なにごとも中庸が大切

頑張ることは決して悪いことではない。目標に向かって、一心に進むのも大切だ。

だが、実力以上に頑張ったり、無理に無理を重ねていると、心と身体が赤信号を出す。医者の友だちに言わせると、若いときからずっと無理をし続けると、鬱か、癌になるそうだ。悲しいときは泣いてもいいのだし、悔しいときは大声で叫ぼう。

そして、そんな状況に陥られないように、『中庸』という言葉を覚えておきたい。なかなかこれが難しいのだが、何度か、挫折を経験すると、それもありだな、と思えるようになる。

媚びることもなく、へつらうこともなく、正しいという道をまっすぐに進むだけ。偏ることなく、曲がることなく。

日本の文化は、余白の文化である。目に見えない部分に美があるのだ。それに気づいた人は幸いである。

 

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