Google誕生、グーグルは『とても大きな数字』という意味だよ

1997年の秋、ブリンとベイジは検索エンジンに新しい名前を与えることにした。グーグルプレックス{1のあとにゼロをグーゴル個(10の100乗 個)つけて得られる数}を短くして、グーグルと名付けた。本当のスペルはgoogolだったが、すでに使われていた。そして、google.comが誕生 した。この名前にはヤフーや、アマゾンにある野性的なイメージが感じられたし、インターネットの世界と響き合う音があった。

『デビッド・ヴァイス著 Goolge誕生 ガレージで生まれたサーチ・モンスター』より

Google が誕生して、もうすぐ10年になるのだ。その間に起きた出来事といったら、目の覚めるようなことばかりだった。検索エンジンが世界を変えるとは誰も気づい ていなかったし、無料のサービスをお客様に提供するためにスポンサーリンクと名付けた広告を出す。そして、2000年にIT企業が倒産に追い込まれる中、 優秀な社員を雇用することを推進した。

伝説は10年で作られるのである。そして、これからさらに進化していくのだろう。どんな企業文化を作り上げていくのか、目指すところは何なのか、二人の気持ちはぶれないのか、などなど。今後も注目していきたい。

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