2014年、佐渡能楽の旅 その2

9月7日も朝から快晴でした。この日、草苅神社で奉納能があるのです。朝食後、両津からバスに乗って、真野に向かいます。この日は、日曜日のため、大膳神社、妙宣寺、歴史博物館などの観光名所に停まります。4月から11月までの土日に限って、路線が変更になっているそうです。
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大膳神社の能舞台。この日は貸切。
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内部には、道成寺の釣り鐘が吊るせるように、天井が開いています。

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大膳神社は、最初に佐渡を訪れたとき、案内された神社の1つ。ここで、演能も行なわれます。静かなよい空間。この日も貸切で鑑賞。

大膳神社から歩いて、世尊寺、妙宣寺と向かいました。この辺りは、真野の寺めぐりのコースになっています。普通なら、竹田橋から歩くのですが、大膳神社前でバスが停まって幸運でした。

妙宣寺は、五重塔で有名。観光コースになっていますが、この日は空いていました。遠藤為盛(後の阿仏房日得(あぶつぼうにっとく)が日蓮に出会い、密かに食料などを届けたといわれています。
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妙宣寺のあとは、山を登るので、また、バス停に戻って次のバスを待ちます。バスはすぐに来て、歴史博物館前まで連れて行ってくれました。ここから、真野御陵は600mくらい。佐渡に来ると、必ず真野御陵に参詣します。タクシーで気軽に連れてきてもらうよりは、歩いて出かけた方がご利益があるのではないかと思っています。

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真野御陵近くの空。この奥に御陵があります。

この後、真野宮を参拝。ここは、順徳上皇のお住まいだったところ。
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この後、真野新町まで戻ってきて、昼食。その後、知合いと待ち合わせて、羽茂に向かいました。 続く。

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2014年、佐渡能楽の旅 その1

毎年、9月7日の草苅神社乙祭りに合わせて、佐渡に出かけます。神社に奉納能をお願いしているからです。今年で11年目、今回の佐渡行きは、最初から異例でした。
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いつも泊まる真野の旅館が、トライアスロンの大会(9/6から9/7)と見事にぶつかっていて、取れません。会場に近い、真野、佐和田地区はむずかしいので、以前お世話になった両津のゆたかや旅館に予約しました。これが大正解でした。着いた9/6は、第一土曜日で、椎崎諏訪神社で、観光能が開催されるのです。

天領佐渡両津薪能なので、両津の旅館に泊まれば、送迎してくれます。旅館から10分足らずでした。真野に泊まっていたら、送迎にタクシーを頼まないと帰れませんから、これはラッキーでした。

両津では、なじみの骨董品店「佐州」さんのご主人とも約束してあり、久しぶりにお話ができました。ゆたかや旅館には、観光能を見る話を前もってお願いしており、特別に夕食も5時から用意していただきました。
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ここは何でも美味しいです。やさしい味わいと、ほどよい量で満足しました。この他にデザートも付いてきます。6時少し前に、ご主人に送ってもらって、椎崎神社に到着。

知合いがいたので、世間話を少しして、情報交換です。本日の演目は、班女。シテ方は新潟の方だそうです。さすがに早く来たので、最前列が空いています。お隣の方に声をかけ、佐渡の能楽について、お話ししました。前で見るような方は、それなりに分かっている人なので、いろいろと話が弾みます。

19時半、いよいよ開始です。薪能なので、火入れの儀式もあります。
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、班女は、別れた二人が出会い、ハッピーエンドで終わるので、見ていて安心します。ただ、この花子は、あの梅若丸の母であるとも、いわれています。二人が結ばれた後、子どもが生まれ、少将の死後、子どもの梅若丸がかどわかされ、隅田川の辺で息絶えました。母は子どもを尋ねてさまよい、再び狂女となるのです。

佐渡の能楽は、衣装がきらびやかで、加茂湖湖畔から流れてくる涼しい風、そして虫の音とともに聴くと心にしみるようです。

来年もぜひ、この観光能に合わせて日程調整をしようと思います。

 

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丸の内で、野菜セミナーに行ってきました

三菱地所が始めた都市と農村をつなぐ「空と土プロジェクト

webサイトはこちらです http://soratsuchi.com/

【丸の内さえずり館で野菜の講演会】 NPOえがおつなげて主催
知って得する野菜の話に参加しました。野菜が大好きなので、実際に作っていらっしゃる方のお話を聞けてよかったです。

おいしいトマトの見分け方や、山梨県北杜市について、理解が深まりました。標高1000mを超える高冷地の特徴を活かし特産の花豆等の栽培が行われています。花豆は標高1000mを超えないと結実しないそう。千葉市で育ててもだめなんですね。花豆の煮物、美味しかったです。

