自分ブランディングを考える

どんな人だと思われたいのか、どんな職業についているのか、あるいは、自分のもつパワーを最大限に発揮するためには、などと、考えたことがありますか。思い当たる人は、以下の文章を読んでみてください。
マーケティングの中でも、いちばん高度な自分ブランディングを考える時期に来ているのもしれません。この場合の商品はあなた自身です。あなたを売り込むために、あるいは競争に勝ち残るために、自らが創造し、管理し、日々それを強化することが必要になります。

この自分ブランディングは、あなたと他の人を区別する重要な要素です。また、お客様との持続的、継続的な関係を築く基本となります。

 

あなたと共にいる心地よさ、そして、豊富な知識、誠実な態度、そんな心理的な要素が大きな比重を占めています。お金を持っているからといって、ただちに人から尊敬されるわけでもなく、それをどのような形で社会貢献しているかで、その人の価値が変わるでしょう。

 

年齢と共に変わるものと、そして、変わらない本質、付加価値的な要素。ただ普通に生きているだけでは、自分ブランディングは確立できません。そのためには何をしたらいいのでしょうか。

 

一 言で言ったら、信頼できる人であり続けること。困ったときに相談に乗ってもらえる人でしょう。人はおめでたいときは集まってきますが、問題が起きたとき は、さっと逃げ出します。そういうとき、どれだけの人が残っていて、そして励ましくれるかで、その人の価値が決まるような気がします。

組織の中にいて、地位や権力に安定していたら、そこに去ったときには何のバワーも残りません。一方、そこで専門知識があれば、また、人から頼られることができます。 要は、どんな人生を送りたいか、そこに尽きると思いますね。

昨日よりは、今日はちょっと賢く生きたい

日々同じ仕事をやっているようでも、少しつづ変化している。世の中の流れの速さを無視しては仕事はできないからだ。

決算報告書を作成していて、一年の動きを短い時間でレビューさせられた。毎日、毎週、毎月では、わからないことも三ヶ月、あるいは、一年の長さで眺めると見えてくるものがある。

これがライフハックなのかもしれない。あるものは他の人と共有できるが、大部分は自分自身の経験値となって残る。

毎日が緩やかな進歩の中で、生かされているのだと思うと、いろんな発見が愉しく、そして飽きることがない。昨日できなかったことが、今日できるようになるのがネットの社会で、そういう出会いがあちこちに散らばっている。

穏やかな空の色を眺めていると、天気って人の心にずいぶんと影響するなあと思う。晴れた日は、晴れた日にできることをしよう。昨日よりは、ちょっと賢く生きたい。

短い時間で意見をまとめるには

ネットで探し物をしていると、本物の金貨に出会うことがある。人、記事、事実、思い出、発見などなど、状況はさまざまだが、心が震えるのを感じる。

そういうときは、誰かに伝えたいし、受けた印象をまとめたいのだが、ほとんどの場合、時間が限られている。短い間にこの今、感じたことをまとめるにはどうしたらいいのか。

 

1.  現場から離れてはいけない。
2.  机の上のは水を入れたペットボトルが置いてあるので、それを一口飲む。
3.  情熱があるうちに、感動が醒めないうちに、まず書き始める。
4.  公開するのが怖いときは、保存モードにしよう。
5.  引用や、文献を引くのは後からにして、まず本文を書き上げる。
6.  残り時間を計算する。後、五分したら会議が始まるとか、打ち合わせに出かけなくちゃなどと、考えながら、とりあえずまとめる。
7.  推敲されていなくても、情熱で動かされた文章には力がある。
8.  不特定多数の人に好かれなくてもいい、分かってくれる人がいればいいと思う。
9.  公開しよう、あとから編集できるのだから、間違いを訂正できる。
10.  最後に自分に自信を持つこと。沈黙するより、発信するものがやがて、多くのものを手にすることができる。それがネットの世界だ。
企画書、報告書作成で、プチ引き蘢り気味の自分なので、まず、書いてみることにする。誰かの役に立っていただければうれしい。

