物事の引き時

何かに熱中していると、時間を忘れる、生活を忘れる、あるいは家族の存在までも忘れてしまう。食事も取らずに、夢中になっていても、たいていは、途中で気づいて、止める。どんなに仕事が捗っても、三徹をすれば、体力を消耗してしまうだろう。

そんな中で、止める人がいなくて、自由な職業をしている人は、要注意だ。うるさい上司や家族が意見を言わないと、そのまま続けてしまう。そして、やがては身体を壊すか、あるいは仕事をなくすか、という大問題になる。身近な人で、そういう例を見てきたので、怖さがわかる。

『大切なのは物事の引き時を知ること』

株をやっている人なら、売り時を知っていないと大変。持っている株が上がる時、下がる時、いつ売ったらいいのだろうか。

仕事では、どこまでのクオリティで完成させるか。時間の制約がある中で、頑張って、そしてこの辺りと見当をつけて納品する。その引き時があるのだ。

恋愛もしかり。相手の気持ちを掴めないまま、押していても嫌われる。いくら好きな人だといってもだめなときはだめ。いつ気づいて、引き返すのか、引き時を知らないと困るだろう。

大掃除の片付けをしていて、引き時はすべての物事に当てはまると思った。どこまできれいにすればいいのか。

わたしたちは、終ることのない人生という旅をしているのだから、要所要所で休みながら、前に進むしかないのだ。

お正月準備、ネットで食料品を買う

あと5日でお正月である。日頃できない片付けや大掃除をされている方も多いと思う。

そんな中で、家族が集うための食材の準備も必要だ。毎年、混雑したデパートの地下や、スーパーマーケットのレジに並んで、購入していた。

ところが今年は違うのだ。ネット仲間が教えてくれた食料品はwebで買うというのを実施している。

■お薦めサイト
無印良品の食品    お菓子、調味料など
セブンイレブンネット お酒が充実
カルディ       コーヒー、生ハムなど

これとは別に日本酒は佐渡から取り寄せている。こちらはFAXを送り、電話で在庫の確認が必要だが、それでも買出しに行かなくて済む。

食材は、クール宅急便もあるので、安心。これでバーティ用の華やかな食卓が演出できそうだ。同じことを考えている人が多いのか、品切れの商品がいくつかあった。来年はもう少し早めに動き出そう。

人脈の作り方 応用編 その1

これまで何度か人脈の作り方について語ってきたが、その応用編を作ってみる。

というのも、六本木ヒルズのライブラリーで『人脈の作り方』のような本を何冊か、読んでいて、もっと、実際の場で使えるような形でまとめたいと思ったからだ。

■基本前提
『あなたは誰なのか』
どんな仕事や勉強をしていて、どのような立場で、何をもとめているのか。ここがしっかりしていないと、ビジネスにおける人脈構築は難しい。

■条件前提
『相手はリラックスしているか』
セミナや講演会なら、終了後に真っ先に駆け寄り、まず感謝の気持ちを伝えよう。大きな、あるいは困難な仕事を完了させたときの、ほっとしたときに、感謝と尊敬の気持ちを伝えよう。

1. 携帯するもの
『会社または個人の名刺』
挨拶して、話をしたら、その後の連絡が取れるように名刺を交換する。相手が有名人だと名刺を切らすこともあるので、最初に駆け寄ること。このとき、パンフレットや説明資料は渡さない。それはおいおいでよい。

2. 勇気をもつ
パーティなどで、初めて話しかけるときは勇気がいるかもしれない。だが、そんなとき、悩むより実行しよう。エレベータの中で、同席した方に1分間スピーチをして、高額の寄付金を貰った人もいるのだ。

私も今日、国立新美術館のオペラコンサートに出かけ、終了後にある著名な方と名刺交換し、1つのプロジェクトの企画をお願いしてしまった。こちらはよく存じ上げているが、話したのは今日が初めてである。

3. 他業種の友人をもつ
他業種の友人は貴重な存在だ。日頃から緩やかなネットワークを築いておこう。
たとえば、ピアニストの友人を一人知っていれば、その繋がりでプログレバンドのコンサートを企画することができる。その業界特有の商習慣なども事前に分かっていれば、相手となごやかに仕事ができる。
4. 勉強会などの幹事・世話役をする
幹事になると、参加者からの情報がみんな集まってくる。面倒だからと避けていてはもったいない。それと同時に開催場所の事務局や、レストランのオーナーなどの人脈も形成できる。うまい店を知っていて、その店長にも顔が利くというは、すてきだ。

