国立博物館の応挙館でお茶会に、行ってきました

今、博物館がとても面白いです。国立博物館では、「博物館に初もうで」という企画で1/2からイベントを開催しています。

今年の干支のうさぎにちなんだ展示があるので、最終日の今日、雪景色を眺めながら出かけてきました。 狩野永徳の国宝「檜図屏風」、雪舟の国宝「秋冬山水図」、尾形光琳の重文「風神雷神図屏風」などが特別公開されていて、入場料600円というのは、お得な感じがします。寒い中、結構にぎわっていましたので、みなさまよく研究されていますね。

そして、本日第三日曜日は、一月に一度のお茶会。 博物館の職員+ボランティアの方が立ててくれたお茶をいただきます。その場所は庭園内にある応挙館。あの丸山応挙が描いたふすま絵がかかっています。今は 安全のため、レプリカですが、それでも重厚な様は感じられました。建物は昭和4年に建てられていますが、中に入るといきなり、江戸の世界が広がります。


松と竹が描かれている正客の座

 

 

 

 


梅の描かれている襖は二室のしきり

 

 

 

 

次の間の襖絵

これらを眺めながら、江戸の世界にトランスします。定員30名ですが、みんなうっとりとして、静寂の世界にいました。そして、お茶のお手前を眺めながら、お菓子をいただくのですが、こちらもかわいいウサギさん。

食べるのがもったいないようなお菓子で、熱い抹茶をいただき、身体もほっこりしました。最後に室内を見学して、戻ってきました。一時間あまりの体験でしたが、久しぶりに侘び寂びの世界に遊んだように思います。

 

 

こちらでは、毎月第三日曜日に開催していますので、ぜひ、参加されると楽しいですよ。お茶の心得がなくても大丈夫。楽しめばいいそうです。(各回約60分)各回の開始30分前より、本館1階 エントランスにて、整理券を配付します。
第1席 12:30〜13:30
第2席 14:00〜15:00

 

高校サッカー決勝戦を見てきました

成人式の今日1/10に開催される、高校サッカー決勝戦に出かけました。4年前、千葉出身の流通経大柏(流通経済大学付属柏高等学校)が決勝戦に出るということで、高校時代の仲間11人で、国立競技場で観戦し、それ以来、毎年決勝戦に集うことにしています。

高校生のひたむきさに感激して、これをリアルタイムで見なくちゃと、仲間で観戦しているのです。もちろん、プロではないから未熟なところもあります。でも、相手を倒したり、妨害したりなどの行為はなく、みていて本当に気持ちのよい試合ばかりです。

サッカーというのは、ミスが得点を生むスポーツだと思います。キーパーがゴールを離れれば、すぐに得点されます。いくら攻撃力があっても、シュートをはじくキーパーがいれば、ずいぶんと頼もしいものです。

今 日の試合、前半は2対0で、滝川二(白)が圧倒的に勝っていたので、見ている側としては、久御山(エンジ)になんとか得点してほしいと願っていました。と ころが後半9分で、滝川二がさらに1点を追加し、3対0と、まるで試合は終わったかのような印象。帰る人はさすがにいませんが、これだと退屈だなあ、正直 なところ、思いました。

その後、後半12分にようやく、久御山がゴールを決め、そのすぐあとで、滝川二がまた1点を追加し、4対1。滝川二は、もう守りの姿勢に入っていたように思えました。ここで、後半39分、41分に続けて、久御山がゴールを決め、4対3。

こうなると、試合は一転して、久御山が勝つかもと、いう気分になります。このあたりの空気の変化がサッカーの特徴でしょうね。10分前、あるいは5分まえには予想できなかった流れの変化。

そして、ロスタイム5分といわれ、この間に滝川二が追加の1点を加え、勝敗は決まりました。

後半の競り合いは、本当に熱い試合でしたよ。後ろの列に小学生三人組がいて、「ああやってボールを回すんだね、日が陰ってゴールが見ずらくなったよ」など、感想やヤジを飛ばすのも愛嬌です。普通のJリーグにはない風景。ビールも売れていませんでした。

風があって、寒い日でしたが、Sブロックで観戦したので、陽が当たって暖かかったです。この場所、冬の試合にはお薦めです。終わったあとは、仲間と新年会を兼ねた反省会。来年もまた、来ようねと言い合って別れました。

夢を現実化させる7つのステップ

一年の計は元旦にあり、という言葉があるが、大晦日のあと、昼近く起きて、年賀状を眺めていたら、一日はすぐに終わってしまう。ゆっくりと何かを考えるのは二日か三日だろう。お正月の三が日の間に、年間計画をまとめたらいいのだ。

