江戸東京博物館で開催されている「写楽 幻の肉筆画」特別展

2009年7月4日(土)−9月6日(日)まで、両国の江戸東京博物館で開催されている「写楽 幻の肉筆画」特別展。お盆明けの日曜日にでかけることになっているので、いろいろと調べていたら、こんなすてきなサイトを発見。

今回の一番の目玉は東洲斎写楽の確かな肉筆画作品である、「四代目松本幸四郎の加古川本蔵と、松本米三郎の小浪」。こちらは扇面に描かれたもの。

またこれにちなんで、『仮名手本忠臣蔵』(三幕四場)のうち二段目『桃井館上使の場』(モノクロ) 竹田出雲・三好松洛・並木川柳 合作
1974年(昭和49)12月3日〜25日 国立劇場で上演された作品 25分を毎日4回、上演する。

江戸情緒に溢れる一日になりそうだ。

特別展観覧券 一般 1,300円だが、常設展共通券 1,520円をお薦めする。こちらは博物館窓口での取り扱いのみ。これだと、8月13日(木)から始まる企画展「江戸東京ねこづくし展」にも入れる。

ラオックス webショップで、買った液晶テレビが故障に付き

2006年の6月にラオックスのwebショップで、東芝製液晶テレビを買う。地デジ対応型で、価格的にも安かった。買うときに、何気なく延長保証を選び、4000円程度余分に払った。

そ して、なぜか一年後、このテレビ、音声は聞こえるのだが、画面が真っ黒のまま、という故障になり、修理に来てもらう。幸い、一年以内だということで、新し い液晶テレビと丸ごと交換してもらった。2007年6月のこと。そして、二年後の8月、前回と同じように、画面が真っ黒、音声は聞こえるという状態が発 生。

ラオックスは中国メーカーの傘下になったし、サービスは変わってしまったのだろうかと、おそるおそるフリーダイヤルに掛けてみる。回線が込み入っているとかで数分待って繋がる。

今からだと、4日後が最短というので、それで承諾すると、朝、連絡しますとのこと。本日、9時から東芝サービスセンターからの連絡を待つ。10時半過ぎても連絡が来ないので、再度ラオックスのサービスセンターに電話を入れた。時間も午後一をお願いする。

10 時38分、ようやく電話が来て、13時半ごろ伺いますという返事。やってきた技術者の方は、電源を入れて、すぐチェックは終わる。「これは、部品が今はな いので、工場から取り寄せになります。お盆を挟むので、納品は月末になりますね」と、つまり、液晶画面ごと全取り替えのようなのだ。これは前回と同じ。ま あ、今回は保証期間内だったので、不幸中の幸いだったが、次に壊れたら買換えも考えておこう。

機種によるのか、液晶テレビは以前にシャープ製を買って、映らなくなり、放ってある(買った店舗が撤退して、連絡がとれない)。地デジになるからと、買う 方も多いと思うが、こういう家電製品は故障がつきもの。価格だけではなく、アフターフォローのできる店を選んだ方が安全である。

夏らしくない夏の過ごし方

皆既日食の後、涼しい日が続いているような気がする。特に朝晩はとても過ごしやすい。家では週末、冷房なしで過ごしていた。なんとなく夏らしくない日が続く。

体調を崩されている人、風邪が治らない人がいるようなので、夏らしくない夏の過ごし方について書いてみる。

1. 季節感を大切に
夏野菜をたっぷりとるとか、スイカやトウモロコシで夏を演出しよう。

2. 夜更かしに注意
夜も涼しいので、つい夜更かししてしまうが、涼しい夜は睡眠を取ろう。

3. 浴衣で花火大会へ
浴衣に着替えて、非日常の花火大会に行く。これだけでずいぶんリフレッシュされるはず。

4. 水分を十分に補給
涼しいからと水分を取らないでいると、熱中症にかかってしまう。喉が渇く前に水分を補給しよう。

5. 夏の楽しみを考える
海で泳ぐには寒すぎるなら、室内プールがある。生ビールと焼き鳥を楽しむのもいいし、友だちや家族とBBQもわくわくする。こういう行事をきちんとこなしていると、なんとなく元気が出てくる。

