知人の個展に出かけるというのは、いつもわくわくする。
どんな出会いがあるのか、何が変わったのかと、期待と予想が交差する。その中でも、神代良明さんのガラス展は斬新だ。
最初見たときは、発泡スチロールから思ったくらいだ。
この白いガラスが彼の特長だ。今回は小品もたくさんあって、売約済みが大部分だった(赤いドットが価格の前に付いているのが売約の意)。
作者の経歴も異色だ。建築家として設計事務所に6年間勤務し、休暇で出かけた沖縄で、吹きガラス工房を見学し、志望をかえる。以後、ガラス工芸作家の道を選んで、金沢に二年間技術を学びにいく。
2004 年 国際ガラス展・金沢 2004 大賞
2005 年 洞爺村国際彫刻ビエンナーレ 2005 入選
2006 年 千葉市芸術文化新人賞
と次々に賞を取り、そして迷いも自信も生まれる。
■12/10 水曜日まで 11時から19時
画廊椿
千葉市中央区春日 2-2-9
TEL.043-247-5906