私事になるが、六本木ヒルズのライブラリーメンバで、『江戸から学ぶ会』を主宰しているが、おかげで事務局の方とずいぶんと繋がりができた。こういう方々には、蓄積された情報があるので、親しく付き合ったらいいと思う。

5. 人脈が次の人脈をよぶ
体力のあるときは、外に出て、勉強会や会合に積極的に参加しよう。あすなろブログの新年会などは、よい機会だと思う。一人で参加するのを怖がらない。

12/19 クリスマスオペラコンサート@国立新美術館

六本木に新しくできた国立新美術館で12/19 金曜日 17:45開演で、オペラコンサートがある。

入場料無料
事前申込不要

ということで、密やかに案内状が送られてきた。出演するのは新国立劇場のオペラ研修生たち。この人は毎年何十倍もの難関を乗り越えて入学できたプロのオペラ歌手だ。30歳以下の若者ばかりが、元気に歌ってくれるはず。

■プログラム

オペラアリア、二重唱
『タンホイザーより』、貴き殿堂よ
『ジャンニ・スキッキより』、私のお父さん
『ロメオとジュリエットより』、私は夢に生きたいの
『メリーウィドゥより』、くちびるは黙し

『クリスマスソング』も最後にはやってくれるそうだ。

オペラはどうもと思っている方にも、お薦めのコンサートである。当日は立ち見なのか、椅子席が用意されているの、こちらもわくわくしている。
六本木でオペラというのもオシャレではないか。

神代良明ガラス展

知人の個展に出かけるというのは、いつもわくわくする。

どんな出会いがあるのか、何が変わったのかと、期待と予想が交差する。その中でも、神代良明さんのガラス展は斬新だ。
最初見たときは、発泡スチロールから思ったくらいだ。
この白いガラスが彼の特長だ。今回は小品もたくさんあって、売約済みが大部分だった(赤いドットが価格の前に付いているのが売約の意)。

 

 

 

 

 

 

作者の経歴も異色だ。建築家として設計事務所に6年間勤務し、休暇で出かけた沖縄で、吹きガラス工房を見学し、志望をかえる。以後、ガラス工芸作家の道を選んで、金沢に二年間技術を学びにいく。

2004 年 国際ガラス展・金沢 2004 大賞
2005 年 洞爺村国際彫刻ビエンナーレ 2005 入選
2006 年 千葉市芸術文化新人賞

と次々に賞を取り、そして迷いも自信も生まれる。

■12/10 水曜日まで 11時から19時
画廊椿
千葉市中央区春日 2-2-9
TEL.043-247-5906

パリへ航空便を送るとき、最良の方法は

日本は師走に入って、慌ただしいが、欧米ではなんといってもクリスマス、その準備に追われている。

旧友のミラネーゼは、パリに住んでいるので、ささやかなプレゼントを送ることにした。海外郵便だとまず、EMS (国際スピード郵便)を考えるが、それよりも確実に安く送る方法がある。

小形包装物

■条件 2kgまでの小さい荷物
1. 封筒の場合 最大 長さ+幅+厚さ=90cm  (ただし長さの最大は60cm)
2. 巻物の場合 最大 長さ+直径の2倍=104cm (ただし、長さの最大は90cm)

衣類などには最適。
航空便、船便とあるが、ぜったいに航空便にすること。
以下に比較表を載せてみた。千葉からフランスに送る場合。
300gというのはカシミアのマフラーと手袋のセット。
600円で、一週間ほどで到着する。書類も一枚シールに内容物を記載するだけ。普通の航空便を出す要領だ。確実に届くから大丈夫。

難しい人は付き合うな

話していて、普通のことが伝わらない相手がいる。
人の優しい心や、思いやり、気配り、それらは大げさではなく、伝わってくるもの。

コミュニケーションが難しい人には、なるべく近寄らないようにしている。仕事などで関わるときも、だんだん大切な用件から外していこう。

ストレスフルな時代だからこそ、人は優しさを求めているのではないか。自分の回りに、そんな上司、同僚、部下、友人、お客様がいないか、見渡してください。そして、もし、一点の曇りもないようであれば、それはかなり幸せな方だ。

難しい人を手放すことで、新しい人との出会いがやってくる。