6. 夏の夜にも読書
テレビやインターネットを止めて、涼しい夜は本を開く。難しい本ほど、後からぐっすり眠れるはず。秋まで待たなくても、いますぐ始めよう。

7. 会社や学校の帰りに寄り道
涼しいとたくさん歩ける。車では気付かないことを徒歩だと発見できるのだ。新しい店、空き地になっている場所。地下街など、いつもと違う道を歩くのは楽しい。

涼しいのは物足りないような気もするが、行動範囲が広がるはずなので、町歩きをお薦めする。水分補給を忘れずに、さあ、でかけよう。

 

東京駅八重洲地下街の古書店ブログ

京橋のあらかわ画廊に立寄り、その帰り道、東京駅まで歩いた。八重洲地下街があって、涼しい。何気なく歩いていると、古書店という看板が目に留まる。古本屋が八重洲にあったなんて、知らなかった。

スタッフブログもある。 写真入りで楽しそうな紹介がいい。気になって、覗いていたら、能楽の謡本が「難ありコーナー」に並べてあって、一冊100円也。観世流の謡本なので、菊慈童、源氏供養、三輪、蘆刈を買ってみた。奥付に大正十四年と書いてある。

この本の師匠の欄には福田光蔵氏と記載してあったので、ググってみた。小津安二郎監督の晩秋で、原節子が見ていた観世流「杜若」の場面があり、シテ方は梅若万三郎、そこに地謡で登場している。これは観世流のお稽古をしなさいという暗示なのか。真面目に考えてみよう。

東京駅で思いがけない出会いがあったので、旅は寄り道に限ると思った。

イベントが多すぎて眠れない

twitterを始めた頃、マイケルジャクソンの追悼番組のお知らせがあって、見ていたら、次の日が辛かった。

そして今夜は、エンデバーの帰還着陸まであと3分。見始めると必ずチェックしてしまう。インターネットを始めたとき、テレビか、読書かと考えて、テレビを見ることを諦めたが、こうやって画面でニュースを見ているのは、同じことのような気がする。そういう時代になったということか。

エンデバー、無事着陸。おめでとうございます。

YouTubeの画像をリンクしておきますね。

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ドイツ観光局主催のドイツのお菓子教室に行ってきました

今年はベルリンの壁が崩壊して20年という記念すべき年なのだそうです。学生時代、ベルリンの壁を見学したものにとって、夢のような時間です。

今回はドイツ観光局とミーレのコラボレーションによるドイツのお菓子教室に参加しました。講師は門倉多仁亜さん。ミーレのショールームをお借りして、ドイツの家庭で作るお菓子を教わりながら、ドイツ流の生活の楽しみ方もお聞きしました。17名という人数も先生のお話が直接聞けて、こじまりとまとまっていました。

自分たちで材料を混ぜ、オーブンで焼いたサクランボのケーキを切り、生クリームを泡立てたものを載せていただきます。このアットホームな感じが渋谷という町で何気なく行なわれているのがまたすてき。

観光局からの最新イメージビデオも見せていただき、最後にはお土産付きという贅沢さで、楽しい数時間を過ごしてきました。

 

中央区観光協会特派員ブログ

もうすぐ八月。夏休みにどこに行こうか、まだ決めていない人も多いと思う。そんなとき、中央区観光協会を覗いてみた。

今年が中央区観光協会50周年ということで記念事業が目白押しだ。歴史・文化・商店を知るということで、まち歩き文化コース産業コースなど、今からでも受付している。

日頃、職場に近い場所だが、案外知らないことがたくさん。二時間程度なので、気軽に参加して、その後は自分たちで散策もできる。

また、「中央区観光検定」の上位合格者より認定された”中央区観光協会特派員”によって運営・配信されている、中央区観光協会特派員ブログ。地域に密着した情報なのがうれしい。

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「8時間日曜対談—アイ・ウェイウェイ×アート×建築」

日曜日の午後、8時間にわたるセッションということで申し込んでみた。別のイベントもあり、会場に着いたのは15時過ぎ。それでも、終了の20時までたっぷり5時間楽しめた。

最近の森美術館、じっくりと展覧会をやって、その間にいくつかの公開講座を実施している。先に見るか、理解を深めて見るか。美術館の新たな楽しみが生まれたような気がする。

