一年の計は元旦にあり、という言葉があるが、大晦日のあと、昼近く起きて、年賀状を眺めていたら、一日はすぐに終わってしまう。ゆっくりと何かを考えるのは二日か三日だろう。お正月の三が日の間に、年間計画をまとめたらいいのだ。
何かを始めたいと思ったら、計画を立てること。目標を作り、戦略をたて、期日を決める。あとはそれに向かって走り出したらいい。目標がないと、どこまで走ったらいいのかわからない。何事にも到達点、達成点は必要だ。
いつか、パリに行けたらいいなあ。お金を貯めてハワイに行きたい。休暇が好きなだけとれるなら、ローカル鉄道で日本中を旅したい、などと考えている人もいるだろう。夢を現実化させるには、時刻表を調べ、切符を買ってしまおう。
パ リ行きを考えている人は、エールフランス(Sky Team)なのか、Star Alliance系のルフトハンザを使うのかを、まず決める。行きたい時期の価格を調べ、ネットでチケットの予約もできる。マイレージプログラムに入って いれば、マイレージによる招待旅行も可能だ。
夏休みに旅行しようとおもったら、ゴールデンウイークや、年末年始は、出ることにする。休暇申請は早めに、そして回りにも話しておこう。
イタリア語が話せるようになりたいと思ったら、通えそうな語学スクールを予約する。テレビやラジオの語学番組を録画する。毎日の通勤時に繰り返し、聴くことにする。語学検定を受ける。
■現実化させるためのヒント
1. 紙に書く
何をしたいのか、メモでも思いつきでもいいから、紙に書いておく
2. 時期を決める
いつまでにそれをやるのか、時期を決めると現実化が進む
3. 情報収集
知っている人に聞く、ネットで調べる、すでにやった人のまねをする。
4. 大まかな計画書を作る
完了する時期、費用、具体的な戦略など、たたき台になるものを作る
5. 宣言する
人に話すことで、応援してもらおう。禁煙するときは回りに宣言したほうが、長続きする。結婚資金を貯めるのも同じ。夢を具体的に実現させる方法を、人に語ることで、自信がつく。また、アドバイスも貰える
6. 自分を褒める
よくやったね、頑張っているね、偉いね、と自分を褒めてあげよう。
7. イメージする
夢が実現した場面をイメージする。具体的に細かな要素まで思い浮かべるとよい。バリに旅立つ日の自分の服装とか、持ち物を考える。
ここまでやっていると、不思議とお金は貯まる。無理しなくても、夢を現実化させているときは、満足度が高いので、無茶な買い物はしなくなる。
一年は始まったところ、ぜひ、実行してみてください。