続・twitterの楽しみかた

twitterを始めて、11週間経った。タイムラインに流れるつぶやきを聞きながら、驚いたり、笑ったり、喜んだりして暮らしている。

その一部で、馴染めない人には、がらんとした空間に映るらしい。この辺り、言葉ではうまく説明できないが、【世の中にはいろいろな人がいる。よいとか、悪いとかではなく、考え方の違いだけ。それを認めれば、腹を立てることはない】。

本日の名言をひとつ

【Twitterではタイムラインを構築するのは自分だから、自分のタイムラインには責任を持たなくてはならない。ムカツク発言をした人に文句を言うのではなく、その人をフォローしてしまった自分を責めればいい。気楽だねぇ。(maname) 】

本当、そうなんですね。雑音が気になるようになったら、その人をリムーブすればいい。また、静けさが戻ってきます。

こ の一週間で、いくつかの出来事がありました。「twitterの中で、特定の誰かを批判したり、中傷したりするのは、危険すぎる」ということ。真偽のほど はともかく、面白そうなニュースはあっという間に伝播します。すると、発信した本人は、反論したくとも、140文字の制限があって、なかなか伝わらない。 その間にも、多勢に無勢で、情報だけが増幅されていきます。

好きなことをつぶやいていいのですが、それが相手のタイムラインに流れたら、どんな気持ちになるかを想像して、ちょっと考えたらいいと思います。ここには、本来、有名人も非有名人もいないわけですから、自分の取り扱いが気に入らないという方もいらっしゃるかもしれません。

要はtwitterの世界は大浴場。どんな高価な宝石も書物も預けて、風呂に浸かります。その緩やかな繋がりが心地よく、改まらずに声を掛けられるのだと思います。

嫌 いな人もいれば、大好きな人もいる。そういう世界をあるがままに受け止めれば、諍いもなく過ごせるのにと思ったりします。私自身は、居心地のよい隠れ家を 見つけたごとく、意見のやり取りやコメントを出すことを楽しんでいます。今を楽しむには、いちばんのツールだと思いますよ。

 

朝型 or 夜型

自分はずっと夜型人間だと思っていた。三年前のこと、夏の終わる前に5時起きを始めてみたら、これが気持ちよく仕事がはかどる。午前中に一日の大半の仕事が片付き、朝型はすてきだと思った。

二年あまり、朝型を続けたのだが、家族の時間帯が夜型のシフトし、ネットの友だちとの交流も22時以降なので、やがてなし崩しに夜型に戻ってしまった。たまには早起きすることもあるが、そのときは、午睡が必要となる。

夜型はなかなか棲息しずらい面があったが、24時間営業のスーパーやコンビニ、そして、ネット上のオンラインショップなのどのおかげで、欲しい本や洋服も変えるし、食材も調達できる。空いているレジに並ぶと時間もちょっと得した気分になる。

世の中に、絶対ということばがないように、朝型でも、夜型でも要するに自分が満足する仕事ができればいいのだ。友だちやお客様と関わるときは、そのときに応じてしなやかに対応すればいいことだから、どちらの型なのか、決めつける必要はない。

我慢することは偉いようにいわれるが、実は違う。悲しいときは心のすむまで泣く、怒りはしっかりと相手に伝える。自分の気持ちをうまく表現できないと、内部に不満が溜まっていく。これがいちばんまずいこと。

いつも明るく、楽しく、元気の良い人のまわりには、同じような人が集まってきて、さらに楽しくなるはず。それを決めるのも自分次第なのだ。

1989年「ADC広告大学」

昨日、8/7に広告系総会2009【夏】が開催されたというブログをみて、昔、広告担当をずっとやっていたことを思い出した。米国系企業の広告担当だから、媒体は、日経エレクトロニクス、トランジスタ技術、インターネット、日経産業、日刊工業など。日経エレクトロニクスでは、ずっと年間広告賞をもらっている。

1989年に開催された 「ADC広告大学」のことを調べてみたのだが、サイトからは何も見つからない。まだインターネットが普及していないときだから書込みがないのだろう。

た しか、三日間のセミナがあって、アートディレクターたちが、次々と自分の作品の解説をして、資生堂の福原さんの特別講演もあった。最終日は、講師や関係者 を含めてのレセプション。バブルのときだったから、会場はホテル西洋で贅沢な立食パーティ。パウダールームにはカサブランカの生花がふんだんに飾られ、タ オルは一回ごとに使ったら籠に投げ込む。

このレセプションで、今は亡き、元ソニー取締役の黒木靖夫さんと、お話できた。この方は工業デザイナーで、あのSONYのロゴマークを作った方だ。他にも有名人とご挨拶したのに、みんな忘れている。