最後に野菜クイズがあって、正解すると採りたて野菜が貰えます。頑張って第一問に正解しました。お土産の生で食べられるとうもろこしと共に、食卓が賑わってうれしかったです。

またここでは、純米酒丸の内となるお米も栽培しています。山梨と丸の内をお酒が繋ぐのもすてきですね。2012年もの、2013年ものを少しだけ試飲しましたが、年度で味が微妙に違います、どちらかというと辛口でした。

農作物の販売も行なっています。収穫のとき、出かけてみたいですね。

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大船鉾の復活 その2

その1はこちらです。

今年の祇園祭は、前祭、後祭と二回にわけて実施されました。大船鉾は、150年ぶりの復活ということで、鉾建ても7/17の二時からスタートです。こうした日程の幸運で、大船鉾の鉾建てを見ることができました。7/17には、鉾車や他の材料を下ろすのをじっくりとみていました。「大船鉾組上工程表」によれば、7/18は、船体組上、縄掛けです。

7/18の朝、9時頃にお邪魔したときは、すでに縄掛けが始まっていました。ご存知のように山鉾は釘一本使うことなく、縄で締めていきます。この縄は3000メートルも使うのだそうです。見ていると、一度掛けた後に、さらに巻き直して強化しています。これは、他の鉾もみな同じです。

こちらの鉾の違いは、白木に、高額寄付者のお名前を書いてあり、巡行当日は、そのお名前の付いた山鉾で市内をまわることです。垂れを掛けますから、直接は見えませんが、中にしっかりと入っている。すてきな発想ですね。
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7/18の17時頃には、かなりでき上がっていました。船の形ができるに連れて,見物客の数も増えます。こちらの保存会の方々は優しくて、自転車に乗っている人には、一旦降りてもらい、見物客の安全を第一に考えてくれます。

保存会の松井理事長みずから、通行する人に解説しています。京都のひとは、心の優しいひとばかりだと、しみじみ思いました。

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船板が順番通りに運ばれて、船らしくなってきます。それにしても、道路に木材を置いての作業、晴天がありがたいことです。

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7/19の朝10時、船の屋根が取り付けられました。六本柱、屋根掛、順調に進んでいます。大勢の見物人です。大船鉾に対する関心の高さが偲ばれました。それにしても眩しいほどの天気。お天気に恵まれています。

この日、12時に京都を去って、西宮に向かいました。心残りですが、ここまで見ることができたことを感謝したいです。

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祇園祭、神幸祭を見てきました その2

その1はこちら

錦の神輿は、西御座で、八柱御子神 (やはしらのみこがみ)です。

四条通から花見小路を南へ向かい、川端通を北へ、三条通から木屋町通を北へ、二条通へ入り寺町通を下がる、三条通から河原町通を南へ、四条通から木屋町通を下がり松原通を西、河原町通を上がり四条通から御旅所へと二時間あまりのコースになります。途中、担ぎ手が交代したり、また、台車に載せたりと、全行程を担ぐことはしません。

それでも「ほいっと、ほいっと」という掛け声で担ぐのをみているのは、気持ちがよいのです。神輿は花見小路に入りました。ここは、お茶屋さんが並んでいる通りです。道の両側に並んでいるお茶屋さんの前で、旦那さん、お姐さんたちが挨拶をしたり、飲み物やお握りなどの接待もします。
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お茶屋さんの二階から、身を乗り出して眺めているひともいます。きれいどころの待っているこの辺りを「ほいっと、ほいっと」という掛け声と共に進み、一緒に歩いているわたしたちまで、祭りは楽しいなあと思いました。錦の人たちは優しくて、写真を撮っているひとも邪魔にせず、一体感があります。

途中、休憩のときは、神輿を台車に載せて休みます。神輿は、細い路地も通り抜け、見たこともない道を進むのですが、どこでも挨拶をしたり、飲み物を配ったりする人がいて、氏子に愛されているのだと分かります。神様のお通りですから、みんなが歓迎するのでしょう。

楽しかったのですが、最後まで付いていく体力はなく、四条通りに出たのを機にお別れしました。初めての経験で、こんなに楽しい祭りに参加できて、感謝です。
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祇園祭、神幸祭を見てきました その1

祇園祭は、八坂神社の神事で、7/1から7/31まで続きます。その中でも、宵山(よいやま)といわれる前夜祭、生稚児が乗り込む山鉾巡行(やまほこじゅんこう)が有名で、大勢の観光客が訪れます。

毎年、祇園祭に出かけ、巡行を見た後、午後の新幹線で戻っていました。すると、昨年のことです、京都の方から、7/17の夕方、八坂神社で神幸祭が開催されるから、それをぜひ見て帰ってください、と教わりました。