何かを始めたいと思ったら、計画を立てること。目標を作り、戦略をたて、期日を決める。あとはそれに向かって走り出したらいい。目標がないと、どこまで走ったらいいのかわからない。何事にも到達点、達成点は必要だ。

いつか、パリに行けたらいいなあ。お金を貯めてハワイに行きたい。休暇が好きなだけとれるなら、ローカル鉄道で日本中を旅したい、などと考えている人もいるだろう。夢を現実化させるには、時刻表を調べ、切符を買ってしまおう。

パ リ行きを考えている人は、エールフランス(Sky Team)なのか、Star Alliance系のルフトハンザを使うのかを、まず決める。行きたい時期の価格を調べ、ネットでチケットの予約もできる。マイレージプログラムに入って いれば、マイレージによる招待旅行も可能だ。

夏休みに旅行しようとおもったら、ゴールデンウイークや、年末年始は、出ることにする。休暇申請は早めに、そして回りにも話しておこう。

イタリア語が話せるようになりたいと思ったら、通えそうな語学スクールを予約する。テレビやラジオの語学番組を録画する。毎日の通勤時に繰り返し、聴くことにする。語学検定を受ける。

■現実化させるためのヒント
1. 紙に書く
何をしたいのか、メモでも思いつきでもいいから、紙に書いておく

2. 時期を決める
いつまでにそれをやるのか、時期を決めると現実化が進む

3. 情報収集
知っている人に聞く、ネットで調べる、すでにやった人のまねをする。

4. 大まかな計画書を作る
完了する時期、費用、具体的な戦略など、たたき台になるものを作る

5. 宣言する
人に話すことで、応援してもらおう。禁煙するときは回りに宣言したほうが、長続きする。結婚資金を貯めるのも同じ。夢を具体的に実現させる方法を、人に語ることで、自信がつく。また、アドバイスも貰える

6. 自分を褒める
よくやったね、頑張っているね、偉いね、と自分を褒めてあげよう。

7. イメージする
夢が実現した場面をイメージする。具体的に細かな要素まで思い浮かべるとよい。バリに旅立つ日の自分の服装とか、持ち物を考える。

ここまでやっていると、不思議とお金は貯まる。無理しなくても、夢を現実化させているときは、満足度が高いので、無茶な買い物はしなくなる。

一年は始まったところ、ぜひ、実行してみてください。

困ったとき、甘えられる人が何人いるか

何かビジネスを始めようとしたら、あるいは、プロジェクトをまとめる仕事をすることになったら、自分のファンをできる限り作ることが大切。独りでは、仕事はできないのだから、教わったり、助けられたりは当然のこと。

知らないことを教わるのは、恥ではない。知らないことを知っているように振る舞うのが恥である。そして、なにか、想定外の出来事や、事件や、不幸に出くわしたとき、経営者として取るべき道が、いくつかある。

誰にも頼らず、自分だけで解決できればいいが、大抵の場合、それは無理だとわかる。不思議なのは、いくら親しくしていても、相手の窮状は、本人から直接聞かない限り、わからないということ。つまり、あなたが頭をさげて、頼まない限り、相手は知ることすらないのだ。

困っ たとき、助けてくれるのが本当の友だち。さて、あなたは、そんな人を何人持っているのか。もちろん、借金だけでなく、情報供与もある。甘えられる人は、あ る意味で、こちらもお返しができるような相手だ。自分にないものを持っている人、あるいは、仕事分野がまったく違っていて、競合しないひと。最後は競合相 手、それも一番手。

1997年、アップルは、マイクロソフトから資金提供を受けている。この後、あのカラフルなiMacが登場して、やがて奇跡の復活を遂げた。困ったとき、甘えられる人には、日頃からコンタクトを密に取っておこう。

ご無沙汰しておりますが、○○の件、お願いできますか、というのは、あまりにも虫がよすぎる。年賀状も、そのツールの1つにはなる。突然なのに、この時期なら、だれでも読んでくれる。わたしは、教わって、毛筆で手書きの手紙を出している。

残念なのは、印刷したハガキにシールを貼っただけの年賀状。余白に一行でも手書きの文章が入っていれば、ずいぶんと印象がかわる。

 

 

価値あるものに、囲まれて暮らす

今年流行った、「断捨離」。モノを断ち、ガラクタを捨てれば、執着も離れていく。新・片づけ術として、やましたひでこさんが、提唱している。

今年の大掃除は、この概念も生かして、断続的に、重点的に片付けをした。仕事をしながらなので、一日のうちの何時間かを、片付けにあてることにする。今年は、 日頃、見ないようにしている棚や引き出しも、中身を全部出して、捨てるもの、残すものを決めた。

