江戸のまち歩き、谷中、千駄木、根津を歩く

今回は、谷中に詳しい人も多く、地元御用達の美味しい店で買い物ツアーも楽しめました。事前に下見にも行ったのですが、いちばん役に立ったのは、個人のブログでした。

物価は安い、美味しいものがたくさん。歩いてすぐに寺院あり、密集している。道が狭くて、歩行者優先。浅草よりも日常の日本があり、外国人などを案内するのにぴったりの場所だと思いました。

■谷中・観音寺
築地塀は、景観的にも美しく、お薦めします。
http://woman.excite.co.jp/odekake/sanpo/sid_181966/

また、思いがけず、訪れた、
■普門山全生庵(ふもんざんぜんしょうあん)
円朝の墓もあり、

毎年8月1日から31日までの1ヶ月間、全生庵で円朝まつりが行われます。主催は社団法人落語協会であります。円朝は幽霊画の収集家としても有名で、この期間中は全生庵に寄贈された円朝コレクションの幽霊画50幅を虫干しも兼ねて公開しています

浴衣でお出かけてしても楽しいそうですね
http://blog.goo.ne.jp/tenjin95/e/ebed9422d3deb0f2ded97aa65abcb8c3

■根津神社
http://www.nedujinja.or.jp/
4月上旬から、つつじ祭り 200円の拝観料あり。境内はたいへん
ひろく、格式高い神社です。昨日はお宮参りの家族連れと遭遇しました。

お土産は、たくさんありましたが、厳選してお薦めするのは以下の通り。

■羽二重団子、日暮里駅から少し歩きますが、必見の価値あり。
http://www.habutae.jp/store.html

よみせ通りから少し入ったところにある
■むさしやの豆大福
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13048818/

■マミーズのアップルパイ
住所:東京都台東区谷中3−8−7
やなか珈琲店谷中店(2009年1月22日参照)の並び、よみせ通り沿い。

こちらは本店、写真を参考にどうぞ。小さいホールが1050円です。
http://blog.goo.ne.jp/negokunta/e/b8568eb125fc003c0a34da8d412151b2

■菊見せんべい
一枚から売ってくれます。かの文豪、漱石や鴎外も愛用していたらしい。
http://r.tabelog.com/tokyo/A1311/A131106/13018372/

■本日のランチ 『根津とうふ工房 須田』
文京区根津2-19-11  03-3821-0810
12席 定休日 水曜
店頭販売 午前7時30分〜午後7時30分
http://tofukoubou.jp/
食事 午前7時30分〜ラストオーダー10時30分
午前11時30分〜ラストオーダー午後2時30分

実際に行かれた方のブログも参考になります。
http://yanesenlife.typepad.jp/tokyodowntown/2009/05/post-dadf.html

ランチは、10名が一度にはいれず、二手に別れて待ちました。
1050円の昼の席、お薦めですよ。朝7時半からやっているので、東京に出張した人にもいいかもしれません。

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江戸のまち歩き、柴又、立石を歩く

六本木ヒルズのライブラリーコミュニティで、ひと月に一度、江戸のまち歩きを主宰しているが、2月は柴又、帝釈天だった。あのとらさんで有名な柴又、葛飾の会に出かけているが、降りたのは初めてだ。

駅前にはとらさんの銅像が建っていて、みんなカメラで撮っていた。帝釈天までは地図を見るより、参道を歩くのがよい。道の両側には食べ物やなどが並んでいて、まるで縁日のよう。どこか昭和の香りのする町並み。団子屋さんがたくさん並んでいるが、お薦めの高木屋でお土産を買う。

帝釈天は、江戸からあった有名な日蓮宗の寺院。正式の山号寺号は経栄山題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)。境内に入ると、靴を脱いで中に入ることができる。京都の寺院と同じく、回廊で建物が繋がれている。

ここで大抵の人はお帰りになるのだが、実はすぐ近くにある山本亭が すばらしい。庭園と建物が見事で、葛飾区の景勝庭園にもなっている。本日は、幸運なことに貝合わせの貝を描いた作家の方とお話しすることができた。公家の 雅な遊びである貝合わせだが、百人一首を描くことは珍しく、普通は花や風景だという。この作家の方は、冷泉家の復刻版百人一首のカルタを参考に、ひとつひ とつに絵を描き、和歌を書いて準備されたそうだ。

