人脈の作り方 応用編 その1

これまで何度か人脈の作り方について語ってきたが、その応用編を作ってみる。

というのも、六本木ヒルズのライブラリーで『人脈の作り方』のような本を何冊か、読んでいて、もっと、実際の場で使えるような形でまとめたいと思ったからだ。

■基本前提
『あなたは誰なのか』
どんな仕事や勉強をしていて、どのような立場で、何をもとめているのか。ここがしっかりしていないと、ビジネスにおける人脈構築は難しい。

■条件前提
『相手はリラックスしているか』
セミナや講演会なら、終了後に真っ先に駆け寄り、まず感謝の気持ちを伝えよう。大きな、あるいは困難な仕事を完了させたときの、ほっとしたときに、感謝と尊敬の気持ちを伝えよう。

1. 携帯するもの
『会社または個人の名刺』
挨拶して、話をしたら、その後の連絡が取れるように名刺を交換する。相手が有名人だと名刺を切らすこともあるので、最初に駆け寄ること。このとき、パンフレットや説明資料は渡さない。それはおいおいでよい。

2. 勇気をもつ
パーティなどで、初めて話しかけるときは勇気がいるかもしれない。だが、そんなとき、悩むより実行しよう。エレベータの中で、同席した方に1分間スピーチをして、高額の寄付金を貰った人もいるのだ。

私も今日、国立新美術館のオペラコンサートに出かけ、終了後にある著名な方と名刺交換し、1つのプロジェクトの企画をお願いしてしまった。こちらはよく存じ上げているが、話したのは今日が初めてである。

3. 他業種の友人をもつ
他業種の友人は貴重な存在だ。日頃から緩やかなネットワークを築いておこう。
たとえば、ピアニストの友人を一人知っていれば、その繋がりでプログレバンドのコンサートを企画することができる。その業界特有の商習慣なども事前に分かっていれば、相手となごやかに仕事ができる。
4. 勉強会などの幹事・世話役をする
幹事になると、参加者からの情報がみんな集まってくる。面倒だからと避けていてはもったいない。それと同時に開催場所の事務局や、レストランのオーナーなどの人脈も形成できる。うまい店を知っていて、その店長にも顔が利くというは、すてきだ。

私事になるが、六本木ヒルズのライブラリーメンバで、『江戸から学ぶ会』を主宰しているが、おかげで事務局の方とずいぶんと繋がりができた。こういう方々には、蓄積された情報があるので、親しく付き合ったらいいと思う。

5. 人脈が次の人脈をよぶ
体力のあるときは、外に出て、勉強会や会合に積極的に参加しよう。あすなろブログの新年会などは、よい機会だと思う。一人で参加するのを怖がらない。

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