映画「僕たちは世界を変えることができない。」の試写会に行ってきました

あの向井理さん主演の映画ということで、試写会に行ってきました。

医学生のコータが友だちも巻き込んで、カンボジアに小学校を建てるというお話です。青春ドラマと思っていたら、ちょっと違います。

カンボジアロケがあって、エイズ患者の病院や、ポルポト時代の収容所や、虐殺の模様を伝える記念館などがあり、かなり骨太な話でした。

大学生が主人公なので、あちこちの大学で試写会+トークショーなどのイベントを行なったそうですが、いまどきの若者たちに、同じアジアでそんなことがあったのだと知ってもらうことは、大切だと思います。特に、震災以降の今の日本人が、立ち止まって考えなければならないことが、たくさんあると思いました。

中身は、恋あり、仲間の友情あり、サイトの炎上あり、サークルの分裂ありと、実話ならではの面白さがありました。ぜひ、映画館で、ご覧になってほしい作品です。9/23(金・祝)全国ロードショー
向井理、単独インタビュー 映画「僕たちは世界を変えることができない。」 映像がでます。こちらもごらんください。

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マイレージで行く、祇園祭

7/13から7/17まで、京都に出張しました。祇園祭を見るのと、打合せで、毎年出かけています。あの大震災の後なので、宿は取ったまま、放っていました。

出発の一週間前になって、さすがに予約しようと、新幹線もみたのですが、同行者の日程が最後まで決まらなかったので、ふと思い出して、飛行機のマイレージは、と調べてみました。

前職が外資系だったので、デパートカードの代わりに、マイレージカードを活用しています。

デルタ航空(旧ノースウエスト)+CITIのゴールドカード、年会費18,900円と、ユナイテッド航空+JCBの一般カード、年会費10,500円の二枚で、お買い物、JR切符の購入、ECサイトの支払いなど、こまめに使っていると、結構ポイントが貯まります。マイレージカードは、実際に飛行機を使うよりも、お買い物でマイルを貯めるのが、お約束。

今回、東京-大阪往復が12000ポイントということで、ユナイテッドを選びました。使えるのは全日空。米国系のマイレージカードは、webが充実しているのですが、今回のようなケースでは、オペレータとじかに話をして、チケットを発券してもらいます。

あらかじめ、全日空のサイトで、座席の空き状況を確認してから、ユナイテッドに電話して、希望日と時間を指定します。その後、Eチケットがメイルで送られてくるのですが、締切は一週間前と言われました。

今 回はぎりぎりの一週間前だったので、オペレータによる予約料25USD+緊急予約料75USD、計100ドルのチャージがかかってしまいました。USDの 為替相場は85円とのことで、8500円なら、伊丹空港-京都の往復2560円(1280×2)を足しても、新幹線の片道料金なので、お得だと思いまし た。

Eチケット発行なので、念のための6桁の予約番号を貰い、それも控えておきます。メイルは10分以内に届き、こちらをプリントアウトして、空港カウンターで見せると、発券してくれます。ただし、海外と違い、行きと帰りの二回、カウンターに並ぶ必要があります。

行きは35列、帰りは6列の通路側を確保してもらい、帰りには富士山も眺めることができました。飛行機の旅は、非日常なので、すごくよい気分転換になります。

デパートカードを持たないので、どこでも気軽にお買い物ができますし、スーパーでもこのマイレージカードを利用して、ポイントを貯めています。旅行をする機会の多い方はお薦めです。

CITIのゴールドカードは、空港ラウンジを無料で利用でき、早く着き過ぎても、ここでメイルチェックなどができます。クレジットカードと搭乗券を見せれば、利用できますよ。

年会費を余分に払っている分、快適な旅を楽しまなくてはと思いました。ポイントは定期的にチェックしないとだめですね。

祇園祭のことはこちらのブログにも載せてあります。

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佐倉の町歩き、武家屋敷に上がってみた

六本木ヒルズのライブラリーメンバと、一月に一度、江戸の町歩きを開催しているが、12月は佐倉の国立歴史博物館を訪れた。

佐倉は佐倉城があった城下町で、今も一部にはその面影を留めている。とくに武家屋敷は特筆のもの。大、中、小と規模の違う屋敷が並んでいて、そのうち二つは、実際に上がって中を見ることができる。図面だけではわからない細部が楽しい。