三日間の参加費用もかなりの金額で、よく上司が承認してくれたと、今でも思う。それから20年経って、今は、広告のあり方が、改めて考えてられる時期に来ている。

そういう意味でも参加したかった。今、どうやったらモノが売れるのか。また、ネットはどんな力を持っているのか、ADCのみなさまにお聞きしたい。時代の流れという、大きな力が働いているからこそ、頭を働かせ、腕の見せ所もたくさんあるのではないか。

20年以上も、広告やマーケティングに関する仕事をしてきたのだと、改めて驚く。たぶん、好きだから、続いているのだろう。

この夏どんどん加速するもの

2009年の夏は、皆既日食とともに忘れない年になりそうだ。というのも、かつて、インターネットが流行ったときのように、あたらしいサービスが いっせいに始まっている。それは、あのweb2.0などというイベントとは違って、草の根的、あるいは、一部の人々の中で急速に伝わり、一晩で共有する何 かが生まれている。

特にtwitterの増幅は恐ろしいくらいだ。140文字という制限を逆手にとって、twitter小説が生まれた。また、これをマーケティングのツールとして活用するためのセミナも開催される。 これは一週間以内の出来事。二三日あれば、必要な情報が、必要なひとに伝わる。この仕組み、使い方次第で大きなインフラになると思うのだ。http://twitter.com/milano2009

そして、興味のないひと、あるいは、関係ないと思っているひとにはそれなりの時間が流れ、気がつかずに暮らしていける。ここが重要なポイント。りんごの皮だけ見ていて、中身がすっかり別なものになってしまっても、齧るまでは気がつかない。

そしてこの夏は総選挙の時期でもある。国の仕組みががらりと変わってしまうかもしれないとき。バカンスも長期では取れそうもない。別にネット依存症ではないが、三日間、情報から離れていると不安になる。

柔軟な心をもって、新しいサービスを試してみよう。従来のやり方にしがみつくのではなく、お金儲けに走るのではなく、しなやかに、そして変化に流されずに暮らしてみよう。

情報を取るには、できるだけ源流に近づくのがマーケッターの基本

必要な情報を正しく収集するには、できるかぎり源泉に近づくのが、基本だ。

つまり、伝聞はだめ。人から聞いた話をそのまま書くことは危険だ。必ず裏を取るか、実際にやってみるなどして、初めて自分の情報になる。

4年程前、ビジネスブログセミナーで、「海外サイトの紹介」を何度かした。そのときは、six apart の開発者メーリングリストに参加していて、ITエンジニアではないが、マーケティング的な見地から情報を取っていた。

いつも投稿する人のサイトや、彼らが紹介するサイトは必ずチェックした。開発中に起きるトラブル、解決法、また、すぐれたサイトなどの情報をリアルタイムで受取っていた。

たとえば、ニュースサイトなどで、翻訳された日本語サイトは、便利だ。だが、そこには翻訳者のフィルターや紙面のための字数制限などがあるから、同時に原書に当ることをお薦めする。原文と翻訳版を見比べてみると、何が違うのかが見えてくる。

日本には決して紹介されることのない、ユニークな海外サイトを紹介しつづけることができたのも、こういう源泉にいたからだと思う。自分には関係ないから、そこまで専門的な知識はいらないからと、逃げていてはだめだ。

そして、情報を収集するときは、本来の場所と同時に、レストランの向側の席、地下駐車場での会話、電車の中など、閉ざされた空間にも注意を払おう。そういう場所で、本音の会話が聞けることがあるので、要注意。もちろん、あなたの会話も、収集されている怖れがある。

twitter、わたしも始めてみました

知合いが結構使っているし、業務連絡にもなりそうなので、とりあえず、投稿してみます。

仕事柄、PCの前に座っていることは多いのですが、これってつけっぱなしでいいのかしら。

つぶやきは、得意なので、書くことはたくさんありそう。そのとき、考えたことをあとからまとめるのに役立ちそう。

新しいことは、ミーハーなのですぐに飛びつきますが、飽きるのもはやい。続けられるか、ちょっとドキドキしています。

仕事のできる人は、毎日ブログを更新している

最近、あることに気づいた。知合いの経営者で、仕事のできる人たちは、毎日、ブログを更新しているのだ。忙しいはずなのに、毎日必ず更新する。中にはtwitterのように、携帯から短い文章を上げて、一日何回も更新する人もいる。