今回は、7/19に兵庫でオペラを見るので、7/17から、さらに二泊、京都に滞在することに決めました。さて、そうはいうものの分からないことだらけです。どこでどのようにして見たらいいのか、見当もつきません。巡行のとき一緒に並んでいた方ともお話しし、警察の方にもお聞きし、ホテルに戻ってからも担当の方に相談しました。どうも八坂神社が出発点だから、そこに向かえばいいと、わかりました。

四条通は、まだ交通規制があって、車が使えません。四条烏丸から、歩いて、八坂神社に向かいます。近づくと道の両側には人がびっしり並んでいます。八坂神社で神事が行なわれ、そのあと、18時から神輿がでるという話でした。

まず、宮本組神宝奉持列、豊園泉正寺榊行列がそれぞれのコースを渡御します。神輿が来ると思っていたのが、神主さんの行列や、馬に乗ったお稚児さんがいて、それはそれで平安絵巻を見ているようです。
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やがて、30分ほどすると、遠くから歓声があがり、御神輿の到来です。三基の神輿が氏子の地区を歩く神輿渡御出発式があって、神輿は、四条御旅所(おたびしょ)まで向かいます。三基とは、中御座(三若神輿会)、東御座(四若神輿会)、西御座(錦神輿会)です。詳しいルートはこちら
神輿は「ほいっと、ほいっと」という掛け声とともに進みます。
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中御座(三若神輿会)の神輿

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西御座(錦神輿会)の神輿

私は、もっと神輿の写真が撮りたいと思い、錦の神輿の後を付いていくことにしました。これが幸いしたのです。三基はそれぞれ別の道順を通りますが,錦の神輿は、四条通から花見小路を南へ向かいます。

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2014年 祇園祭 前祭に行ってきました その2

宵山か巡行の日は、雨だというのが定説です。今年はその前に大型台風が来たおかげで、お天気は素晴らしく、油断していたら、日焼けしてしまいました。

始まる前に最後の仕上げをしている郭巨山のみなさん。
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月鉾のみなさん
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記念撮影をしている函谷鉾のみなさん。
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山鉾巡行の当日、9時スタートなので、8時過ぎに、四条烏丸の交差点に向かうと、最前列が空いていました。ここは、9時過ぎからは日陰になって、また、警備の警官が優秀なので、お気に入りの場所です。ここで長刀鉾の生稚児さんを見て、残りの22基を見ようと決めていました。

8時半すぎると、長刀鉾がスタート地点へと動き出し、警官の一人が、こういうシーンはカメラで撮らなくちゃと教えてくれます。
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生稚児さんは肩に背負われて登り、ぐるりを周り、お顔を見せます。今年は西利さんの長男でした。無事、乗り込むと長刀鉾のスタートです。

今年は23基なので、全部見ることができて、楽しかったです。今年はお天気にも恵まれました。

普通なら、博物館のガラスケースに陳列されているような時代物の山鉾がそろりそろりと動いて、四条から御池まで一周してみせることです。これらの山鉾が並んだ姿は、ミニュチュア模型のように可愛らしい。それが見たくて、出かけるかもしれません。
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2014年 祇園祭 前祭に行ってきました その1

7月の暑い盛りに、京都に行くのは、最初は勇気がいりました。それが、思いの外楽しくて、祇園祭の期間に触れ合う人びととの優しい、柔らかい時間にすっかり魅了されて、毎年出かけるようになりました。今では、七月になるのを楽しみに待っています。

祇園祭の楽しみ方は、人様々だと思います。わたしは仕事柄、祭りの前段階から参加するのが好き。鉾建てが始まり、町内で準備の始まる、7/13頃から京都入りします。今年は前祭、後祭と二週間に渡っての初めての開催。どうなることかと、気になっていました。

宿泊は四条付近。いつものように町歩きをすると、なんだが物足りない、途中で終わっています。新町通りの北側の北観音山、南観音山、八幡山がありません。室町通りの北側の、鯉山、黒主山、役行者山もありません。これらは今回の籤で、後祭。いつもなら、この辺りは屋台が出て、一方通行で賑わっているのに、今年は静かでした。南側では交通規制となっていて、ここから先には進めませんというアナウンスが飛び交っています。

山鉾には提灯が飾られ、夜になると灯りが入って、風情があります。昼間の暑い盛りに出歩くよりも、夕暮れのあとから、町歩きするのが似合っています。

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祇園祭は、山鉾のお飾りを見たりするほか、屏風祭という個人宅を解放して、美術品を拝見することができます。名家では、この日のために飾り付けをし、家長が自ら、解説もしてくださるのです。
芦刈山の近く、染呉服卸の横山商店にお邪魔しました。ご主人自ら、お話しいただき、京都画壇で円山派の復興に貢献した森寛斎の「四季農耕の図」を見せていただきました。画像はお借りしています。