当 時、武士は身分や石高で住まいが決まっていた。今の社宅のようなものである。大屋敷には、庭も付いていて、井戸もある。ただし、風呂は湧かすものではな く、外からお湯を組み入れる桶のようなものだった。火災を恐れて、そういう形式になったそうだが、手間がかかる。毎日の入浴はなかったのではないか。

長谷川平蔵は400石だから、大屋敷より少し大きな家に住んでいたのではないか。思いは膨らむ。

歴史博物館では、江戸の展示コーナで寺子屋を体験してきた。ひとりづつが文机にすわって、手本を見ながら回答する。村名手本の最初に出てきた
「参河」が読めなくて迷っていたら、これは「三河」。徳川の時代、最初の村名は三河なのだ。相模、遠江、駿河と続く。

展示内容は江戸東京博物館をしのぐのではないか。とにかく空いているのが心地よい。場所は京成佐倉から、あるいて15分。帰りに武家屋敷を見るとJR佐倉に出る。12月にしては、暖かな一日、すっかり旅行気分を満喫して戻ってきた。

 

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日本橋は、江戸の出発点

以前、六本木ヒルズのライブラリーコミュニティで、【江戸から学ぶ会】を主宰していた。ネーミングから、本当に専門的に学ぶ会と、思われていたのが、江戸のまち歩きを始めたところ、思いのほか人気が出た。

江戸の中心はやはり、日本橋だ。街道もここから始まっている。昔は、川を利用して、行き来するのが普通だった。届いた荷物はすぐにしまえるように、川沿いに倉が建っている。蔵前は米蔵である。

人形町で江戸の古文書講座を開催しているが、京、大坂の上方と、江戸では文化も異なることを学んだ。最初、上方がすべてに優れていたのに、江戸の後期から逆転して、江戸前でもすばらしいものがでるようになる。

昨日、日本橋芳町の芸者さんとメイルでやりとりをしていて、東京人の日本橋特集に、知合いのお姐さんたちのインタビューが載っているという話を聞いた。二人とも知合いなのだ。

東京人増刊号なので、アマゾンで買うことにする。こういうとき、送料無料はありがたい。

日本人なら、一度は芸者衆をよんで、お座敷遊びがしたいと思うらしいが、特に外国人の接待には好まれるらしい。きけば、領収書もきちんと出すそうだ。儲かり過ぎているIT企業の方、ご一報くださればご紹介いたします。

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名古屋のモンシュシュのサロンスペースに行ってきました

10/27、28と名古屋出張でしたが、帰りの日、少し時間があったので、ミッドランドスクエアに立ち寄りました。こちらは、名古屋の友だちが一押しのスボット。なるほどブランドショップが並んでいます。

喫茶室を探していたら、地階にモンシュシュがあることを発見。あの堂島ロールで有名なお店の名古屋初のサロンスペースです。入口の列が2つあって、一つはケーキの購入、もうひとつが、サロンの空席待ち。20分くらい待って、ようやくお席に案内されました。堂島ロール付きのケーキセットをいただき、まだ余力があったので、ミッドランドスクエア限定のガトーショコラと、イチゴケーキをいただきました。

限定版ガトゥーショコラ、ミッドランドスクエアーのMが付いている

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夏休みの過ごし方、考察その1

8/13付けの日経新聞夕刊に、丸紅の勝俣会長が夏休みの過ごし方について書いている。せっかくの休みなのに、最後の数日は自宅でゴロゴロ、内心は出社したくてたまらない。暇を持て余して、山手線一周を試みた仲間もいたとか、いないとか。

