RCTカンファレンス、不況撃滅 に参加しました

上原さん保田さんのコンビによる、今いちばんホットな勉強会である「RCTカンファレンス」に出かけてきました。

この勉強会、不思議なご縁があって、題名と今自分が置かれている状況がシンクロしたり、いつも大きな発見があります。ふつう、人様のお話を聞いて、持ち帰れるものというのは限りがありますが、この勉強会は特別。

以前、mixiの笠原健治さんのお話をお聞きしたので、ぜひ、greeの田中良和さんの考え方も聞いておきたいと思いました。

1. 現在のグリーのビジネスは、課金70%、広告30%で、バランスがとれている。個人だけ対象、あるいは法人だけ対象にしていると偏りがでる。

2. 非連続的なイノベーション 理由はない、偶然しかない

3. 他の会社のことは考えていない、十年後、どうなっているかを考えて、それにあわせたビジネスを考える

4. 四十台以降が増えている。シニア層の利用者が増えている

5. 日本のビジネスをやる。世界でナンバーワンを目指すという人がうそっぽい、違う。リアリティをもって応えたい。

6. 自分が変わらないと相手が変わらない

田中さんは31歳、来週に32歳になるといっていましたが、彼があと30年、このITの世界で活躍したら、どんなことができるのか、とても楽しみです。

同時に、今自分ができることは何かということも、深く考えさせられました。自分の立ち位置を確かめるために、このような勉強会に参加しているのかもしれません。

思いつきを実行に移せるかの、ただなったらいいなあと夢見ているのか、それもあなたの信条次第でしょう。

以下、説明を引用します。

今回のRTCカンファレンスは『不況撃滅』と題して、景気に係わらない新たな価値創出と高い成長力を持つ企業の代表選手であり、昨年12月の株式公開によ り時価1,300億円超(2/2現在)ともなり低迷する新興市場に息を吹き返させた、グリー株式会社代表取締役の田中良和氏にご登壇いただきます。

●田中 良和(たなか よしかず)氏 グリー株式会社 代表取締役社長
1977年2月18日生。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」の開発者であり、そのGREEを運営するグリー株式会社の創業者。
■2000年2月に当時、約50人程度のベンチャーであった楽天に入社。その後、個人間オークション、ブログ、アドネットワーク(アフィリエイトプログラム)、プロダクトレビューを始め、さまざまな新規コンシューマ向けインターネットサービスを担当する。
■2003年冬に、個人的な趣味の一環としてソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)GREEの開発を開始。
■2004年2月にGREEを一般公開し、個人サイトとしてサービスを開始。その後、利用者の増加によって、個人での運営が困難な規模になったため、同年12月に、GREEの運営母体として、グリー株式会社を設立し、代表取締役に就任する。
■2008年12月に、グリー株式会社が東京証券取引所マザーズへ上場。

引用おわり

朝の30分でかなりのことができる

締切のぎりぎりまで、何も手が付けられなくて、あと30分あると思った時、次々とアイディアが浮かんでくる。

締切は最大のモチベーションとなりうる。まあ、そこまで追いつめなくても、毎朝、30分だけ、問題解決のための時間にすれば、かなりのことはその日のうちに終る。

「今できないことは、一月後にもっと困難になる」
「いつかやろうと、と思ったことは、永遠にその日が来ない」

だから、今できることに最善を尽くす。30分あれば、5、6人と会議を持つこともできる。打合せの最小単位として、超多忙な人でも、参加してくれるはず。

朝30分の積み重ねで、もっと大きなプロジェクトも有効に動かすことができるようになる。眠る時間を削って、この30分を生み出すのか、昼食時間をカットして、確保するのか、やり方はその人の自由裁量。

ただし、まじめに続けていると、一月か二月で効果がでる。何かに追われているあの感覚が少なくなってくる。それはすばらしいことだ。