写真家の清家正信さん、Facebook繋がりで、グループ展などを拝見していました。風景を撮ると、しずかな、哀しみのようなものまで、映し出し、清冽な印象です。その方が、「花だけの写真展」を開催するというので、オープニングパーティに出かけてきました。
会場は、すでに熱気に溢れていて、飾られた写真は、写真というよりは、絵画。絵画展に迷い込んだような印象です。自然にあるものを撮っているのに、儚さ、脆さ、凛とした表情、時間の流れ、などさまざまな思いを感じます。写真でここまで、取り込めるのですね。そういう驚きは、わたしだけでなく、会場にいたすべてのみなさまが、そういう感想を述べられていました。
どうやったら、あんな写真が撮れるのか、どうやったら、少しでも、近づけるのか、考えると夜も眠れそうもありません。写真は写実を超え、芸術となるのですね。会場には、重い一眼レフを抱えた人ばかりで、コンデジの自分は、それを取り出して写す勇気がありませんでした。いえ、すばらしい作品に圧倒されて、ただただ眺めていたのです。写真を撮ることなんか、思いつきませんでした。
日時 2013年12月14日から23日まで、12時から19時 (好評につき12/23まで延長します)
場所 目黒、meguroba
〒153-0063
東京都目黒区目黒1-23-15
Tel : 090-8343-6226