今までは、よく頑張るなあと、冷ややかに眺めていた。だが、半年、あるいは一年過ぎてみて、彼や彼女たちは、ますます仕事が充実し、そして規模も大きくなっている。

もちろん、ブログだけではなく、努力をしているだが、そういうのを見ると、自分もやってみようと思うのだ。笑。

なぜ、ブログを毎日更新すると、ビジネスがうまく行くのか。マーケティング的な視点から考えてみることにする。

1. 固定客が付く
毎日、更新することでコメントのやりとりや、次はどんな話題なのかと、毎日訪問してくれるお客様が付く

2. 考えていることを整理できる
書くことで、自分の頭の中を整理できる。毎日続けることで、頭の中が整理整頓されていく

3. 文章の訓練になる
短い時間の中で、相手に伝えたいと思って書くから、それは文章を書く訓練になる。毎日続けることで、必ず上達する

4. 新しい習慣となる
継続は力なりという言葉があるが、ご飯を食べるように、ブログを書くことが習慣になり、大変なことから、当たり前のことに変わる

5. コメントをもらえる
毎日書いていると、コメントをもらえるようになる。自分の考えや方向性が間違っていないか、読者から教わることは多い
6. ブログは広場での演説会
最初は小さな広場で、まばらな人の前で話をするようなものだが、毎日続けることで、広場の規模が大きくなってくる。

7. 転職、就職まで決定することがある
ブログを読んでいて、入社することを決意したという話を結構聞く。経営者の意識や、方向性が、毎日読んでいると伝わるので、この人なら一緒に仕事をしたいと思わせることができる

8. 会社や業務の宣伝ツールとなる
毎回、ベタペタの宣伝は嫌だが、ブログの記事に合わせて、さりげなく自社製品・サービスの紹介をしている経営者は多い。表のwebサイトでは、だれも読んでくれない内容も、ブログだとさらりと読める

9. 集客、告知のツールとなる
勉強会、懇親会、あるいは、新製品の発表会、セミナの集客など、毎日書いているブログだからこそ、自然な形で紹介できる

10. ブログを書くために勉強する
毎日書いていると、嘘は書けないし、知らないことは調べるから、自然と知識が付いてくる。これが一年経つと、相当な差がつくはず

11. 知名度をあげることができる
最初は誰も知らない人でも、毎日書き続けることで、検索すれば上位にでてくる。自然とSEO対策になっているのだ

12. 時間管理ができる
毎日書くためには、早朝に仕事をしたり、あるいは、昼休みを使ってりして、時間を効率的に使えるようになる。最初は何もできなくても、毎日繰り返すことで、発見があるのだ

まだまだありそうだが、そんなわけで、毎日ブログを更新することに決めた。半年後、一年後が楽しみである。

マーケティングの基本は、情報収集と、相手が何を望んでいるかを知ること

最近、勧誘の電話を取ることが多い。

◇御社のサイトを拝見しましたが、SEO対策を専門にやっておりまして、
◇弊社は千葉地区のお客様向けにお得な株式のご紹介をしておりますが、
なかには、女性が社長というだけで、切ってしまう失礼な会社もある。

みんな必死なのだということはわかるが、マーケティングの基本を忘れている。売り込むためにはまず、相手の企業がどんな形態なのか、いま、何が足りないのかなど。最低限の情報を取った方がいい。

初めての企業と打合せするときは、まず、webサイトは見るが、それだけでなく、社長名や、担当役員名を検索してみる。どこかの講演会、あるいは広告ページなどで、語っていることがあれば、記録しておく。

■相手が何を望んでいるのかを知ること

マーケティングは、物やサービスを適正な価格で販売することなのだが、売りたい物ばかり前面に出して、それを受取るお客様の気持ちを忘れているような気がする。

弊社の○○は、優れた性能とコストパフォーマンスで、これができます

ではなく、

御社の○○には、このような応用ができ、このような効果があがりますといわれた方が、嬉しいのではないか。

言い換えると、売り込む先の担当者の苦労を、一時的にも肩代わりする、そういう傍に寄り添う気持ちが大切だということだ。

こんな時代だから、失敗は許されないし、みんな新しいことに飛びつくことに慎重になっている。よいことだと分かっていても、費用が発生すれば、それをどうやって回収できるかが論点になるだろう。

何かを導入することで、人件費の節約なるのか、あるいは、時間の短縮になるのか、あるいは、別の付加価値が生まれるのか。それを相手先の事情に合わせて、いっしょになって考えてあげると、よい。

 

■マーケティングの達人になるには

マーケティングの優れものと思った人がいる。

1. 情報の出し惜しみをしない
お願いすれば、プレゼンテーションの資料をフォルダーごと送ってくれる

2. 相手に合わせて、戦略を変えることができる
講演会などで、聴衆の質や経験、年齢などに合わせて、瞬時に議題を変えることができる。

3. 勉強家である
いくら経験を積んでも、新しいことを学ぶ姿勢がないと、足りない点が出てくる。学ぶことは、マッケーターの必須だ。

4. ボジティブであること
モノやサービスを売る人は、悲観的になってはいけない。これはきっとお客様が喜んでくれる、感謝してくれるという信念をもって進めばいい。

5. 予想が外れても落ち込まない
ヒットするはずのモノが売れない。長年、研究・開発費がかさんで、ブロジェクトの解散も考えられているが、それでも投げやりにならず、コツコツと頑張っていると、誰かが見ていてくれるものだ。

