もう少し時間があったら、お金があったら幸せになれるのか

大部分のひとは、もっとたくさんの時間や、愛、お金などがあれば、何かをすることができると思っている。たとえば、本を書いたり、旅行をしたり、別荘を買ったり、よい人間関係が築けたりする。

そして、それが叶って、初めて、幸せな,満ち足りた人生が送れると信じている。今は、あと少し何かが足りない思いながら暮らしている。

どうもこれは違うようなのだ。給料をもらって、余ったら貯金するという人は、たぶん何も残らず、貯金ができない。最初から、天引きして、積み立てていけば、必ず貯金ができる。

それと同じように、足りないのだと思わず、自分は今ある自分が幸せ、満たされていると考える人は、ずっと今が続くわけだから、幸せも続く。お金や時間についても同様のことがいえる。

いつも時間がたりないと嘆いている人は、忙しさの原因を手放したら、変わるのかもしれない。拘束時間が長くて、給料の安い会社なら、転職するのも視野にいれよう。

私自身について考えても、ポジティブに暮らしていると、そういう仕事や仲間を引き寄せている。今が幸せと明言できない人は、人生はいくらでもやり直せるのだから、これまでの方向性をリセットしたらいいと思う。

これだけグローバルな時代なのだから、日本に留まらずに海外で暮らすこともいい。あと少しで幸せになれると、頑張るよりも、今が幸せといえる人生を送りたい。

ツイッターは「失速」したのか

某MLで、さかんに議論されている【ツイッターは「失速」したのか】。元々米国のデータを例にしていて、米国でのトラフィックが減少したことから、失速と捉えている。

その一方でtwitterの80%近くが、twitterクライアントを使っているというデータも あり、twitter.comからつぶやく人は二割程度なのだ。twitterが流行るからと、つぶやいてみたが、なにも変わらないので止めた人もかなり いるのではないか。日本だと、ブログを書くことで、読者と交流ができているひとは、twitterで放っておかれるのが、我慢できないらしい。

twitterの大きな特徴はタイムライン(TL) とよばれる、自分がフォローする人のつぶやき、そして、自分のつぶやき、さらに、それに返事を書いてくれる人(RT)の3パートが混ざり合ったものが流れる。つぶやきが多ければ、流れは速く一瞬のうちに過ぎて行く。

このあたりの無常観がよい。行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。(方丈記)の一節さながらの面白さがある。だが、始めたばかりの人は、フォローする人もすくないから、この流れが動かない。放送終了後の砂嵐のような画面をみているのは空しい。

要するにフォローする人が100人以上いないと、何も始まらない世界なのに、それに気づかない人が結構いる。

twitterって本を読んでいるだけでは、面白さがわからない。実際につぶやいてみて、どんな連鎖が始まるか。その成り行きをみているほうがずっと楽しい。それはベネチアを本当に訪れた人と、映像を見ているだけの人の違い。歩いてみないと、見えないことがいっぱいある。

見ていると、不満をいうひとは、あまり活躍していない。自分が何気なくつぶいやいた一言が、引用されたり、返信されたりする楽しさを一度経験すると、もっとつぶやくようになる。

後は時間帯もあるようだ。仲良しが、本音でつぶやき始めたとき、そばにいればもっと楽しい。早朝組と、深夜組はなかなか遭遇できない。休日は、MLなどのトラフックスは少なくなるのに、twitterは年中無休で賑わっている。

それはPCだけでなく、携帯から、どこでも発信できるからだ。歩きながらでも、信号の待ち時間にもつぶやける。手軽、気軽、簡単、即時性、生データなどなど。だれでも発信できる形で、つぶやけ道具なので、まだまだつづくと思う。

140文字の世界は、和歌や俳句に慣れた日本人には、手のひらサイズで合うのかもしれない。携帯電話が流行ったように、twitterのミニマムさがどんなときでも使える。

こんな便利なツールを企業が広報活動にいかせたら、とセミナも開催します。

 