展示されているのが、現代作家の作だというのは解説されるまでわからなかった。そのくらい、見事な作品にまとめられている。

柴又のあとは、立石に向かう。ここは葛飾区役所がある中心地。美味しいものの店もたくさんある。今回は、寒い中をあるいたので中華料理をいただく。みんな大満足だった。

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日本橋七福神めぐりに行ってきました

六本木ヒルズのライブラリーで「江戸から学ぶ会」を主宰していますが、1月の定例会は、日本橋七福神めぐりでした。

七福神は、東京のあちこちにありますが、日本橋はコンパクトにまとめられているのが、特徴。日本橋葭町の芸者衆が着物姿で回れる近さで、平坦な道ですので、年配の方も大丈夫。

今回は、水天宮が最後だったので、小伝馬町3番出口から、出発しました。
1. 宝田恵比寿神社 10月にべったら市
2. 椙森恵比寿神社(富くじの富塚あり)、境内は広め
3. 小網神社 福禄寿・弁天財。広重の名所江戸百景にも小網町あり
4. 笠間稲荷 寿老神、狐の稲荷塚あり
5. 末廣神社 毘沙門天、吉原の守り神だった
6. 松島神社 大国神、グッズが充実
7. 茶の木神社 布袋尊
8. 水天宮 弁財天

という順番で回りました。恵比寿様が二つもあって、ご利益も倍増。
http://www.ningyocho.or.jp/walk/walk.html

時間は1時間半くらいで全部回れます。最初は、わかりずらいので、地図を貰うといいでしょう。1/1から1/7までは、はとバスツアーもあるようです。

途中、創業文久元年というお菓子屋さんを発見したりして、なかなか楽しいお参りでした。最後の水天宮で、日曜日の戌の日ということで、入場制限をしていました。長い列に並んだのですが、意外とスムーズに流れて、三十分くらいで入れました。松の内はもっと並んだそうです。

水天宮のあとは、ロイヤルパークホテルでランチ。こちらはインターネットで事前によやくすると、サービス料が無料になります。わたしたちは、中華料理の桂花苑を利用しましたが、奥まった部屋を用意していただき、感激しました。

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イタリアソムリエ協会、最高評価レストランを発表

【イタリアソムリエ協会レストランガイド最高評価レストラン発表】

去年に引き続き、イタリアソムリエ協会ではレストラン・ガイドブックを販売しています。レストランの評価は2〜5のBaci(キス)マークで評価され、2010年版は1706件がレストランが記載され、その中で、5Baciに輝いたのは12件。
同時に今年の最優秀レストランも発表されています。

総評は以下の様になっています。
5Baci Luoghi dell’eccellenza (総合的に素晴らしいレストラン)
4Baci Vale il viaggio,ristorazione elevata (足を運ぶに値する質の高いレストラン)
3Baci  Ristorazione impegnata e luoghi particolarmente accoglienti(予約も多く、とりわけ居心地の良いレストラン)
2baci  Ristorazione da provare per la finezza e l’attenzione alle tradizioni (伝統的で、試す価値のあるレストラン)

【5Baci 獲得レストラン】

PIAZZA DUOMO Alba – Cuneo
VILLA CRESPI  Orta San Giulio – Novara
COMBAL.ZERO  Rivoli – Torino
DAL PESCATORE  Canneto sull’Oglio – Mantova
LE CALANDRE  Rubano – Padova
LAITE Sappada – Belluno
ENOTECA PINCHIORRI Firenze
DA CAINO  Montemerano – Grosseto
VISSANI Baschi Civitella del Lago – Terni
LA PERGOLA DEL ROME CAVALIERI Roma
LA TORRE DEL SARACINO Vico Equense – Napoli
LA MADIA Licata – Agrigento

【今年の最優秀レストラン】

LOMBARDIA // ILARIO VINCIGUERRA – Galliate Lombardo – Varese
TRENTINO // ORSO GRIGIO – Ronzone – Trento
FRIULI VENEZIA GIULIA // IL CECCHINI
- Pasiano di Pordenone – Pordenone
VENETO // GELLIUS – Oderzo – Treviso
EMILIA ROMAGNA // VITE – Coriano – Rimini
MARCHE // GIARDINO – San Lorenzo in Campo – Pesaro Urbino
LAZIO // COLLINE CIOCIARE – Acuto – Frosinone
ABRUZZO // L’ANGOLO D’ABRUZZO – Carsoli – L’Aquila
CAMPANIA // RELAIS BLU – Massa Lubrense – Napoli
PUGLIA // LA STREGA – Palagianello – Taranto
BASILICATA // ANTICA OSTERIA MARCONI – Potenza
SICILIA // LOCANDA DON SERAFINO – Ragusa