統計学から見えてくる日本の現状

企画書作成で、総務省の統計局のデータを眺めていたら、なかなか面白くて嵌ってしまった。

調べていたのは『家計消費状況調査』。5/9に平成20年3月速報が出ている。

概況を説明すると、平成20年1月から3月にかけての二人以上の世帯がどの項目にお金を使ったか、前年同月比、また、三ヶ月間の前年同期比、そして、前年度比の速報となっている。短期的統計、長期的統計が一目でわかるすぐれモノだ。

業界的にいうと、 通信・放送受信分野は増率しているが、唯一年間でマイナスなのは固定電話使用料だ。一方で、家具・住宅業界は消費のマイナスが目立つ。自動車も年間を通じて、新車が-7.9%、中古車が-3.1%の消費だ。

もちろん、統計というのは五年くらいを遡って判断しなければ精度が高まらないが、傾向というのは前年比で見えてくるだろう。家電では、デジタルチューナー内蔵テレビと、移動電話機,インターネット接続機能付きテレビゲーム機の伸び率が著しい。

3月同月比で、私立16.5%、国立11.7%と増えているのは、授業料の相次ぐ値上げも関係しているだろう。同じ時、出産入院料は-28.2%となって いる。これが、保険料の変更なのか、少子化がさらに進んだのか、別の資料を探していると、時間は瞬く間に過ぎてしまう。

無味乾燥のような数字の羅列でも、眺めていると見えて来るものがあるのだ。もっと知りたいことも出てきて、外資系に長年いた基本を思い出した。

 

データというものは、おしなべて、自分のブロジェクトの予算取りのために使うものなのだ。当然、選択的にデータを集めることも必要になってくる。それは、 直属の上司のためというよりは、その二つ上くらいの役員を説得するために用意するものなのだ。 人は知らないことを認めたがらないから、政府機関の出して いる、あるいは大学などのリサーチセンターの出している資料に重み付けをし、受け入れるのだ。

勝算のないプロジェクトは、最初から手がけないから、どうしてもやりたい、それが会社の収益に繋がると信じていたら、あちこちからそれを裏付けてくれそうなデータを集めて、プレゼンをするのだ。わからないが、やってみよう、と思わせたら成功である。

 

 

源氏物語と和菓子展、虎屋文庫

今年は源氏物語が誕生して、千年目の源氏物語千年紀。あちこちで記念行事が行なわれているが、これもその1つ。

港区赤坂にある虎屋本店の虎屋文庫では、毎年期間限定で展示を行なっている。江戸ものも多いのだが、今年は、和菓子で描く、『源氏物語』。平安朝和紙に雅やかな王朝の世界が描き出される。

赤坂見附から徒歩七分。入場無料だが、希望者には小冊子もいただけて、勉強になる。
2008年5月17日(土)から6月16日(月)、10時から17時半、会期中無休。

仕事の合間に、こういう世界に心を休ませるのもすてきだと思う。

しあわせ未満のひとに捧ぐ、7つの処方箋

最近、頑張っているんだけれど、なかなか認められない、望まない部署に移動になって、居心地が悪い、あるいは、連日の残業続きで、なにもできないから転職を考えている、仕事は好きなのだが、人間関係が煩わしいなど、何か問題を抱えている人へ、捧げます。

休日が続くと、立ち止まって考えることが多いのではないでしょうか。

 

■disclaimer

幸せな人は読んでも効果がないかもしれません。
すべての方に当てはまるというわけではありません。
お金がすべてだと思う方は読み飛ばしてください。

 

□■ しあわせ以上になるための7つの処方箋 □■

1.  自分を愛していますか
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、自分を愛することを忘れてはだめ。自分のために何かしていますか。

2.  怒り、恨み、妬み、不安、怖れ、そういうネガティブな思いを手放す
頑張って持っていても、幸せを生み出さないものは手放しましょう。考えることを止めるだけで、気持ちが軽くなります

3.  人と較べない
あなたは、あなたという大切な存在なのですから、人と比較したり、相手を裁いたりする必要はないはず。競争心は、時には役立ちますが、嫉妬が入っているなら忘れましょう。