宇宙飛行士たちがtweet始めた

twitterは、PCだけでなく、携帯からも手軽に書き込める。そう思っていたら、なんと、宇宙飛行士のみなさまもtwitterを始めている。

野口聡一さんは、現在、アメリカでの訓練中のはずだが、なんと、twitterで、ISSの船長が宇宙ステーションからツイットしてますよ @http://twitter.com/Astro_Jeff 3:16 AM Nov 10th

とつぶやいているのだ。気になって調べてみると、NASAが始めている。140文字だし、簡潔な表現だから、英語でもわかりやすい。 面白いのは、宇宙飛行士は全員、Astro_nameとなっていること。さすがアメリカだ。スペースシャトル「アトランティス号」に、搭乗が決まった山崎直子さんもつぶやき始めた。山崎さんのも始めて、家族の様子が伝わってくる。

ブログでは、毎日の更新すら困難なはずなのにtwitterなら、日に何度でも書き込める。この気軽さが使えるのだ。この速さ、臨場感は宇宙ビジネスにふさわしいかもしれない。

twitterのセミナを開催するにあたり、調べていると発見が多い。みなさまと共有できるよう、日々、書き込んでおこうと思う。

15分あればできること

一日を有効に使うには、短い時間をかすめ取って、自分の時間にすること。たとえば、打合せが早く終わって、次の会議まで15分あるとか、電車の接続がよくて、客先に早く着いたとか。

そういうとき、メイルをチェックしたり、携帯を眺めていることが多いのではないか。15分で何ができるか、を考えてみた。

1. オンラインでチケットを購入。
観劇、音楽会、旅行用など、目的がしっかりしているものなら、15分以内に決定できる。

2. ご飯を炊く
圧力鍋を使うと15分でご飯が炊ける。圧力弁が上がるまで7分、弱火にして3分。10分くらいおくと、蓋が落ちる。

3. 電話をかける
15分以内で終わらせる。時間が余ればもう一カ所に連絡する。

4. 今月の予定の確認
手帳を広げて、スケジュール表を広げて、時間配分が適当かをチェックする。

5. ブログを書く
長い文章を書く必要はない。自分用のメモでもいいから載せよう。

6. 食事をする
サンドイッチでも、バーガーでもいい、15分あればよく噛んで飲み込めるはず。

7. 本屋さんに行く
いつもは立ち寄らないコーナーで過ごそう。15分で、本を読むのもいい。

8. 眠る
自分の席でも、電車の中でも、15分集中して目を閉じて休む。

9. 画廊に行く
銀座周辺だと、15分で有名画廊を回ることができる。買うわけではないが、心に語りかけてくるものを感じ取ろう。

10. デパートの富裕向けの階をのぞく
美術宝飾品のコーナー、陶磁器のコーナー、価格の高い物を眺めて過ごす。これは自分の心の中に新しい発見がある。

11. 本を読む
知合いの中学で15分読書を毎日実施していると聞いた。これで生徒の学力が上がったという成果が出ている。大人でも通用すると思う。継続は力なり。

12. SNSを覗く
15分だけと限定すれば、仕事の邪魔にもならない。制限付きを生かして、斜め読みを覚えよう。

13. 声を出して、外国語を読む
15分間、声をだして読んでみると、意外と覚えているものだ。声を出すことがコツなので、できる場所を探してみよう。

14. 料理をする
炒め物、焼き物などは15分でできる。忙しいときほど、外食に頼りがちだが、実は栄養バランスを考えると、おうちご飯は大切。

15. 手紙を書く
簡単なお礼の手紙、ハガキの返事などをこの時間にまとめて処理しよう。

まだまだ思いつくことはたくさんあるように思う。

次回は5分でできることを載せます。

 

