困ったとき、甘えられる人が何人いるか

何かビジネスを始めようとしたら、あるいは、プロジェクトをまとめる仕事をすることになったら、自分のファンをできる限り作ることが大切。独りでは、仕事はできないのだから、教わったり、助けられたりは当然のこと。

知らないことを教わるのは、恥ではない。知らないことを知っているように振る舞うのが恥である。そして、なにか、想定外の出来事や、事件や、不幸に出くわしたとき、経営者として取るべき道が、いくつかある。

誰にも頼らず、自分だけで解決できればいいが、大抵の場合、それは無理だとわかる。不思議なのは、いくら親しくしていても、相手の窮状は、本人から直接聞かない限り、わからないということ。つまり、あなたが頭をさげて、頼まない限り、相手は知ることすらないのだ。

困っ たとき、助けてくれるのが本当の友だち。さて、あなたは、そんな人を何人持っているのか。もちろん、借金だけでなく、情報供与もある。甘えられる人は、あ る意味で、こちらもお返しができるような相手だ。自分にないものを持っている人、あるいは、仕事分野がまったく違っていて、競合しないひと。最後は競合相 手、それも一番手。

1997年、アップルは、マイクロソフトから資金提供を受けている。この後、あのカラフルなiMacが登場して、やがて奇跡の復活を遂げた。困ったとき、甘えられる人には、日頃からコンタクトを密に取っておこう。

ご無沙汰しておりますが、○○の件、お願いできますか、というのは、あまりにも虫がよすぎる。年賀状も、そのツールの1つにはなる。突然なのに、この時期なら、だれでも読んでくれる。わたしは、教わって、毛筆で手書きの手紙を出している。

残念なのは、印刷したハガキにシールを貼っただけの年賀状。余白に一行でも手書きの文章が入っていれば、ずいぶんと印象がかわる。

 

 

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