一年間に12回のチャンスあり

元旦には、誰もが人生をみつめ、これからの生き方などを考えると思うが、実は、そんなチャンスは毎月ある。

本当は、やりたいときがハイタイム(最良のとき)なのだが、毎月の月初をそれにあててしまう。つまり、月末か月初に、これまでの生活をリセットして、新しいことを始めるといい。

基本ルールは三つだけ。

1. 捨てる
2. 止める
3. 始める

わたしたちの生活って、捨てることをしないで、始めることばかりしているから、英会話の教材や、ダイエットグッズや、人気ソフト、積んである流行本などが溢れかえっている。

そこで、今日か、明日は、こんなことをしてみたらどうだろう。

1. 捨てる

机の上にモノをおかずにすべて捨てるか、しまうか判断する。20枚集めると何かもらえるチケットなど、本当に必要か考えてみよう。

DM、書類、メイル。これらも今いらなかったら、今後いらない。領収書などは日付ごとに保管する。

一年間、使わなかったものは、今後も使わない。洋服も生活スタイルが変化したら、いらなくなるものがある。学生から社会人、あるいは、会社員からフリーランス、そのときの生き方に合わせて、不要なものは思い切って捨てる。すると、なにかが入ってくる。

2. 止める

不要なメール、ML、ニュースメイルは、どんどん止めよう。タイトルをみるだけでも時間コストがかかっているのだ。これも仕事がかわるといらないものが出てくるはず。

雑誌購読。読まなくなった雑誌は、止める。目安は二三ヶ月分、開封もしていないようなものは、即停止。それがなくてもあなたは少しも困らないはず。

決して参加することのない、団体、会員、コミュニティ。止めることで、本当に必要なものがみつかる。

3. 始める

上記の1と2が完了すると、必然的に時間、気持ちの余裕ができてくる。そこで心が欲することを始めたらいい。習い事でも、いったんまわりがリセットされているので、余裕があるから続くことが多い。

というわけで、本日はフィールドディーで、片付けものします。

 

何かが停滞していると思うときは、風を起こしてみる

身近な例で申し訳ないが、知人が50歳過ぎて転職を考えていた。まず社内公募に登録し、面接に行くと、そんなにバジェットがない(予算がない)からあなたを採れないといわれた。

転職というのは、最初のやる気が何度か挫折を経験すると、とたんに元気がなくなる。わたしが相談を受けたのは、そんな気落ちしていたとき。

そこで、アドバイスしてみた。
1. 有名どころの写真館で面接写真を撮る
2. スーツを新調してみる
3. 靴とネクタイを新調してみる

そして、めでたく就職が叶ったときは、これらの投資は報われるのだから、ケチらないようにと、念を押した。

果たして、面接写真ができてきた頃、以前から話をしていた企業からオファーが来たのである。

 

これは、恋愛にもいえる。恋人がいないとか、職場では知合う機会がないと嘆いているエンジニアがいるが、女性のたくさん集まる習い事を薦めている。

たとえば、
1. イタリア語の講座 夜間コースや、休日コースなら働いている女性も参加している
2. 日本舞踊の基本コース、笛や三味線などの音曲講座
3. 源氏物語などの文学講座
4. お料理教室

趣味と実益がかない、たとえ年配の方ばかりでも、親身に相談に乗ってもらえる。

 

そして、ビジネスが停滞していると感じるときは、窓を開けて新しい風を入れよう。

たとえば、
1. 個展の案内状をもらったら出かけてみる
2. 前々から気になっていたことに申込する
3. 先月はしなかった新しいことを三つ始めてみよう。写経、早朝マラソン、縄跳び200回などなど
4. 通勤経路を変えてみる
5. 友人でもビジネスキーパーソンに近い人に、アポイントを入れてランチをする
これは運気をもらうことでもある
6. しばらく会っていない友人と会う
7. 部屋の片付け、ゴミを捨てる(ゴミ袋5つ以上が望ましい)

これらをやっているうちに、必ず,何かがやってくる。経験あり。

というわけで、よい気が流れるように、風を起こしてみてください。

 

 

自分ブランディングを考える

どんな人だと思われたいのか、どんな職業についているのか、あるいは、自分のもつパワーを最大限に発揮するためには、などと、考えたことがありますか。思い当たる人は、以下の文章を読んでみてください。
マーケティングの中でも、いちばん高度な自分ブランディングを考える時期に来ているのもしれません。この場合の商品はあなた自身です。あなたを売り込むために、あるいは競争に勝ち残るために、自らが創造し、管理し、日々それを強化することが必要になります。

