2009年の夏は、皆既日食とともに忘れない年になりそうだ。というのも、かつて、インターネットが流行ったときのように、あたらしいサービスが いっせいに始まっている。それは、あのweb2.0などというイベントとは違って、草の根的、あるいは、一部の人々の中で急速に伝わり、一晩で共有する何 かが生まれている。
特にtwitterの増幅は恐ろしいくらいだ。140文字という制限を逆手にとって、twitter小説が生まれた。また、これをマーケティングのツールとして活用するためのセミナも開催される。 これは一週間以内の出来事。二三日あれば、必要な情報が、必要なひとに伝わる。この仕組み、使い方次第で大きなインフラになると思うのだ。http://twitter.com/milano2009
そして、興味のないひと、あるいは、関係ないと思っているひとにはそれなりの時間が流れ、気がつかずに暮らしていける。ここが重要なポイント。りんごの皮だけ見ていて、中身がすっかり別なものになってしまっても、齧るまでは気がつかない。
そしてこの夏は総選挙の時期でもある。国の仕組みががらりと変わってしまうかもしれないとき。バカンスも長期では取れそうもない。別にネット依存症ではないが、三日間、情報から離れていると不安になる。
柔軟な心をもって、新しいサービスを試してみよう。従来のやり方にしがみつくのではなく、お金儲けに走るのではなく、しなやかに、そして変化に流されずに暮らしてみよう。