30分あれば、かなりのことができる

忙しい人とアポイントを取るときのコツは、30分間だけとお願いすることだ。どんなに仕事や予定が詰まっていても、30分くらいなら、なんとかひねり出せる。

30分というのは、15分が二回、この時間でかなりのことができる。

1. 領収書の整理
2. 報告書作成
3. 企画案作成のため、外を歩く
4. ブログを書く
5. サイトの手直し
6. メイルのチェック
7. 今後三ヶ月間の予定チェック
8. オンラインショップでのお買い物
9. 新聞を読む
10. 食事を取る
11. 銀行に行く
12. 写真の整理
13. スピーチ原稿作成
14. 忙しいメンバを集めての会議
15. 部下の話を聞く
16. 採用ための面接
17. 机の整理
18. 犬の散歩
19. 部屋の掃除
20. スイミング

こうやって書いていたら、15分でできることも載せておこうと思った。それは明日まとめます。

締切の最終日に手をつけても、終わればすべてよし

三連休が終わって、明日から仕事の方が大半だと思う。この三日間、締切のある仕事を抱えていて、ようやく最終日に手を付けた。

別に遊んでいたわけでもなく、頭の中で構想し、練り直し、並び替えていたのだ。それをぼんやりと形にして、仕上げるのは最終日でもよい。

人 間には農耕型と狩猟型があって、一夜漬けが効くのは狩猟タイプ。農耕型というのは、毎日コツコツと水をやり、雑草を取り除き、半年あるいは、一年後に刈り 取ること。これに対して、狩猟型は、昼夜を分たず、獲物を探し、ある一定の量だけ取って戻ってくる。これなら、みなさんもできるはず。
何もしないのではなく、始めるまでの間に、頭の中でイメージトレーニングをしているのだ。やるのは一度でいい。リハーサルを何度もやってしまうと、集中力や精度が落ちてしまう。
そして、仕事の場合は、結果が大切なのだから、くずぐすしていたとか、なまけていたとか、けして思わないこと。自分は頑張った、よくやったと褒めてやろう。
というわけで、今夜は一段落して、ゆっくりと休みます。

仕事は忙しい人に頼め

高校の同窓会、50周年の記念誌作成を手伝った。50年間というのは、同窓生が上は85歳くらいから、下は平成元年生まれまでいる。その人たちに、学年事に原稿を依頼して、締切を確認し、原稿のチェック、校正などを5人で担当した。

昨日、この記念誌が出来上ったのだが、気づいたことがある。忙しい、それも超多忙なひとに限って、原稿の精度がいい。文字の直し、意味の不明なことなどがない。

昔から、仕事は忙しい人に頼めという。暇な人は、優先順の付け方にもなれていず、時間配分もそのときの気分によることが多い。それに対して、多忙な人は、 時間のやりくりから、仕事の割り込ませかたまで、心得ている。さらに、人と多く接することで、何をしたら互いに時間の節約になるのかを心得ているのだ。

400字詰めの原稿用紙の中にもドラマがある。固有名詞が微妙に変わる人、表題のない人、また、難しい漢字を使いたがる人など。読み手は普通の、業界ではない人なのだから、平易な日本語が好ましい。後々、保存されるものだから、編集委員は用語チェックまでする。

そんな中でまったく直しの必要ない人がいる。音楽プロジューサーや、作家である。ものを書くのをプロとしている人は本当に無駄がない。そういう意味で、母校の校長先生もきちんとした文章を書いてくださる。

やはり、忙しい人に大切な仕事を頼むのは正解のようだ。頼む前からある程度の仕上がりが予想できるし、それを上回るものが出てくる。だから、その人には仕事が集中してしまうのだろう。

超整理法で、乗り切る

机の上に書類がたまってくると、気になって次に進めない。手紙、DM、官公庁からの大切な書類なども放っておくと、堆積してしまう。

知り合いのご夫婦は、毎週月曜日を書類整理の日に当てていて、手紙を出したり、銀行の支払いをしたり、ときちんと暮らしていた。振り返って我が身は、毎週、そんな日を作ることも難しく、簡単にできて、使える整理法はないかと、あちこち本を読んでみた。