4.  自分の中のすばらしい点を見つける
悪口をいうのは簡単ですが、誉めるのには頭を使います。あなたという人間のよさ、すばらしさは何でしょうか。少し時間をかけて考えてみましょう。そして、答えが出たら、どうしてそう思ったのかも考えてみましょう

5.  相手を変えることはできないが、自分は変わる
あの人が○○だったらいいのに、と思っている人、相手を変えることは本当に困難です。代わりにできるのは自分を変えること。自分がこうなりたいと思える人になりましょう。あなたの意識が変わったら、相手の態度も少し、変わるかもしれません

6.  魔法の言葉を連発する
ありがとう、おかげでたすかりました、いいことを教わりました、いつも気をかけてくださってうれしいです。あなたの親切は忘れません。大切なことを気づかせてくれて、ありがとう。

心の中で思っているだけではなく、相手に伝えること、ブログにも書くこと。

7.  ひとりになる時間を持つ
家族や恋人と過ごす時間も、大切ですが、ひとりになって自分を見つめる時間が必要。このときは、誰にも煩わされることなく、深呼吸を続けて、気持ちを楽にしてください。

ひとり旅、ひとり映画館鑑賞、ひとり美術館めぐり、ひとり温泉、なんでもいいのです。日常を忘れることができるひとときを作ってください。

 

1から7まで、真面目にやっていると、いつかしあわせ満載に変わっているはずです。継続は力なりといいますから、まず今日から始めてくださいね。

よき眠りをあなたに

連休が続くと、どうしても夜更かしになる。2時3時まで起きていて、明け方に慌ててベッドに飛び込む人も多いのではないだろうか。

理想的なのは23時頃、眠りにつくことなのだが、ネットオーションが気になって眠れないという人もいるかもしれない。そこで、今年の連休は、『よき眠りをあなたに』をテーマにいくつか考えみた。

1. 前の日が三時間以下の睡眠のとき。お風呂から出たら、30分以内に眠ろう

2. 瞑想法で、深く深呼吸して、それを11分間続ける。心が落ち着いてきたら、不安な思いを手放そう

3. 干した布団、真新しいシーツに包まれて、光と音を遮断する

4. 愉しいことを考えて、この続きは夢の中でと念じる

5. 朝の清々しさを意識して、横になる

不眠症だという方、不安や怒りを手放してしまうと、簡単に眠れる。自分が寝ている間に恐ろしいことが起きるかもしれないと思うと、熟睡できない

 

では、おやすみなさい。

 

京都人との付き合い方

最初に京都を訪れてから、もう三十年以上も経つ。昔は三日連休が続くと京都に出かけていた。2004年には市内に家を買おうと、不動産屋さんを尋ねたこともある。それくらい京都が好き。

そんな京都マスターズが教える、京都人との付き合い方とは

1. 知合いに甘えて、予約をしてもらう

知合いがいるのなら、面倒をかけると思わずにその人を通してレストランやホテルの予約をしてもらう。たとえランチでも予約されていると気持ちよく接待してくれる。

基本的に京都は知合い社会だ。○○さんの知合いなら安心だと、受け入れてくれる。一見さんお断りというのも、素性がわからないお客様に最高のもてなしをするのが難しいから。無理もないと思うようになった。

2. 借りを作ることが大切。

知合いに甘えて、借りを作ると、今度は相手の京都人から、初めてお願いされることが出てくる。ここまで来ると、親しさが増す。京都の人は、みな親切だが、それは知合いになるとわかるもの。

3. 知合いがいないときはどうするか。

俵 屋、柊屋さんなどの有名旅館に泊まり、女将宛に一月くらい前に、こんなことをしたいという要望書を出しておく。たとえば、祇園でお茶屋あそびをしたいが、 予算はどのくらいかかるのか。西陣で帯と着物を仕立てたいとか、ここのこの料理が食べたいとか、具体的に書いて送る。一月あれば、たいていのことは女将の 顔で実現できるはず。高級旅館の価格というのは、こういうサービスの費用まで入っているから、高くて当然なのである。

 