以上、イタリアにお越しの際は、のぞいてみてください。

江戸のまち歩き、四谷を歩く

ひと月に一度、六本木ヒルズのコミュニティのメンバと集まって、江戸のまち歩きをしている。最近は日曜日に開催することが多いが、昨日は、「四谷を歩く」だった。

■本日のコース

1. 迎賓館前
2. 服部半蔵墓地のある西念寺
3. 四谷総鎮守である須賀神社
4. お岩稲荷
5. 新宿歴史博物館
ここでは、ガイドさんがついて、内藤新宿の成り立ちや
当時の宿場について解説してくれた。

■日曜日に開催するメリット
1. 交通量が少ないので、排気ガスもない
2. どこも空いている
3. 15時までには解散するので、空いている電車で帰れる
4. 博物館は日曜開館が多い

このまち歩き、全行程を終えたら、おいしい食事をするのが楽しみのひとつ。今回はタイ料理に挑戦した。

あの若葉のたいやきやさんのすぐ隣のタイ飯屋だ。本格的なタイ料理だが、辛さは調節してもらえるので、オーダ時にはお願いしてみよう。
JASMINE THAI RESTAURANT ジャスミンタイレストラン 四谷店
東京都新宿区四谷1-17 後藤ビル1F 〒160-0004
電話番号03-5368-1091
Lunch 11:30〜15:00(L.O.)
Dinner 17:00〜22:00(L.O.)
無休

東京で暮らしながら、その都市のことを何もしらないのは寂しいから、まち歩きは、価値ある遊びだ。いつも、うれしいサプライズの連続である。

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JR東日本のえきねっと、「トクだ値」は、本当にお得なのか

9/6から佐渡にいくので、まず佐渡汽船を予約しようと思ったら、前々日の19時まで受付、前日は電話予約しかないことがわかった。JR東日本のサイトで、えきねっと「トクだ値」を発見。

これは「えきねっとJR券申込サービス」でのみお申込みいただける、おトクな割引きっぷ、となっている。登録はその場でできる。決済のクレジットカード番号をいれて、与信をして、ユーザ登録する。

1.  申込はインターネット「えきねっとJR券申込サービス」の「空席照会申込」メニュー、あるいは、携帯の「JR指定席申込サービス」から受付ける

2. 「トクだ値」のお申込みには期限がある、新幹線の場合、

ご利用日の1ヶ月前(同日)の午前10:00から、当日の午前1:40まで

3.  乗車日・時刻等を入力後に表示される列車一覧の中で、「指定席(トクだ値)」の欄 を選ぶ、それ以外は割引にならない

4.  きっぷの受け取りは、JR東日本の主な駅の指定席券売機、JR東日本の駅のみどりの窓口、びゅうプラザでお受取りください。

ここまで読んでいるだけで、もうめまいがしてきそうになるが、もう少しおつきあいいただきたい。さて、東京、新潟間の切符を予約しようとしたら、システムのメンテナンス時間になってしまった。

予約状況をみると、Maxときの二階建て車両の一階部分が二割引になっている。景色を考えずに過ごすなら、安いかもしれない。慣れればつかえるものなのかも、と思う。逆に初めだと切符の受け取りまで、結構大変だ。サイトも、もっとすっきり作られるといいと思う。

明日、もう一度試してみるが、窓口に並ばずに買えるのは、ちょっとうれしいかもしれない。

## 追記 ##
本 日、引き換えに出かけた。JR千葉駅のびゅうプラザで、予約番号付きの購入済みリストをブリントアウトして出すと、クレジットカードの提示を求められて、 すぐに切符が貰えた。隣の発券機もあるが、こちらはクレジットカードの暗証番号が必要なので、不安な人は窓口が安全。新幹線指定席で東京-新潟往復で 16,750円。今までで最安値の気がする。

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イベントが多すぎて眠れない

twitterを始めた頃、マイケルジャクソンの追悼番組のお知らせがあって、見ていたら、次の日が辛かった。

そして今夜は、エンデバーの帰還着陸まであと3分。見始めると必ずチェックしてしまう。インターネットを始めたとき、テレビか、読書かと考えて、テレビを見ることを諦めたが、こうやって画面でニュースを見ているのは、同じことのような気がする。そういう時代になったということか。

