一つの仕事が終らなくても、次の仕事を始めていいのだ

一つ一つを完了させてから、次の仕事に取りかかる。これは理想。

現実にはいくつかの仕事が平行して走っていて、そのスケジュール調整が大変だったりする。プライオリティを付けて仕事をするのもいいが、それだけだと疲れてしまう。

そんなときお薦めなのは、何か途中で、関連あるような仕事に取りかかってしまう。たとえば会議の報告書を書いているときに、来年からの新規企業の計画書を 作り始める。すると、会議のとき、何を聞いていたらいいのか、参加者はなにを発言したかが、すっきりと入ってくるのだ。これって、来年の下準備?

あるいは、ファイリングをしながら、お客様宛の手紙を作ってしまう。意識は同じ方向でも、乗るホームの違う列車の旅に似ている。

要は、あまりかけ離れてはだめで、近くにある別の仕事に取りかかると前の仕事も自然と終ってしまうということなのだ。これも各自のやり方があると思うので、タイミングや疲労度を目安にするといい。うまくいけば、驚くほど効率的に物事が処理できる。

【本日の成果】
講師宛に手紙を書きながら、領収書を整理して、来年度の年間計画を埋めていった。これはたぶん同系の仕事なので、意識がとぎれなく進められる。

午後からは来週のセミナ用資料を揃えながら、お正月の芝居のチケットを予約し、セミナルームの予約を取る。

江戸の職人のように一つの仕事に取りかかりにはなれないのだから、創意工夫で生きていくしかない。

 

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