東京という都市の面白さ

数日間、東京を離れて戻ってくると、すぐにイベントが待っている。昨日は九段下のイタリア文化会館で、オペラ、チェネレントラのレクッチャーとアリアを楽しむ夕べに参加した。そして、本日は千駄ヶ谷の国立能楽堂で、ハムレットの狂言を見る。

これ以外にも、歌舞伎や演劇、音楽会など、東京には芸術の富が集まっているような気がする。昔は『ぴあ』 を丹念に読んで行きたいイベントを探したが、今はネットの検索ですぐに見つかる。あるいはSNSやクローズドのユーザー会のMLでも情報は流れてくる。

後は、参加するか、そのままにするかの違いだけだ。東京という町に住んで、狭い住居や高い物価に不満を持っているとしたら、そのよい面にも目を向けてみよう。物事には必ず、裏と表があるのだ。

高 額なチケットを求めなくても、無料の試写会や試演会は、探せば見つかる。そして、新しいことに挑戦して、新しいものを柔軟に取り入れて、明日への活力とし よう。東京は江戸と呼ばれたときから、再生と建設の町だった。だから、そこに住まいする人々は、新しいことを始めるのに抵抗がないはず。

何か一つテーマを決めて、それを極めるのも面白いかもしれない。毎月、映画を十本見るとか、歌舞伎座の三階席に通うとか、あるいは、能楽を極める、ジャズを楽しむなどなど。

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