エンデバー、無事着陸。おめでとうございます。

YouTubeの画像をリンクしておきますね。

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中央区観光協会特派員ブログ

もうすぐ八月。夏休みにどこに行こうか、まだ決めていない人も多いと思う。そんなとき、中央区観光協会を覗いてみた。

今年が中央区観光協会50周年ということで記念事業が目白押しだ。歴史・文化・商店を知るということで、まち歩き文化コース産業コースなど、今からでも受付している。

日頃、職場に近い場所だが、案外知らないことがたくさん。二時間程度なので、気軽に参加して、その後は自分たちで散策もできる。

また、「中央区観光検定」の上位合格者より認定された”中央区観光協会特派員”によって運営・配信されている、中央区観光協会特派員ブログ。地域に密着した情報なのがうれしい。

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隅田川に架かる橋梁の解説付きツアーに参加しました

一日夏休みを取り、水上バス・テクニカルツアーに参加してきました。

第一部が、講習会で、「隅田川橋梁群の特徴と見どころ」を学習します。昼休みをはさんで、午後は、水上バスを貸切、講師の先生のガイド付きで隅田川を走ります。

墨 田川に架かる橋梁は、42橋、そのうちの12橋が、関東大震災のあとに建てられたことを知りました。震災復興橋梁のデザイン思想は、調和、統一、変化の3 つが基本で、近くに公園があるときは、それにあった橋になっています。また、隅田川はひとつの連続したものだから、そこに架かる橋は川全体のことを考えて 作られています。さらに対照的配置、ペアの橋などにより、変化をつけながら、美的調和を考えています。

このような講義の後、実際に船から眺めてみると、たくさんの発見がありました。

南北の橋
永代橋(帝都の南門)と白髪橋(帝都の北門)。いずれもアーチ型の橋ですが、微妙に違います。江戸の頃、この橋を通ると江戸市内になったのです。

ペアの橋
永代橋と清洲橋。上向きのアーチである永代橋に対して、次の清洲橋は、下向きのカテナリーで対照的になっています。これらが建てられた当時は、まだ、首都高もなく、見通しのできる位置関係にありました。

隅 田川を千住大橋まで下り、船から東京の町を眺めていると、東京というのは、水辺の町だったのだという新しい発見です。日頃は電車や地下鉄で移動しているの で、川の存在を忘れていますが、パリのセーヌ川や、ロンドンのテムズ川同様に、隅田川およびその支流の川の存在は重要です。昔から、歌舞伎や謡曲になぜ、 隅田川がたくさん登場するのか、やっとその意味がわかったような気がします。

隅田川から水上バスで通勤できたらすてきでしょうね。築地の聖路加タワーの当りには、テラスもあって、お昼を食べながら川風を感じることもできます。なかなか充実した一日でした。

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京都祇園祭から戻ってきました

新幹線に乗って二時間くらいの距離ですが、やはり京都は遠い。東京の常識と京都の商習慣の違いに、初めての人は戸惑うはず。

慣れると、観光客的な町歩きができなくなり、それに比例してお金もかからなくなります。観光地価格と地元価格が微妙な境で、分けられているみたい。だから、京都人に案内してもらうお薦めどころには、東京人はおりませんでした。

祇園祭の楽しみ方で、今回発見したのは、空いている午前中に有名どころを回って町内会長さんや役員さんのお話を聞く。向こうは、自慢したくて待っている訳 ですから、誠実な態度でいれば、親切にしてくれます。すべて無料。ただし、別れるときは、ありがとうございました、と一礼しましょう。

リア ルな山鉾を見学して、ホテルに戻ってネットで復習して、なんとか知識として定着させる。これを四五年繰り返すと、かなり覚えます。32基の山鉾全部は無理 としても、歴史やいわれなどを教わると、巡行の日の一瞬がとても貴重なものに見えます。山鉾を彩る前掛けも何種類かあって、毎年掛け換えているそうです。

今回、千代紙で作った江戸時代の巡行の様子が展示されていましたが、今のはほぼそれに近いような気がします。丁髷は結わないが、上下袴の盛装で、足軽たちは綱を引きます。江戸時代にはもっと多くの山鉾があったようですが、その地区から消えてしまったものもあるようです。

伝統芸能と、観光と、保存と何か強力な魅力がないと、継続するのは難しいのです。そういう意味で、大勢押し寄せる観光客も大切ですね。誰も来なかったら、モノは売れないし、経済効果も出ません。

東京の祭りは個、あるいは点なんですね。江戸の町が一つになって何か行なうというのは、オリンピックの誘致くらいしかないのかしら。三社祭も、ちょっと離れた地区には関係ないし、むずかしいですね。

祇園祭は明日が山鉾巡行、イベントのクライマックスです。芦刈山で、文箱の受け渡しの練習してはった小学生、本番でうまくできますように。来年もまた出かけますね。

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