一年前には、貴重な資料だったものも、やがて、ゴミになっていく。この見極めができないと、本当にガラクタの山に囲まれてしまう。昔から、使っているボールペンのメーカー、型番までこだわっているのに、身の回りには、使い勝手の悪いものを放置していた。反省。

本当に必要なものは少ししかなくて、それを大切に使えばいいのだ。モノが増えれば、在庫管理が必要になり、時間もエネルギーも割くことになる。

不用なものを大量に捨ててみて、気づいたことがたくさんあった。自分は何をしたかったのか、何をしようとしているのか、真面目に自分と向き合う時間を持てた。これは貴重な体験だった。大人になると、よほどのことがないかぎり、人生とはなんぞや、などと考えない。

きれいに片付いた部屋は心地よく、いつまでもここで過ごしていたいと思う。並んでいる本の背表紙の色や形を揃えたり、忘れていたお香を焚いたりと、細々とした楽しみがある。

好きと嫌いの基準がしっかりとある人なら、お片づけは容易だ。自分の感性にあわないものを捨てていけばいいのだ。好きなものに囲まれて暮らす生活と、もったいないからと、ガラクタに囲まれて暮らすのと、どちらを選ぶかである。

捨ててしまっても、また、買い足すことができるし、好きでもないものは、なくても困らない。クリエイティブなお仕事をされる人には、特にお薦めする。何もないところから、新しいアイディアが生まれる。何かあるものを加工したり、手直ししたりするのはないのだ。

真っ白なキャンバスに、好きなように描く楽しさ、それをぜひ、体験してほしいと思う。

 

 

エレクトロンとオペラの融合を見てきました

このイベントは、前から知っていたのだが、エレクトーンが伴奏のオペラの独唱会と、思っていた。予想は見事に裏切られる。

【Etoile 作曲家たちが残したその時代の愛に満ちた美しい作品をバリトンの騎士、与那城敬と、美しく気高いソプラノ、小川里美の歌でお送りします。ともにステージを作るのは、ヤマハ・エレクトーン・ステージア・シリーズ最高峰のELS-01X。演奏は豊かな演奏表現を誇る清水のりこがつとめます(案内パンフレットより抜粋)】

与那城さんも小川さんもプロのオペラ歌手だから、きっとすばらしいだろうと思っていたが、演奏者の清水のりこさんの奏でる交響曲、オーケストラのサウンドには驚かさせる。これって昔のシンセサイザーではないか。

70年代、プログレッシブロックをリアル体験したものにとって、あれは、キース・エマーソンか、リック・ウエイクマンの演奏である。通常、オペラの独唱会 は、ピアノ伴奏なのに、エレクトーンの音域、表現力には驚かされる。それに刺激されて、二人のオペラ歌手も、最高のステージをつとめた。音楽も歌も表現方 法の一つだから、それが同じ方向に集中すれば、濃密な空間が生まれる。普通の演奏会の二倍か、三倍の濃さだった。

こんな贅沢な空間と時間を共有できて、本当に幸せ。小川さんから、twitterでもお誘いを受けて、参加したのだが、すばらしいクリスマスプレゼントを貰った気分だった。

小川里美さんは、1/30(日)に、東京芸術劇場で、「イリス」を主演する。蝶々夫人と並ぶ名作だが、日本ではあまり演奏される機会がないとのこと。興味のある方はお早めにどうぞ。

与那城敬さんは、二期会所属で、4月28日から5月1日の「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵になる。どんな色男な伯爵になるのか、こちらも楽しみ。どちらもチケットは押さえた。こういうのは、くずぐすしていると、だめ。気になったら、出かけてみるといいと思う。

佐倉の町歩き、武家屋敷に上がってみた

六本木ヒルズのライブラリーメンバと、一月に一度、江戸の町歩きを開催しているが、12月は佐倉の国立歴史博物館を訪れた。

佐倉は佐倉城があった城下町で、今も一部にはその面影を留めている。とくに武家屋敷は特筆のもの。大、中、小と規模の違う屋敷が並んでいて、そのうち二つは、実際に上がって中を見ることができる。図面だけではわからない細部が楽しい。

当 時、武士は身分や石高で住まいが決まっていた。今の社宅のようなものである。大屋敷には、庭も付いていて、井戸もある。ただし、風呂は湧かすものではな く、外からお湯を組み入れる桶のようなものだった。火災を恐れて、そういう形式になったそうだが、手間がかかる。毎日の入浴はなかったのではないか。

