できないことが、できるようになる瞬間

いままでずっとできなかったこと、わからなかったことが、一瞬にして解決することがある。それは、幸運に助けられるということもあるが、たいていは自分が答えを見つけ出す。

なぜそんなことができるか、といえば時が解決してくれたといかいいようがない。もしかしたら、答えは最初から自分の中にあったのかもしれない。

難しいと思ったとき、心の中の答えに蓋をしてしまっている。もっと柔らかでしなやかな心を持とう。

友だちからブログを始めたいと相談を受けて

知合いの洋画家、同級生なんですが、最近、時間が取れそうなので自分のことを語りたくなった。ついてはブログというものがあるらしいが、どうだろうか。という相談です。

2005 年1月から10ヶ月間、ビジネスブログセミナという、企業側からみたブログの意味を検証するセミナを開催していました。そんなわけで、質問してきたので しょう。先日のRTCカンファレンスでも話題になりましたが、スパムコメントが多すぎて、肝心のコメントやトラックバックを禁止しているブログもありま す。 今、ブログというものの意味や価値をどうやって伝えたらいいのか、少し迷いました。

1. ブログを書くことで、自分を表現できる
2. 書いたブログを読んで、それに関心ある人々が集まる
3. 知らない人との出会いがあり、自分に近い人との交流が始まる

さて、これにふさわしいブログを推薦してくれといわれて、また考え込みました。

そして、回答したのがアメブロとはてなでした。一番人気のアメブロと通好みのはてな。どちらを選ぶかは本人の趣味の問題なので、それから先はご自分で決めてください。

この回答二年前には違うことを解説していたような気がします。ブログが生活の一部になるまで、まだまだ大きな変化の中で過ごすことになるのでしょう

 

ブログ限界論と、それでもブログを続ける意味を考える

上原さん保田さん主催のRTC勉強会に出かけてきました。議題は『ブログ限界論』。上原さんはこのブログを書いて、非難轟々、でも盛り上がったのはよかったのでは、なんて楽観論もあったりして、始める前から、笑いを取っていました。

私自身は、ブログを書くことで知合いになれた方々が、大勢いて、いまでも付き合いが続いています。普通では会えない人と出会えた幸運、素直に感謝しています。

そして、どうしたら面白くなれるのか。やはり読んでくれているという手応えがいちばん嬉しいです。毎日、寝る時間を削って書いている人もいるわけだから、共感したら、コメントを書いてあげると、また続けようという気になります。

そんな心の交流が、毎日を支えてくれるのでしょう。単なる流行に終らせずに、自分と他の世界を繋ぐ架け橋のような存在にしたいですね。

秋葉原で愛を叫んだ、みたいな休日でした。

友だちの作り方

今日から新しい習い事を始めた。会場に出向いてみると、ひとりお待ちになっている。年齢は自分より少し下のようだ。

まず、挨拶をすると、きさくな方らしく横浜から来ていることなどを教えてくれた。定員6名のコースが二人だけというのは、幸運なことだ。

先生から、お友だち同士ですか、と尋ねられる。もしかしたら、雰囲気が似ているのかもしれない。打ち解けた気分で二時間の講座が終わり、帰りにお茶しましょうと言われた。

基本的に、好きではない人と義理で付き合うことはしないが、この方は感じのよい方なので、初回だからと付いて行く。途中で買い物をして、オーガニックコーヒーをいただく。

さて、【友だちの作り方】

1. 挨拶は丁寧に、自分ことは控え目に語る
2. 気が合いそうな方とは付き合ってみる
3. 名前を覚えて、名前で呼び合うと親しさが増す
4. 共通の趣味があると、さらによい
5. 自分の自慢はしないで、相手の話を聞く
6. 今日は楽しかったと、なんども繰り返し、言う
7. 別れのときも丁寧に挨拶をかわす

どれも基本の中の基本のようなことだ。それでも相手が気持ちよく過ごせたらいいと思う。

15分でできること

仕事ができて、めちゃくちゃ忙しい人との打ち合わせ、30分も取れそうもない。そんなときどうするか。

1. 打ち合わせを諦める
2. 次に打ち合わせできるまで待つ
3. 車で移動中に、同乗して打ち合わせをする

3もいいが、落ち着かないし、タクシーだと秘密の話ができない。

そこでお薦めは15分ミーティング。ちゃんと時計も持参して、質問したいこと、説明したいことを用意して、会ってもらう。

彼/彼女の席まで出かけて、15分間、濃縮された時間を過ごすと、こちらがやるべきこと、相手ができることがしっかりと分かってくる。

この15分という時間、細切れの時間だからと埋もれさせてはいけない。食事だってできるし、プレゼンの予行練習にもいい。

毎日の生活は些細なことの繰り返しだから、こういう時間を有効につかうと、活きてくる。

お気に入りのワイン、ありますか

ワインの収穫年について、最新情報を仕入れてきました。

2003年が100年に一度の年といわれるくらいいい年
× 2004年 イマイチ
2005年 かなり良い
× 2006年 イマイチ
2007年 どえらく良さそう

お近くの酒店、量販店で買い物の際、チェックしてみてください。ボジォレーヌーボーより前に、 ノヴェッロというイタリアの新酒を味わう会があります。今年は11/6に開催されました。こちらは、フランスより暖かいのでいち早く新酒が味わえるのだそうです。