直感力を高めよう

今の時代、これまで蓄積された知識や技能が通用しない場面に出くわすことがある。いいかえると、何が起きても驚かない覚悟が必要だ。

知合いが突然、リストラされた。プロジェクトごと、継続の必要なしといわれて、それに関わるメンバー全員がリストラ対象となった。会社では、次の仕事が決めるまで、就職支援プログラムを用意しているというが、そんなものに頼らずに、自分の力を信じて進もう。

さて、日頃から直感力を高める訓練が大切だということを伝えたい。もともと、人間や動物には、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚という外界からやってくるものを知覚する感覚が備わっている。

1. 見ること
2. 聞くこと
3. 触れること
4. 味わうこと
5. 嗅ぐこと

これらを総称して五感という。この五感をフルに使って、語りかけてくるものが直感だ。

以 前、人付き合いの極意はと聞かれて、「自分がこの人と話したいという直感を信じる」という話をしたことがある。何かの会合で出会った時、その人の経歴や地 位や会社名などではなくて、あなたの五感に訴える何か、を感じる人が本物の友だちとなりうる。これは恋愛の始まりにも似ているかもしれない。

進むべきか、退くべきか、あるいは止まるべきか。さまざまな場面で、即断を求められることは多いと思う。そんなとき、直感力を働かせて、行動したらいい。

では、どうしたら、直感力が高められるのか

1. 雑念を取り除く
2. 一日15分間、瞑想する
3. 自分の力を信じる

これは、禅寺で座禅を組んで、悟りを開くための訓練に似ている。座禅の代わりに、大きく深呼吸して、頭の中を無にしてみる。始めは辛いかもしれないが、続けていると、何かが見えてくるはず。

忙し過ぎるときも、疲れ果てているときも、この15分間の瞑想は有効である。あなたをリフレッシュさせてくれる。必要であれば静かな音楽をかけてもいい。

仕事だけでなく、知らない国を旅する時、あるいは電車の事故に巻き込まれたとき、何をしたらいいのか、直感を通して情報を受取ることは大切だと思う。また、さらにパワフルに直感力を高めるには、一日コースのセミナも用意されている。

中断したものを再開するときの留意点

昨夜、偏頭痛に悩まされた。ほぼ三年ぶりのこと。
原因は、仕事が集中していたこと、また、睡眠が足りていないこと、そして、何よりもスイミングスクールに通っていないこと、が挙げられる。

そういえば週二回のスポーツクラブにこの数ヶ月通っていない。健康のために始めたことなのだから、病院に通うよりはましのはず。明日はなんとしてもでかけなくちゃと思った。

他にも中断しているものはいくつかある。放置したままのブログページがいくつか。
そして、会おうと言い出したが、全員のスケジュール調整ができないままになっている食事会。膨大な資料をスキャンしかけて、中断しているもの。数え上げると、たくさんあるのだ。

なぜ中断したか、そのことについてはあまり考えない方がいい。前をみて、どうやったら再開できるのか、どんなインセンティブで立ち上がるのか、前向きに考えてみよう。

1. 中断したものについて、反省、後悔はしない
2. 前向きに考える
3. これを始めることのメリットを三つ考える
4. 自分の中の、○○であるべき、という考えをすてる
5. 決まらないことを、相手に投げてもいいのだ
6. 再開は楽しく、そしてご褒美も用意する
7. 楽しいことから始めよう

たとえば、スイミングスクールであるが、これまでイブニングコース(17時から23時)を取っていたが、これをプール限定で全日に変更する。一部ホットヨガを取っていただけで、ジムは使っていないから、プールだけで十分。価格もほぼ変わらない。
ブログページの再開。空いてしまった日時を埋める努力はしない。今日から始めよう。そして、読んで楽しくなるような告知から始めること。自分がどこかに書いた文章を再利用してもいいから、書き出そう。

自分だけで抱えて、何もできないなら、第三者に投げてもよいし、担当の人に甘えてもいいのだと思う。ゼロよりは10%でも、20%でも先に進もう。

自意識の過剰な人は、他の人がどう思うかがとても気になるらしいが、正直な話、人は恋人でもないかぎり、そんなに関心を持っていない。あなたがどう振舞おうと、そんなに気にすることはないのだ。

継続は力なり、という言葉があるが本当だと思う。