私が見たのは、トーク3からトーク6までだが、なかなか面白かった。 アイ・ウェイウェイと いうアーティスト、北京オリンピックスタジアムのデザインをした人なのだ。ユーモアセンスもあるし、機転もきくし、なかなかの人物である。8時間のセッ ションにつきあったというだけでも、感動的ではないか。会場には、美術関係者が2割くらい。海外から招いた人も多く、国際会議のような雰囲気だった。日英 の同時通訳がつくのだが、日本の講演者もアイ・ウェイウェイと英語で話しているので、海外できいているような錯覚に陥る。

(以下、森美術館のサイトからの転載)

美 術、建築、編集、デザインなど多岐にわたるクリエイティブな分野で活躍するアイ・ウェイウェイ。日曜日の午後8時間にわたるこの連続対談では、アーティス トの多面性をアートと建築を入口にして、素材、技術、空間、歴史、文化、領域などの観点から読み解きます。対談相手には、アートと建築の世界からアイ・ ウェイウェイと興味深い繋がりやクリエイティブな共通点を持つ豪華ゲストを招きます。会場のみなさまからの「アイ・ウェイウェイへの質問」も時間の許す限 り受ける予定です。

12:00 プログラム開始 モデレーター:片岡真実(森美術館チーフ・キュレーター)
12:05 対談1 出演:ウリ・シグ(コレクター)
13:00 対談2 出演:隈 研吾(建築家)
14:45 対談3 出演:フィリップ・ティナリ(ライター、キュレーター)
15:45 対談4 出演:チャールズ・メレウェザー(美術史家、ライター、キュレーター)
17:30 対談5 出演:坂 茂(建築家)
18:30 対談6 出演:杉本博司(現代美術家)
20:00 終了

丸ビル35コンサートブログ、新鋭のピアニストたちの素顔

東京って不思議なところだと、しみじみ思う。音楽が好きで、よく聴きに出かけるのに、丸ビルでコンサートをしているのは気がつかなかった。たまたまネットの知合いが「明日、丸ビルでコンサート」と書き込んだをみて、ここを発見する。

丸ビルの35階ロビーで、毎週日曜日の14時から14時45分まで、平日(水、金、土)は20時半からと、21時半に各30分の演奏をしている。入場無料だから、毎回かけつけることもできそう。題して「丸びる35コンサート」

協力は社団法人全日本ピアノ指導者協会(The Piano Teachers’ National Association of Japan, Incorporated by the Japanese Government)

音楽は生活の一部でもっと気軽に楽しめたらいいと思っているので、こういう企画はとても嬉しい。場所も東京駅だし、仕事帰りに立ち寄ることも可能だ。ぜひ、ご高覧くださいませ。

この夏どんどん加速するもの

2009年の夏は、皆既日食とともに忘れない年になりそうだ。というのも、かつて、インターネットが流行ったときのように、あたらしいサービスが いっせいに始まっている。それは、あのweb2.0などというイベントとは違って、草の根的、あるいは、一部の人々の中で急速に伝わり、一晩で共有する何 かが生まれている。

特にtwitterの増幅は恐ろしいくらいだ。140文字という制限を逆手にとって、twitter小説が生まれた。また、これをマーケティングのツールとして活用するためのセミナも開催される。 これは一週間以内の出来事。二三日あれば、必要な情報が、必要なひとに伝わる。この仕組み、使い方次第で大きなインフラになると思うのだ。http://twitter.com/milano2009

そして、興味のないひと、あるいは、関係ないと思っているひとにはそれなりの時間が流れ、気がつかずに暮らしていける。ここが重要なポイント。りんごの皮だけ見ていて、中身がすっかり別なものになってしまっても、齧るまでは気がつかない。

そしてこの夏は総選挙の時期でもある。国の仕組みががらりと変わってしまうかもしれないとき。バカンスも長期では取れそうもない。別にネット依存症ではないが、三日間、情報から離れていると不安になる。

柔軟な心をもって、新しいサービスを試してみよう。従来のやり方にしがみつくのではなく、お金儲けに走るのではなく、しなやかに、そして変化に流されずに暮らしてみよう。