近くに本屋がなくなっている

新書を図書館で借りてきて、その中から気に入ったものをアマゾンで注文する。翌日には届く。そういう快適な暮らしをしていると、歩いていける近くに 大型書店がなくても気にならない。ところが月刊誌や週刊誌などの雑誌を1冊だけ、ほしいなどというときは、本当に困ってしまう。

オンラインショップでは取り扱っていない雑誌ばかりなのだ。都心に出た時、あちこち歩き回ろうと思った。八重洲ブックセンターにいくなら、前もって在庫を調べておいて予約できる。

それにしてもここは県庁所在地だというのに、お膝元の書店は代替わりして、マンションになっている。ビジネス書が充実していた百貨店の最上階も、いまは漫画中心で、かなりマニアック。

ふだん、雑誌なども地元では買わないから、忘れていたのだ。なんとか、新規店を開拓しなくちゃ。逆に言えばビジネスチャンスでもあるわけで、真剣に考えてほしい。

楽しい老後を過ごすための3つの条件

先日、高校の同期会が開かれた。来賓の挨拶の中で、今は後期高齢者になった国語の担任のお話を、あすなろブログの皆様にもご紹介したい。

第一の条件: 健康であること
また、一病息災もあり。そのためには歩いたり、スポーツクラブなどに通って運動し、栄養のバランスがとれた食事をし、ストレスをためないなどの努力が必要だろう。

第二の条件: 小金を持っていること
大金持ちである必要はない。お金を持ちすぎると、人を疑ったり、騙されることが多いから、ほどほどの小金を持つ。旅行に出かけたり、芝居を見たり、交際費は大切だ。

第三の条件: 趣味を持つこと
趣味の会には年齢差を越えた交流がある。きれいな女性とも趣味の話で盛り上がるし、IT関連の趣味があれば、若いイケメンとも難なく話せる。無趣味な人ほど、ぼけるのも早いそうだから、気をつけたほうがいい。

 

実は、これは老後ばかりか、すべての年齢の人に当てはまるのだ。

節約ばかりで、交際費を惜しんだり、寄付を嫌がったりする人。あるいは、専門分野以外はまるで関心がなく話ができない人。身体だけを鍛えても、それに付随する人間らしさを忘れてはいけない、と思った。

mixiコミュの芝居総見、歌舞伎座で受付手伝いしました

SNSのコミュで総勢48名が揃って歌舞伎総見をした。出し物は、野田秀樹版、アイーダ。あのオペラの名作のアイーダを、舞台を美濃・尾張の戦国時代に移して歌舞伎仕立にする。そして、本日が千秋楽。

歌 舞伎座では団体30名以上になると、入り口の脇にテーブル席を出すことができる。参加者の確認をしながら、連れがある人には連番を渡し、遅れる人には、ハ ンドル名をチケットホルダーに入れて、チケットお預かり所に預ける。これは友だちと待ち合わせるときにも利用できる便利なシステムだ。

芝居は、歌舞伎というよりは野田版の新劇。演ずるのが歌舞伎役者と思った方がわかりやすい。台詞はシェイクスピアの如く、引用と描写に富んでいる。これを全部覚えた役者さんも偉い。

凱旋のメロディではトランペットと三味線が奏でられ、ビニールを膨らました巨大なゾウも登場する。

千秋楽というのは、魔物が住んでいる。暴れるか、静まるかは観客次第。本日は二回のカーテンコールがあった。会場から野田さんが呼び寄せられ、勘三郎とジャンケンして、挨拶の順番を決めるのだ。

何かを捨てることで、再生していく

何もかも両手で持ちながら、新しいものを掴もうとしても無理。まず、不要なもの、今のライフスタイルには合わないものを捨てよう。

ゴミ箱に入れるのが嫌なら、寄付すればよい。いずれにせよ、自分から手放すことが大切だ。不要なものを片付けていく作業の中で、やがて、自分が長年積み上げてきたものを捨てなければいけない、ときが来る。

