悩みのないことが悩みという人もいるが、人は成長しようとするとき、しばし悩むものだ。知人からいわれたことだが、草花は悩まない、大木は悩むという。だから、悩むことは、大きくなるための必要な儀式というわけだ。
毎日が慌ただしく過ぎていく中で、ぽっかりと空いた真空のような時間がある。そんなときは、これまでの自分の過ごし方などを考えてみるとよい。すぐに答えがみつからなくても、そういう時間を過ごしたことが大切なのだと思う。
悩んでも、解決できそうもない大きな宿題を見つけたら、それは神様からのギフトだ。すべてがうまくいくまで、預けられた貯金のようなものである。だから、人生は面白い。