知合いの先生が書かれたブログ、参考になります

仕事の合間に旅をする法

締切が迫っていても、納期に追われていても、旅することを考えるとしばし癒される。今日は、こんな地図検索サイトを発見して、旅してみた。地図を手がかりに、さらに詳細なサイトへと導かれる。

気がついたら、あっという間に時間が経っていた。でも、愉しい。気分を変えるには十分な試みだった。

仕事に戻らなくちゃと思いながら、旅心に火がついた感じだ。イタリアに行きたいなあ、と思う。この時期、特に知り合いが次々と出かけているので、そう思うのかもしれない。

イタリアまで一時間くらいで往復するツールはないものか。

語学の勉強って、モノになるの?!

英会話学校最大手Nが経営破綻して、連日ニュースになっているが、語学の勉強って本当に身に付くのかといつも考えてしまう。

中学から大学まで、10年間も英語を習っているのに、とっさに簡単な英語フレーズが出てこないという人、いませんか。

米国系外資にいたので、よく分かるのだが、アメリカやヨーロッパに出張させられるお客様や技術者はみな英語ができるので、日本人は英語ができるということになっている。だから、分厚い英文マニュアルを翻訳しようとすると、莫大な見積り金額をみて、外人上司はいうのだ。

『日本語は必要ないのでは。他のアジア・パシフィック地区では、全部このマニュアルを使っている。日本人だって、会議や出張でよく会うけれど、みんな英語は話せて、文章もかけるよ』と。

こういう外人の上司と真っ向からけんかするのはムダなことなので、こんなふうに答えた。

『たしかに、日本人は辞書を引きながら、時間をかければ、英語を読めます。だが、日本の競合は最初から日本語マニュアルを用意しています。時間に追われたエンジニアはどちらの製品を購入しますか』と。

す ると、なんとなく納得してもらえるのだ。語学の勉強は第一がモチベーション、異性の友だちができれば、彼あるいは、彼女と恋や人生について語りたいから、 一生懸命、言葉を覚える。日本で口数の少ない人は、学習で会話が上達することはまずない。必要がないから、不安にもならない。

その一方で、おしゃべりで、好奇心のある人はかなり話せるようになる。聞いて、聞いて、と叫んで相手に聞いてもらうのが、必要な人種だ。こういう人はよい指導者につくと、どんどん上達する。

ふだんの生活がどっぷりと日本語漬けで、一週間の数時間しか英語を話さないとしたら、なかなか思うようには頭に入らない。自動車免許の集中講座のように、語学も集中して学ぶと効果が出る。

言 葉を学んだその先に何をしたいのか、そこが明確になっている人は、強い。やりたいことに向かってまっすぐに進めばいいから、上達も早いのだ。一番困るの が、授業料だけ払い込んで、すっかり習ったような気分になっている人。語学の勉強に王道なし、というわけで、やはり反復と継続を自分の力で続けないといけ ない。

 

2つの魅力的なイベントから、どちらを選ぶかで人生は変わるのだ

来週の週末、非常に魅力的なイベントが2つ重なっている。できることなら、両方とも参加したいくらいだ。

現時点では、どちらもまた選択の余地があるので、決めかねて、放ったままになっている。悩ましいが、これという決め手がないのだ。

大好きな知合いが参加すれば、そちらに方にいくのだが、知合いはみな都合がつかないという。一人でも出かけてしまえば、愉しい会なのだが、と逡巡している。

 

こんなときは、もう悩むのを止めて、タイムリミットの11/19まで待つことにしよう。それまでの間に、人間の力では逆らうことのできないような出来事が起きるかもしれない。

【教訓】 迷ったときは、一時的だが、静観することも大切。本当に必要なことなら、向こうから飛び込んでくるはずだ。むだなことにじたばたしない。

毎日の生活で、自己解放できていますか

自己解放というのは、あるがままの自分を見つめ、抑圧されることなく、表現することです。

何か問題にぶつかったとき、自己解放できているひとは、恐れることなく、また、卑屈にもならずに、なぜそうなるのかと、問いかけることができます。

所 詮、世の中は知っているか、知らないか、ですから知らないことは聞けばいいのです。自己解放ができていないと、新しいOSや、新しいマシンについて、素直 に尋ねることができません。したがって、欲しい情報もわからないし、そこにたどり着くのに膨大な時間が掛かってしまいます。

仕事の上でも、同じでしょう。知らないことは恥ではありません。聞かずに間違った方向に向かう方がずっと困ります。だから、自分のことを分析して、自分を愛している人なら、表現することはたやすいはずです。

芸術家はこの自己解放ができないと、作品が描けません。プログラマーも同じでしょう。クリエイティブな仕事に携わっている人はみな、自己解放を知らず知らずやっています。

明日からは週末、ゆったりとした気分で自分のことを見つめ直してみると、新しい発見があるかもしれません。