空にしなければ、新しいものは入ってこないのだから、勇気をもって、自分を信じて、手放そう。

人の記憶の不確かさは、捨てたものまで忘れる。ブレークスルーは、誰でも必要なこと。そして、変化することを怖れずに、暮らしていきたい。人も脱皮するのだということを、最近、あちこちで遭遇している。

できかったことを悩むより、今日それをやろう

すでに夏休みに入っている方、これからだという方、今週あたりから都内も空いてくる。さて、長い休みの前には、あれもしよう、これもしたいと欲張ってプランを立てるが、目が覚めたら夕陽が見えていたなどと、たぶん睡眠に大部分の時間を取られそう。

そんなとき、できなかったことで、自分を責めたりするのはよそう。時間は取り戻せないのだから、今日、頑張ったらいい。

今始めれば、何ごとも遅くはないのだ。習慣、継続、反復、練習。漢字ドリルのような人生を送りたいか。自分が精一杯やって、結果がどうであれ、清々しく満足できるなら、それを幸せというのだ。

お金がないから、あるいは時間がないから、と投げやりになってはだめ。楽しいことは、探せばきっとみつかる。

今、 生後三週間のちび猫二匹と暮らしているが、毎時、見ているだけで飽きない。三四時間おきに離乳食を食べさせ、ミルクも与える。とにかく手がかかる。本来な ら、母猫が育てることを、代行しているのだから、大変。一日がすぐに経っていく。そういう夏休みもあってもいいのだ。

 

スケジュールがパンクしそうなときは、大好きな打合せをキャンセルする

日々、あるいは週単位でスケジュール管理して、余裕も持たせているはずだが、突然、非常に重要な案件が入っていて、スケジュールがパンクしそうな時がある。

こ ういうときの鉄則は、まず大好きな打合せをキャンセルすること。大好きなモノの場合、メンバが好きだったり、プロジェクトの方向性がよかったりと、プラス の要因が大きい。こういう打合せは、キャンセルしても、また、すぐに会合が持てる。正規の会議室を取らなくても、ランチミーティングの延長でもいいし、花 火の日の屋形船の中でも気軽にできる。

一方、メンバを集めるのが一仕事になるような会議は、どんなことをしてもスケジュールを優先する。これをもう一度行なうエネルギーがもったいない。

そうやってかき集めた数時間をより有効に使うには、早朝出社をお薦めする。五時前に起きて、電車に乗る。会社には六時には着きたい。すると、みんなが出てくる九時までに、八割の段取りは終っているはずだ。

一 日の時間は実は、そこに絡む人の数で延びたり、縮んだりしている。誰もいない朝は、100%自分のために使えるが、それが10時になると、30%くらいに 低下してしまう。緊急性の高い、大切な仕事のために、朝の時間を割り当てたら、その夜は、なにもせずに早く休もう。睡眠をたっぷり取ると、うまくリセット できるような気がする。

半歩前を歩くことは、マーケティングの基本

実はこのブロクを書くために検索していたら、大学の先輩らしき方のブログに行きついた。要点だけ、引用させていただく。

「現代ジャーナリズム入門」(扇谷正造著)でこう書かれている。
『ジャーナリストが教育的であるということは、彼がつねに大衆の前を歩いていくことである。ただし、その間隔は「一歩」ではいけない。「半歩」前を進めば足りる』と。

これはマーケティングの基本のような気がする。常にお客様の半歩前を歩いていなければいけない。たとえば、こんなに暑い日が続くのに、世の中は、もう秋の準備をしている。夏物はセール品になってしまい、定価で売るのはかなり困難。

どんなに人気があっても、それが、世の中に行き渡った時、すでに流行は終っている。たとえば、あのたまごっち。

もし、あなたがフリマの愛好家だったら、半歩前を考えて、モノの売り買いをしよう。 夏にオーストラリアのECサイトで買い物をする人がいる。南半球の国では季節が逆だから、今は冬物のセールが始まっているのだ。

先 を行くといっても、一歩では離れ過ぎ。ちょっと頑張れば手が届くようなところに、目標設定すると、モノは売れる。貴重価値と、限定商品。それが売り切りで もう手に入らないと、わかるとふだんは無関心な人も並んで求める。限定品と聞くだけで、どきどきするのはわたしだけだろうか。