初めて出会ったことを、知識の獲得にまで繋げることができるか

新しいことを始めようとしたら、日々が初めてのこととの出会いである。マニュアルにも書いていないし、先達たちも知らないことばかりだ。

だが、慌てて方向を見失ってはいけない。どんなことにも、これまでの経験や対処方法が当てはまることがあるのだ。まず、深呼吸して、腹を据えて、廻りを眺めて見よう。

いつから始まったのか、どこが源流なのか、トレンドの波というのは、一日で新しい世界を作っているから、それに飲み干されないようにしよう。静かに、しなやかに、着実に成果を出すには、

(1) 現状分析、何が起きているのか

(2) 仮説を立てる、受益者はだれなのか、お金の流れはどうなっているのかなど

(3) 実施する、仮説に基づき行動を起こす。判断力がためさせるときだ

(4) 検証する、実施した時期は適切だったか、判断は正しかったかなど

これらの一連の動きを通して、基本ルールのようなものが見つかれば幸いである。同じようなことが起きたとき、さらに加速して対応できるはず。

出会ったことを元に知識の獲得レベルまでもちあげるのは、高度な技術はいらない。素直な心に感じることを、誠実に実行すればいい。知識というのは、固定ではなく、どんどん進化させることができるのだから、怖れず、仮説を立てて実施してみよう。

単純作業といわれることからでも、知識の獲得はできるのだ。それにどう立ち向かうかの意識による、と言われている。

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