谷中圓朝まつりに行ってきました

今年の3月に谷中で江戸のまち歩きをしました。そのとき、訪れた全生庵、落語家三遊亭圓朝のお墓があり、夏になると幽霊書画の展示や命日の供養があると聞き、興味を持ちました。

そして8月、いつなのかと確認すると、すでに落語の締切は過ぎていて、それでも祭りとして8/8 日曜日に開催されるとのこと。急きょ、江戸のまち歩きの仲間を集い、出かけてきました。

境内には落語家たちの芸人屋台がならび、大勢の人で溢れていました。圓朝は、幕末から明治にかけて活躍した人で、怪談牡丹灯籠は、歌舞伎にも取り上げられ、大きな影響を及ぼした人です。

また、生前に集めた「幽霊画コレクション」を8月だけ公開するということで、こちらものぞいてみました。幽霊書画というので、怖いものと思うと、上品な幽霊が並んでいて、すべて軸物。絹本に描かれています。

谷中のこのあたりは、関東大震災にも、第二次世界大戦にも被災していない珍しい地域、細かく入り組んだ道もあって大型の再開発もされず、昔ながらの町並を留めているところが多いのです。

まち歩きの楽しみは、甘いものとお食事。今回も谷中銀座に出て、突き当たりを左に曲がったところにある手作りアップルパイの店に立ち寄りました。マミーズ 台東区谷中3-8-7 電話03-3822-8166
ここのケーキはどれも美味しいです。

そして、どこでお昼にしようかと、考えていたら、目の前で5,6人が入った店がありました。魚屋さんの脇の扉を開けて、入ったのです。メニューを見ると、お魚料理中心です。一続きの建物で、魚屋さんが経営しているなら間違いないと、入ったところ、これが美味しい店でした。
魚貝三昧 彬(あきら) 文京区千駄木3-38-8。ランチは金土日のみ営業、千円前後で何種類か用意されていました。

夏の暑い日にわざわざ出かけた甲斐のある一日で、美味しいものをいただき、書画をみて、寺参りし、仲間とおしゃべりできたすてきな時間でした。風も少しあって、意外と過ごしやすかったですよ。

千駄木で帰る友だちと別れ、さらに根津まで歩いて、とうふの須田にお邪魔しました。前回はこちらでランチだったのですが、今回はお土産用に飛竜頭と焼き豆腐を買ってきました。お取り寄せもできます。

少し涼しくなったら、また、谷中に出かけるつもりです。

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