この自分ブランディングは、あなたと他の人を区別する重要な要素です。また、お客様との持続的、継続的な関係を築く基本となります。

 

あなたと共にいる心地よさ、そして、豊富な知識、誠実な態度、そんな心理的な要素が大きな比重を占めています。お金を持っているからといって、ただちに人から尊敬されるわけでもなく、それをどのような形で社会貢献しているかで、その人の価値が変わるでしょう。

 

年齢と共に変わるものと、そして、変わらない本質、付加価値的な要素。ただ普通に生きているだけでは、自分ブランディングは確立できません。そのためには何をしたらいいのでしょうか。

 

一 言で言ったら、信頼できる人であり続けること。困ったときに相談に乗ってもらえる人でしょう。人はおめでたいときは集まってきますが、問題が起きたとき は、さっと逃げ出します。そういうとき、どれだけの人が残っていて、そして励ましくれるかで、その人の価値が決まるような気がします。

組織の中にいて、地位や権力に安定していたら、そこに去ったときには何のバワーも残りません。一方、そこで専門知識があれば、また、人から頼られることができます。 要は、どんな人生を送りたいか、そこに尽きると思いますね。

昨日よりは、今日はちょっと賢く生きたい

日々同じ仕事をやっているようでも、少しつづ変化している。世の中の流れの速さを無視しては仕事はできないからだ。

決算報告書を作成していて、一年の動きを短い時間でレビューさせられた。毎日、毎週、毎月では、わからないことも三ヶ月、あるいは、一年の長さで眺めると見えてくるものがある。

これがライフハックなのかもしれない。あるものは他の人と共有できるが、大部分は自分自身の経験値となって残る。

毎日が緩やかな進歩の中で、生かされているのだと思うと、いろんな発見が愉しく、そして飽きることがない。昨日できなかったことが、今日できるようになるのがネットの社会で、そういう出会いがあちこちに散らばっている。

穏やかな空の色を眺めていると、天気って人の心にずいぶんと影響するなあと思う。晴れた日は、晴れた日にできることをしよう。昨日よりは、ちょっと賢く生きたい。

短い時間で意見をまとめるには

ネットで探し物をしていると、本物の金貨に出会うことがある。人、記事、事実、思い出、発見などなど、状況はさまざまだが、心が震えるのを感じる。

そういうときは、誰かに伝えたいし、受けた印象をまとめたいのだが、ほとんどの場合、時間が限られている。短い間にこの今、感じたことをまとめるにはどうしたらいいのか。

 

1.  現場から離れてはいけない。
2.  机の上のは水を入れたペットボトルが置いてあるので、それを一口飲む。
3.  情熱があるうちに、感動が醒めないうちに、まず書き始める。
4.  公開するのが怖いときは、保存モードにしよう。
5.  引用や、文献を引くのは後からにして、まず本文を書き上げる。
6.  残り時間を計算する。後、五分したら会議が始まるとか、打ち合わせに出かけなくちゃなどと、考えながら、とりあえずまとめる。
7.  推敲されていなくても、情熱で動かされた文章には力がある。
8.  不特定多数の人に好かれなくてもいい、分かってくれる人がいればいいと思う。
9.  公開しよう、あとから編集できるのだから、間違いを訂正できる。
10.  最後に自分に自信を持つこと。沈黙するより、発信するものがやがて、多くのものを手にすることができる。それがネットの世界だ。
企画書、報告書作成で、プチ引き蘢り気味の自分なので、まず、書いてみることにする。誰かの役に立っていただければうれしい。

統計学から見えてくる日本の現状

企画書作成で、総務省の統計局のデータを眺めていたら、なかなか面白くて嵌ってしまった。

調べていたのは『家計消費状況調査』。5/9に平成20年3月速報が出ている。

概況を説明すると、平成20年1月から3月にかけての二人以上の世帯がどの項目にお金を使ったか、前年同月比、また、三ヶ月間の前年同期比、そして、前年度比の速報となっている。短期的統計、長期的統計が一目でわかるすぐれモノだ。

業界的にいうと、 通信・放送受信分野は増率しているが、唯一年間でマイナスなのは固定電話使用料だ。一方で、家具・住宅業界は消費のマイナスが目立つ。自動車も年間を通じて、新車が-7.9%、中古車が-3.1%の消費だ。

もちろん、統計というのは五年くらいを遡って判断しなければ精度が高まらないが、傾向というのは前年比で見えてくるだろう。家電では、デジタルチューナー内蔵テレビと、移動電話機,インターネット接続機能付きテレビゲーム機の伸び率が著しい。