これってもったいない話だと思う。時間がたっぷりあるときは、芝居や演劇を楽しみ、また、クラシック音楽、ジャズ、ロックとさまざまな分野で、遊ぶことができる。お金をかけたくなかったら、上野に出て、博物館、動物園に行けば、楽しい時間を過ごすことができる。

まだ体力のあるうち、知恵も回るうちに、有り余る時間をどうやって過ごしたらいいのか、練習しておく必要があるのだ。ちなみにわたしが70歳になったら、新聞四紙(日経、朝日、読売、毎日)+ブロック紙(東京)をとって、隅から隅まで読みながらイベントや楽しい催しを探す。そして、電車やバスを乗り継いで、歌舞伎座や国立劇場の三階席から、かけ声をあげる。

映画は全部試写会を狙って、新作をみて、それもブログにあげよう。70代、高齢者ブログのトップテンを目指すのだ。これもいきなりはできないから、今から助走を始めよう。

年を重ねることが楽しみになるような、そんな休みの過ごし方があってもいいはず。夏休みは、暑いし、外に出歩くことも億劫になりがちだが、そんなときでも、あちこちにすばらしい発見と出会いがある。

冬、霧がかかって大変住みづらいミラノにあんなすてきなオペラ劇場、ミラノスカラ座があるように、湿度の高い東京にも、夏の風物詩である、花火大会や墨田川下りの船遊びがある。

冷房の程よく冷えた部屋で美味しい鰻をいただきながら、落語を聴く会もあるし、夏の暑さも楽しみに変えるようなイベントが用意されている。

東京の夏を楽しむことができないひとは、京都の夏のよさがわからない。一つの季節を満喫して、次の季節の訪れを待つ。そんな感性をいつも持っていたいと思う。

お盆も暦通りに働く人のための、イタリアサイト

今年のお盆は暦通りの会社が多い。8/13まで働いて、8/16からは平常営業。田舎に帰る人もいるが、東京居残り組もたくさんいるはず。そんな人のためのイタリアサイトをご紹介する。

アーモイタリア http://www.amoitalia.com/
イタリアトラベルオンライン http://www.japanitalytravel.com/

海外旅行は、ガイドブッグを買うよりも、個人の旅行ブログや旅行サイトのほうが役立つことが多い。この二つは、わたしもよく参考にするサイト。暑い日に晩秋の旅を企画するのは楽しい。

日程をまず考えて、予算を立て、プランを作り、そうして初めて実現することができる。待っていては、何も始まらないから、思いついたことをまず書き出してみよう。

気になる情報はツイッターを使って流すと、関心のあるひとから返事が来たりする。ミラノスカラ座のお薦めプログラムはありますか、などなど。

便利な時代になったと思う。人は情報を持っているが、その価値がわからないことが多い。自分には当たり前のことも、第三者にはお金を払ってでも手に入れたいものだったりするのだ。

人に教えてばかりではつまらないので、わたしもさっそくプランニングしてみます。

谷中圓朝まつりに行ってきました

今年の3月に谷中で江戸のまち歩きをしました。そのとき、訪れた全生庵、落語家三遊亭圓朝のお墓があり、夏になると幽霊書画の展示や命日の供養があると聞き、興味を持ちました。

そして8月、いつなのかと確認すると、すでに落語の締切は過ぎていて、それでも祭りとして8/8 日曜日に開催されるとのこと。急きょ、江戸のまち歩きの仲間を集い、出かけてきました。

境内には落語家たちの芸人屋台がならび、大勢の人で溢れていました。圓朝は、幕末から明治にかけて活躍した人で、怪談牡丹灯籠は、歌舞伎にも取り上げられ、大きな影響を及ぼした人です。

また、生前に集めた「幽霊画コレクション」を8月だけ公開するということで、こちらものぞいてみました。幽霊書画というので、怖いものと思うと、上品な幽霊が並んでいて、すべて軸物。絹本に描かれています。

谷中のこのあたりは、関東大震災にも、第二次世界大戦にも被災していない珍しい地域、細かく入り組んだ道もあって大型の再開発もされず、昔ながらの町並を留めているところが多いのです。

