指定席が4000円。スタジアムの維持費も入っているのだろうか。

サッカーは試合だけでなく、サポータの応援合戦、ボールが来ない間のキーパーのポジションなど、見どころはたくさんある。サッカーの得点は、あっという間に決まるし、シュートがきわどくだめなこともある。

45分間、みているだけでも緊張して、疲れるのに、選手たちはプロとはいえ、さすがだ。ロスタイムも、得点を入れるチャンスだから、最後まで息が抜けない。

試合は柏が2対0で勝利、首位に返り咲いた。両チームとも、すばらしいかったと思う。J1の首位争いだから、当然なのかもしれないが、手抜きなしで、走り回っていた。

わが家でゴーヤが採れました

今年の夏は節電がテーマ。冷房なしの生活を継続中。もともと、風の通る家なので、カーテンやブラインドを太陽の進む向きに合わせて、開け閉めする。外から帰って来たとき、ひんやりとするから不思議だ。

そして、もう一つのテーマは「緑のカーテン」 。こちらも知合いから分けてもらったゴーヤの苗を三階のベランダにプランタンに設置する。毎日、水やりしていたのに、大きくならないと思ったら、肥料が足りなかった。

いただいた三種の肥料を与えると翌日から花が咲いた。この現金な植物界、と思う。花が咲くと、虫どもがやってきて、運がよいと実になる。こちらが第一回目の収穫物。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分のベランダで、ゴーヤが採れるなんて、昨年までは想像もしなかった。さっそく、別のゴーヤと合体して、炒め物を作る。ゴーヤの種はスプーンですくい、苦みの嫌いな人は白い綿の部分を丁寧にのぞく。

それを4センチの拍子切りにして、まずごま油をねっしたところに加えていためる。わが家では、ここでだし昆布の千切りにしたものも加える。ゴーヤが色が鮮やかになったら、トマトの角切りを加え、塩こしょうする。最後に卵を溶いてかき混ぜる。

トマトと卵が入ると、苦さが緩和されて食べやすくなる。残ったものは密封容器で保存して、冷たいままもおいしい。

今年の夏は新しい楽しみが生まれた。朝晩の水やりも、子育て同様、手が抜けないのだ。