この屏風は代々、家に伝わるものですかと尋ねると、自分が20代のときに買ったものだといいます。当時、家にこの絵が付いていて、家と絵を両方買うか、あるいは、絵だけ欲しい人がいるから、その分、家を安く買うかと問われ、絵が好きだから、両方買ってしまった。今考えても度胸のあることをしたと思う、といわれます。本来なら、国立博物館に収まっているような作品を個人で所有していて、祇園祭の期間だけ、公開しているのです。こういう屏風祭、昔は130軒くらいあったのが、今では26軒だけということでした。

螺鈿の団扇を展示しているお宅もあります。IMG_3575

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宵々山では、あちこちの山鉾がお囃子や踊りリハーサルをしています。町の人は、この時期、出かけるようです。山鉾巡行当日の籤改めの扇子あしらいの練習があったりと、町が祭りの呼吸をしています。見守っている人たちも無事にできると、拍手していました。

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綾傘鉾のお囃子練習風景

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四条傘鉾のお囃子と踊りのリハーサル、四条通は歩行者天国になっています。
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青森に行ってきました その3 青森県立美術館

青森最終日の4/13、朝いちばんで、県立美術館に出かけました。アートをみるには、フレッシュな心が必要です。青森駅から、バスで20分。公園の中にあります。IMG_2162IMG_2164

こちらの建物、三内丸山遺跡に着想を得て、作られたそうです。建築家は青木淳氏。いままでにみたことのないような清冽な印象です。雪に映えるのでしょうね。雪の季節にぜひ、訪れてみたいと思いました。
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入口からの風景            奈良美智作、あおもり犬

中に入るとまず通されるのが、「アレコ」ホール。マルク・シャガールが、バレエ「アレコ」の幕をつくり、その内の3点がここに飾られています。1点がおよそ縦9メートル、横15メートルという巨大なものです。青森だから展示できる潤沢なスペース。ここに飾られている作品は、みんなのびのびとしていました。
建物が白い箱で、そこに飾られるものは、最高の演技をすると思いました。もう一度訪れみたい場所です。

バスで青森駅までもどり、ランチは、quatre cafe (カトルカフェ)。同行の友人がリセの学生が来る店みたいといっていたのが、おかしかったです。この看板の二階の奥になります。こちらでゆっくりして、海をみようということになりました。
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青森駅周辺は、コンパクトにまとまっていて、歩いて観光できます。雪のない時の話なので、豪雪のときは、違うかもしれませんが。
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青森港は、佐渡に似ています。ちょうど両津港に入るような気分になって、不思議でした。駅と港を囲むように、観光施設がありますが、お気に入りはAファクトリー。野菜もお菓子もあって、良質なお土産品が揃っています。二階はレストランになっていて、ガレットが食べられます。滞在中、毎日通っていました。
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お土産にくるみを買って帰りましたが、こちらが大粒で中にびっしりと実が詰まっていました。お天気にも恵まれ、すてきな三日間でした。

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雪の京都にいます

昔なら、きっと金閣寺や、銀閣寺、雪化粧した庭園を訪ねたろうと思いますが、今回は、南座のオペラ、蝶々夫人を見に来ているので、転ばないようにじっと我慢です。

二日間限定のオペラ、祇園甲部のお姐さんたちも参加という南座初のオペラ。出かける前からわくわくします。雪は朝、降っていたのですが、午後から外が明るくなってきました。こちらの峠は越えたようです。

冬の京都を訪れるには、覚悟がいります。寒さでどこにも出かけられないとき、読む本を持参して、そして、ネットに接続できて、食料も確保して、冬籠りできるようにしておく。定宿にしているホテルが交通の便がよくて、助かります。

午前中は、どこにも出かけず、ここで仕事をして、持ってきた本を読んでいました。学生のころ、時間だけはたっぷりあったとき、あちこち回っておいてよかったです。大人の楽しみは、そんなにバタバタしなくてもいいでしょう。

知り合いとあって、おしゃべりや食事をする。ホテルでは、ひとりで、仕事もできる。疲れたら午睡して、街歩きも少しする。観光客のいない地区でのんびり過ごしています。

外の気温3.6℃、降雨量0.5mm。着物に草履でもなんとか歩けそうです。朝白かった屋根の雪もかなり溶けてきました。京都でゆっくり過ごすのはいいですね。明日は帰ります。

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