京都 の人はランチに800円以上は出さないと、聞いた。それなら、3000円以上の豪華な松花堂、花かご弁当、手桶弁当、湯豆腐が存在するのはなぜか。それは 観光客相手の戦略なのだ。夜も地元の人が通う店はリーズナブルで楽しめる。地元用、観光客用としっかり分かれているので、客層を見て判断してもいいかもし れない。

京都の女性は、優しそうに見えて、はっきりものをいうし、好き嫌いも多い。それに較べて、男性の方が、だれにでも、上手にお世辞がいえるような気がする。この辺りは源氏物語をお読みになると、恋の言い訳のうまさでわかるだろう。

 

京都を旅するなら、着物に限る。特に男性なら、袴を付けているだけで、扱いが変わるはずだ。女性の場合も、観光客とは思われずに親切にしてくれる。

インターネットから生まれた70年代のロックの会に行ってきました

1997年からwebサイトを立ち上げ、その頃に知合った仲間との交流が今でも続いている。今日はその一つの70年代ロックを聴くオフ会に参加した。

70 年代の音楽をリアルタイムで聴いた人なので、このあたりの音楽談義になると、深いものがある。69年にビートルズが解散して、ツェペリンやピンク・フロイ ド、エルトン・ジョン、キングクリムゾン、ディープ・パープル、ELPなど、ブリティシュ・ロックの黄金時代だった。ELPのグレックレイクの書いた詩が 読みたくて、英語の勉強をした。その後、ロンドンに留学して、やがて外資系で働くことになる。

そのロンドン時代に仲良しだった女性とは30年ぶりに連絡が取れて、イタリア語のメイルが届くようになった。昨日はNYCで行なわれた個展のカタログと絹のスカーフが送られてきた。まるで夢の続きをみているようだ。

そして、同じ頃、同じような音楽を聴いていた仲間たちが集まってのオフ会があった。インターネットの黎明期から、手作りのサイトを運営していた仲間たちは、リンク繋がりもあり、音楽ボードに日夜書き込みを続けた。

そんな仲間たちをロックの碁会所と名付けたのはわたしである。やがてSNSが流行り始めるとmixiに移行して、いまでは、手軽に一斉メイルが出せて、携帯でサイトに書き込みもできる。

そ の一方で、みんな各自のwebサイトは放置状態らしい。FTPして、サーバに置かなければならないやり方よりも、webベースで書き込みできるブログはは るかに易しい。ネット先進者のひとりは、かえってネットとは距離をおいて、mixiにも入っていない。連絡は携帯メイルと、いうところが泣かせる。

連休に時間をとって、音楽サイトをブログに移行しようかとも考えている。ブログは単なる日記ではなく、データベースなので、検索機能付きの古い話の格納には持ってこいなのだ。弊社のビジネスブログセミナを受けて、これまでのアーカイブをブログに移行した人もいるのだ。

美術館・博物館のメンバー会員になる

ゴールデンウイーク直前の今週、まだ行き先が決まっていない人もいるのではないか。

そんな方にお薦めなのは、美術館・博物館のメンバー会員になること。たとえばサントリー美術館は、六本木ミッドタウンにあるが、ここのメンバはレギュラー会員で、1年間7000円。 本人と同伴1名まで展覧会期中何度でも入館できる。メンバーズ内覧会にも同伴者を連れて行けるというのが、さすがにオシャレだ。水から土は20時まで。

こういう場所をひとつ持っていると、混雑した中でほっとする時間がもてる。6階の茶室では、隔週木曜日、13時、14時、15時の3回、点前にてお茶を差し上げている。予約なしで、当日会場で申し込むことになっているが、一度、拝見させていただきたいと思っている。

 

また、上野ならお薦めは国立博物館。こちらの友の会は年間10000円だが、平常展は、なんどでも、そして特別展観覧券が12枚ついている。こちらは友人にも使える。当館内レストランの割引もあって、使えば使うほどお得になる仕組みだ。

メンバカードがあれば、少しの空き時間でもムダなく使える。 仕事ばかりでなく、こういう息抜きを知っていると、いつか差がつくのかもしれない。