長谷川平蔵は400石だから、大屋敷より少し大きな家に住んでいたのではないか。思いは膨らむ。

歴史博物館では、江戸の展示コーナで寺子屋を体験してきた。ひとりづつが文机にすわって、手本を見ながら回答する。村名手本の最初に出てきた
「参河」が読めなくて迷っていたら、これは「三河」。徳川の時代、最初の村名は三河なのだ。相模、遠江、駿河と続く。

展示内容は江戸東京博物館をしのぐのではないか。とにかく空いているのが心地よい。場所は京成佐倉から、あるいて15分。帰りに武家屋敷を見るとJR佐倉に出る。12月にしては、暖かな一日、すっかり旅行気分を満喫して戻ってきた。

 

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Amazonでチョコレートを注文した

【有機JAS認定・フェアトレード認定】の気になるチョコレートがあって、検索してみたら、Amazon で販売していた。ネット上の評判もよく、ゴディバよりも美味しいという意見もあった。

ここは、アマゾン券も使えて、なかなかうれしい。ぶらりと本屋さんにでかけて、スイートを買って帰る意外性。何を買おうかと迷う、小額のアマゾン券も使えて、送料無料だからうれしい。このシリーズ、一通り揃えてみることにする。
いつも頼んでいるコープでも売れ行きがよく、残りがわずかだった。

アマゾンが日本に初上陸したとき、3000円以上、送料無料だった。それが1500円になり、一挙に全品無料というのは、どんな野望があ るのだろう。たしかに小額でも送料無料だと、ロングテールの商品まで、買う人が増えるだろう。一度、便利さを覚えると常習化する。他のネット上の本屋さん よりも、まず、ここをのぞいてしまう。

気になる人、こんな求人広告も出ています。アマゾンが何をしたいのか、分かる気がしますね。

日本橋は、江戸の出発点

以前、六本木ヒルズのライブラリーコミュニティで、【江戸から学ぶ会】を主宰していた。ネーミングから、本当に専門的に学ぶ会と、思われていたのが、江戸のまち歩きを始めたところ、思いのほか人気が出た。

江戸の中心はやはり、日本橋だ。街道もここから始まっている。昔は、川を利用して、行き来するのが普通だった。届いた荷物はすぐにしまえるように、川沿いに倉が建っている。蔵前は米蔵である。

人形町で江戸の古文書講座を開催しているが、京、大坂の上方と、江戸では文化も異なることを学んだ。最初、上方がすべてに優れていたのに、江戸の後期から逆転して、江戸前でもすばらしいものがでるようになる。

昨日、日本橋芳町の芸者さんとメイルでやりとりをしていて、東京人の日本橋特集に、知合いのお姐さんたちのインタビューが載っているという話を聞いた。二人とも知合いなのだ。

東京人増刊号なので、アマゾンで買うことにする。こういうとき、送料無料はありがたい。

日本人なら、一度は芸者衆をよんで、お座敷遊びがしたいと思うらしいが、特に外国人の接待には好まれるらしい。きけば、領収書もきちんと出すそうだ。儲かり過ぎているIT企業の方、ご一報くださればご紹介いたします。

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少女風景展 Xmas Art Festa by あらかわ画廊

中央区京橋にある「あらかわ画廊」は、その道のひとには有名な場所である。女主人、荒川みはるさんの厳しい選択眼に叶った作家たちが紹介されている。

そして、ときどき行なわれる企画展。今回は少女風景展、というのでちょっと楽しみ。前回、10月に開かれた「少年風景展」では、少年の夢、少年のみた景色、そして、男なのか、女なのかわからない少年のような顔、など、予想できないような組み合わせで、それでいて全体が1つの固まりになっていた。

12/10(金)から始まる「少女風景展」では、どんな少女たちの様子が描かれるのか、とても興味がある。

京橋界隈にはたくさんの画廊があるが、この地下二階に広がる空間は、心の休まる場所だ。いついっても、期待を裏切られることがなく、本物の絵との対話ができる。そして、うれしいことには、私たちに買える値段の絵もたくさんある。

12/10はちょうど冬のボーナスの支給日あたり。コートを新調するかわりに、ひとつしかない絵を買うというのも、なかなかオシャレ。初心者だという人は、まず、画廊に出かけ、絵を楽しむということから始めたらいいと思う。運が良ければ、その絵を書いた作家も、いたりする。

工業生産品とは対極の、オンリーワン。世界に一つだけの絵を眺めてきてください。

「Xmasアートフェスタ」街がイルミネーションで輝くクリスマスシーズンに銀座界隈の主要ギャラリーが「Xmas アートフェスタ」を開催。