3月同月比で、私立16.5%、国立11.7%と増えているのは、授業料の相次ぐ値上げも関係しているだろう。同じ時、出産入院料は-28.2%となって いる。これが、保険料の変更なのか、少子化がさらに進んだのか、別の資料を探していると、時間は瞬く間に過ぎてしまう。

無味乾燥のような数字の羅列でも、眺めていると見えて来るものがあるのだ。もっと知りたいことも出てきて、外資系に長年いた基本を思い出した。

 

データというものは、おしなべて、自分のブロジェクトの予算取りのために使うものなのだ。当然、選択的にデータを集めることも必要になってくる。それは、 直属の上司のためというよりは、その二つ上くらいの役員を説得するために用意するものなのだ。 人は知らないことを認めたがらないから、政府機関の出して いる、あるいは大学などのリサーチセンターの出している資料に重み付けをし、受け入れるのだ。

勝算のないプロジェクトは、最初から手がけないから、どうしてもやりたい、それが会社の収益に繋がると信じていたら、あちこちからそれを裏付けてくれそうなデータを集めて、プレゼンをするのだ。わからないが、やってみよう、と思わせたら成功である。

 

 

源氏物語と和菓子展、虎屋文庫

今年は源氏物語が誕生して、千年目の源氏物語千年紀。あちこちで記念行事が行なわれているが、これもその1つ。

港区赤坂にある虎屋本店の虎屋文庫では、毎年期間限定で展示を行なっている。江戸ものも多いのだが、今年は、和菓子で描く、『源氏物語』。平安朝和紙に雅やかな王朝の世界が描き出される。

赤坂見附から徒歩七分。入場無料だが、希望者には小冊子もいただけて、勉強になる。
2008年5月17日(土)から6月16日(月)、10時から17時半、会期中無休。

仕事の合間に、こういう世界に心を休ませるのもすてきだと思う。

しあわせ未満のひとに捧ぐ、7つの処方箋

最近、頑張っているんだけれど、なかなか認められない、望まない部署に移動になって、居心地が悪い、あるいは、連日の残業続きで、なにもできないから転職を考えている、仕事は好きなのだが、人間関係が煩わしいなど、何か問題を抱えている人へ、捧げます。

休日が続くと、立ち止まって考えることが多いのではないでしょうか。

 

■disclaimer

幸せな人は読んでも効果がないかもしれません。
すべての方に当てはまるというわけではありません。
お金がすべてだと思う方は読み飛ばしてください。

 

□■ しあわせ以上になるための7つの処方箋 □■

1.  自分を愛していますか
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、自分を愛することを忘れてはだめ。自分のために何かしていますか。

2.  怒り、恨み、妬み、不安、怖れ、そういうネガティブな思いを手放す
頑張って持っていても、幸せを生み出さないものは手放しましょう。考えることを止めるだけで、気持ちが軽くなります

3.  人と較べない
あなたは、あなたという大切な存在なのですから、人と比較したり、相手を裁いたりする必要はないはず。競争心は、時には役立ちますが、嫉妬が入っているなら忘れましょう。

4.  自分の中のすばらしい点を見つける
悪口をいうのは簡単ですが、誉めるのには頭を使います。あなたという人間のよさ、すばらしさは何でしょうか。少し時間をかけて考えてみましょう。そして、答えが出たら、どうしてそう思ったのかも考えてみましょう

5.  相手を変えることはできないが、自分は変わる
あの人が○○だったらいいのに、と思っている人、相手を変えることは本当に困難です。代わりにできるのは自分を変えること。自分がこうなりたいと思える人になりましょう。あなたの意識が変わったら、相手の態度も少し、変わるかもしれません

6.  魔法の言葉を連発する
ありがとう、おかげでたすかりました、いいことを教わりました、いつも気をかけてくださってうれしいです。あなたの親切は忘れません。大切なことを気づかせてくれて、ありがとう。

心の中で思っているだけではなく、相手に伝えること、ブログにも書くこと。

7.  ひとりになる時間を持つ
家族や恋人と過ごす時間も、大切ですが、ひとりになって自分を見つめる時間が必要。このときは、誰にも煩わされることなく、深呼吸を続けて、気持ちを楽にしてください。

ひとり旅、ひとり映画館鑑賞、ひとり美術館めぐり、ひとり温泉、なんでもいいのです。日常を忘れることができるひとときを作ってください。

 

1から7まで、真面目にやっていると、いつかしあわせ満載に変わっているはずです。継続は力なりといいますから、まず今日から始めてくださいね。