祇園祭、神幸祭を見てきました その2

その1はこちら

錦の神輿は、西御座で、八柱御子神 (やはしらのみこがみ)です。

四条通から花見小路を南へ向かい、川端通を北へ、三条通から木屋町通を北へ、二条通へ入り寺町通を下がる、三条通から河原町通を南へ、四条通から木屋町通を下がり松原通を西、河原町通を上がり四条通から御旅所へと二時間あまりのコースになります。途中、担ぎ手が交代したり、また、台車に載せたりと、全行程を担ぐことはしません。

それでも「ほいっと、ほいっと」という掛け声で担ぐのをみているのは、気持ちがよいのです。神輿は花見小路に入りました。ここは、お茶屋さんが並んでいる通りです。道の両側に並んでいるお茶屋さんの前で、旦那さん、お姐さんたちが挨拶をしたり、飲み物やお握りなどの接待もします。
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お茶屋さんの二階から、身を乗り出して眺めているひともいます。きれいどころの待っているこの辺りを「ほいっと、ほいっと」という掛け声と共に進み、一緒に歩いているわたしたちまで、祭りは楽しいなあと思いました。錦の人たちは優しくて、写真を撮っているひとも邪魔にせず、一体感があります。

途中、休憩のときは、神輿を台車に載せて休みます。神輿は、細い路地も通り抜け、見たこともない道を進むのですが、どこでも挨拶をしたり、飲み物を配ったりする人がいて、氏子に愛されているのだと分かります。神様のお通りですから、みんなが歓迎するのでしょう。

楽しかったのですが、最後まで付いていく体力はなく、四条通りに出たのを機にお別れしました。初めての経験で、こんなに楽しい祭りに参加できて、感謝です。
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