結論は、いるものと、要らないものを瞬時に判断して、要らないものは捨てるしかない。だが、その中間にいるかもしれないと悩むことで、事態は悪化するのだ。

そ こで、折衷策として、考えたのが日付フォルダー。これは100円ショップで売っているA4サイズの40ポケットのファイルを用意する。そこに日付を書いた 紙を挟んでおく。9/1、9/2、9/3 と 一日1ポケットに入れる。この紙はコピー用紙の裏で十分。そこに迷ったものを日付順にしまう。基本は捨てる ことだが、判断できないものは、日付ごとに保管する。

パンフレット、地図などは残りの10ポケットに保存する。これだけで、机の上がぐっときれいになる。後は必要に応じて探せばいい。困ったときも日付順なので、簡単に見つかる。わたしは領収書もここに保管しておく。

毎月、1フォルダーなので、三ヶ月分くらいまとめて作っておくと便利だ。

 

スバツイ勉強会に参加して、最高でした

スバツイ「この素晴らしくてバカ野郎な世界:Twitter勉強会」に幸運にも参加することができた。160名の応募で80名の当選だったらしい。

こ の勉強会は、マネタイズとは対極にあって、ただtwitterの楽しさ、人脈の繋がり、発見などが個人の視点から語られるのである。それが、面白すぎる。 本当に来るのかなあ、と思った津田大介さんも現れたり、まなめさんとは握手もさせていただいた。まるで紅白歌合戦の審査員に当選して、NHKホールに出か けたような気分。

食事を取る人もいるし、アルコールもOKという緩やかな流れで、発表者は5分間のプレゼン、そして会場からの質疑と、その応答をする。もっと話を聞いていたいが時間はあっという間に過ぎて行く。その間、みんなで#subatwiのハッシュタグを付けながら、twitterしていくのは、さながら、採点用のボタンを押しているみたい。

この乗りのよさ、明るさ、一体感が初めてあった人たちもいるはずなのに、居心地よく過ぎて行く。わたしも休憩タイムに佐渡・西三川産のリンゴをむいて、近くの人と味わった。運動会の食事タイムみたいに。

この会を企画してくださった、yasuyukiさんと、あきみちさんには、座布団10枚を差し上げたい。このタイミングで、この豪華なゲストをとりまとめてくださって感謝である。

ぜひ、次回もその次も参加しようと思った。この会、確実に参加するには、発表者になるのがいちばんである。次回は自薦、他薦ありと思うので、今から手を挙げているのもいいかもしれない。

詳しいまとめサイトをご紹介します
スバツイ@Oracleさん
yasuyukiさんのブログ
めいぼうじんのはてな日記
POLAR BEAR BLOG

千代田区立図書館は誰でも利用できる

街道文化講座「千代田塾」に参加した。九段下から歩いて五分ほどの千代田区役所 区民ホールで開催する。

早めについたので、気になっていた図書館に出かけてみる。

あなたのセカンドオフィスに。もうひとつの書斎に。平日夜10時までご利用いただける、いままでにない”図書館”です。

千代田区立図書館・利用案内
千代田区内在住・在勤を問わず、どなたでも利用できます。図書等を借りるには「貸出券」が必要です。
ご住所とお名前を確認できるもの(健康保険証・運転免許証・学生証など)をお持ちください。小学生以下の方は必要ありません。その場で「貸出券」をお作りします。
・ 「貸出券」は、すべての千代田区立図書館(室)で使えます。
・ 「貸出券」は、2年間使用しないと無効になります。その場合、新たに「貸出券」をお作りしますので、はじめての方と同様にご住所の確認できるものを提示してください。

ここでは、本や雑誌だけでなく、CD、DVDの貸出しも行っている。また、読んでしまって要らない本も図書リサイクルとして引き取ってくれる。

面白いのは雑誌リサイクル、保存期限の過ぎた雑誌を皆様に提供しています。リサイクル雑誌は毎月1日に所定の場所に配架いたします。
※1日が休館日にあたる場合には月初めの開館日が雑誌リサイクルの日となります。ご自由にお持ちください。

さすが、千代田区だ。公共施設が充実していると、そこに生活する人も楽しめる。将来、千代田区に住むのもいいなあと思った。