まち歩きの楽しみは、甘いものとお食事。今回も谷中銀座に出て、突き当たりを左に曲がったところにある手作りアップルパイの店に立ち寄りました。マミーズ 台東区谷中3-8-7 電話03-3822-8166
ここのケーキはどれも美味しいです。

そして、どこでお昼にしようかと、考えていたら、目の前で5,6人が入った店がありました。魚屋さんの脇の扉を開けて、入ったのです。メニューを見ると、お魚料理中心です。一続きの建物で、魚屋さんが経営しているなら間違いないと、入ったところ、これが美味しい店でした。
魚貝三昧 彬(あきら) 文京区千駄木3-38-8。ランチは金土日のみ営業、千円前後で何種類か用意されていました。

夏の暑い日にわざわざ出かけた甲斐のある一日で、美味しいものをいただき、書画をみて、寺参りし、仲間とおしゃべりできたすてきな時間でした。風も少しあって、意外と過ごしやすかったですよ。

千駄木で帰る友だちと別れ、さらに根津まで歩いて、とうふの須田にお邪魔しました。前回はこちらでランチだったのですが、今回はお土産用に飛竜頭と焼き豆腐を買ってきました。お取り寄せもできます。

少し涼しくなったら、また、谷中に出かけるつもりです。

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まち歩きの勧め

こんな暑いときに何もと、思われるかもしれない。だが、ふだん、車やバスで通過している町を歩いていみると、思いがけない発見がある。

バ ス停まで歩いて、バスを待って乗るなら、そのまま歩いた方が早く目的地に着くことあるのだ。特に町中は、歩くことで見つかる情報が多い。近日オープンのお 店の看板や、行列している鯛焼き屋さんに並んでいる人の表情、高級洋服店ばかり並んでるビルを日中行き来する人の年齢とか。

マーケティングが専門なので、つい定点観測をしてみたくなるが、ここはミーハーになって、新しいモノ、珍しいモノを探してみよう。ランチサービスのメ ニューボードが手書きなら、毎日日替わりが楽しめるはず。また、オープン仕立てのレストランが、アルバイト募集の看板を立てているのは、賑わっているの か、それとも人手不足で発車したいのか、ちょっと確かめてみたくなる。

歩いて、文句なく楽しい町は、銀座だ。次は渋谷。新宿はわたしには広 すぎる。そして、最近発見したのが、やはり浅草。暑い日に日傘、サングラス、ペットボトルを持って出かけたい。目的などなくて、大丈夫。その日、何に出会 うのか、そして、何を感じるのか、気のまま、心のままに動いてみよう。

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浅草にどぜうを食べに行ってきました

三年前から葛飾区の経営者会議という、各業種の社長が集まる会に入れてもらっています。この会で毎月、食事をしながら、軽く世間話をして、実は世の中の流れや情報、お金の入り方などを教わっています。

毎回、幹事の方が場所取りから、面倒見てくださり、お陰で美味しいものをいただき、かつ有意義な時間を過ごすことができます。

昨日は、浅草のどぜう飯田屋で、どぜうを食べてきました。駒形どぜうが有名ですが、地元ではこちらが美味しいと、いちおしです。コースをいただいたのですが、本当に柔らかく、味は淡白で、泥臭さはありませんでした。

浅 草には、江戸のまち歩きや、平成中村座に歌舞伎を見に行ったこともあり、土地勘はあるのです。それでも、夜食べ歩きをするような場所はしりませんでした。 浅草の銀座通りは、ROXビルの先、今半の角から始まります。このどぜう飯田屋さんも、まさにそのとおりにあり、ここが老舗通りのようです。

日頃、銀座、渋谷付近で暮らしているので、台東区浅草というのは、本当に別世界。隅田川の川沿いに、江戸の根っこのようなものを感じさせる建物、寺院などが残っています。

そして、実は物価も安いのです。東京で暮らすなら、浅草で暮らすのもいなあ、といつも思っています。この店、お手頃な価格のランチもやっていますので、一度足を運ばれたらいいと思います。お薦めですよ。

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