読書は最強のお愉しみ

電子書籍、紙媒体を問わず、読書は最強のお愉しみだと思う。道楽にしては、お金を湯水のごとく使わなくてもよい。いまどき、105円で三時間楽しめるなんて、すてきだ。

1. 場所を選ばない
海外でも、電車の中でも、あるいは入浴中でも、楽しめる

2. お金がかからない
古本なら105円で売っている、某ロングテールのサイトでも250円の郵送料を払えば、1000円以下ですいぶんと買える。

3. 年齢性別を問わない
児童書を大人が読んでもいいし、小学生が背伸びして源氏物語を読んでもいい。男性、女性、高齢者、若者、みんなが一冊の本を読むことができる。

4.  時間を問わない
開始、終了の時間は個々の自由。一冊の本を一生をかけて読んでもいいのだ。徹夜本といわれる、読み出したら最後まで読みきってしまう本なら、深夜スタートするのかもしれない。

5. 疑似体験ができる
物語の主人公になりきることもできる、その主人公に恋をすることもできる。読んでいる間は、浮き世の辛さもしばし忘れて、物語に浸れる。

6.  仲間ができる
1冊の本を通じて、人生を共有したような仲間が見つかる。同じことを語れる友だちができる。最近、仲間に入れてもらったスゴ本オフも楽しい。

7. 人生に退屈しない
ドラマがあったり、哀愁があったり、たくさんの生き方を見つめることができるから、退屈することはないのだ。

わたしはどちらかといえば、活字人間。電車の中で、音楽を聞くことよりも、本を読みたいと思う。夢中になっていて、降りる駅を忘れたこと、多々あり。地下鉄でスリラーを読んでいると、密室だけに怖さが倍増される。

そして、今の悩みは、自分の持ち時間以上に、読みたい本があること。本気で速読法を考えている。

 

大人には脱皮が必要なのかもしれない

年度末の3月が始まった。事務所には大切な書類と、趣味で集ったモノが溢れている。クリエイティブな仕事をするには、ふさわしくない状態だ。

大人が成長するためには、時に応じて脱皮が必要。転職とか結婚とか、外的要因で変わることもできる。新学期を期にして、身辺整理をするのもいいいだろう。

■片付けの基本は捨てること。

捨てるもの、保存するものを選別するのがいちばん、頭を使う。断捨離という言葉が流行ったが、あれは、たぶん第一次のお片づけ。捨てるというよりは、大人になるための必要な脱皮なのだ。

■現状の把握、収納スペースを考える

事務所には大きな引き出しが五段、普通の引き出しが四段ある。その他に本棚が四か所あって収納には不足ないはずだ。ところが書類が全部しまえない。不思議 に思って、引き出しを開けて見ると、先住者がいた。各種、大小の封筒類がしまってある。数年前の年賀状が取ってある。いただいた案内の手紙が大切にしまっ てある。

いちばん問題なのは、大切な書類の下に堆積されている過去の遺産。それらは、たぶんこれから先、使うことがない。

■優先度を考える

優 先度からみて、使い勝手のよい場所には現在進行中のプロジェクトをしまいたい。すんでしまったモノは、棚に置けばいいはず。すべてを断捨離しようとする と、消耗して先に進めない。とりあえず、今使わないもので、捨てることはできないものをボックスに入れて本棚に並べておく。

それらは、時間があるときに片付ける。あるいは、半年くらい放っておこう。こういうアバウトな判断が結構役立つ。むずしかしく考えずに、優先度だけ考えよう。

■お楽しみも用意する

大人の脱皮は成長するために必要な手段。モノを捨てて身軽になったら、お出かけしよう。買い物も、レストランでのお食事も、またオペラやコンートもいい。そうやって、身の回りを快適にしつらえておけば、幸運を呼び寄せることができる。きっとできる。

■おまけ

家の中での脱皮は、家族に宣言してしまおう。片付け途中の部屋をみても、文句を言われない。頑張ればご褒美がもらえるかもしれない。余力があれば、台所や玄関先まで、断捨離をしてみよう。新しい運気がやってくるかもしれない。

facebookが面白くなってきた

facebook、かなり前からアカウントを持っていたのだが、この二年くらいで、あたらしい展開がある。ツイッターでは流れてしまうタイムラインが、後から読み直すことができるから、便利だ。

フォロワーは知合いか、その友だちに限定しているので、気分的にも安心感がある。昔のネットの知合いが次々と移住してきて、賑わってきた。15年間続いたMLもこちらへと移行したら、日々の動向がわかって楽しい。

facebookだけで募集して、集う会もある。スゴ本オフがそれ。恵比寿のキッチンスタジオを貸し切って、美味しいものを食べながら、本について語るという至福なとき。ここに参加して以降、すてきな本との出会いがある。

もちろん、世の中には表と裏があって、よいことばかりとは限らない。facebookが面白いと、ブログを書く必要性が薄れてしまう。これも問題かも。

つくづくと人は集いたいモノなのだと実感する。孤から仲間へと、時代の流れもそうなっている。情報は集めるのではなく、共有して使うから楽しい。

これを読んでピンと来た方、3/16のスゴ本オフにどうぞ。今回は新潮文庫のしばりあり。申込はこちらのfacebookページから。