短くてもブログ、俳句のような文章を書くひと

友人に一行メイルの得意な人がいる。他者の長いメイルの後から、ちょこっと顔を出して、話題をさらっていく。そのお見事なこと、いつも呆れて、そして感動する。

短いブログを書く友だちは、まるで俳句づくりの師匠のようだ。こちらも言葉が光っている。どうしたら、そんな文章が書けるのかと尋ねると、技巧は使わない、自然体で思ったことを書くだけだ、といわれた。

その裏では別の形の努力があるのかもしれないが、旬の面白さというのは確かにある。そして、そんな友人たちに囲まれて、幸せものだと思うことにしている。

人はそれぞれに魅力があって、取るに足らないように見える人でも、優れた点をもっている。それを認めてあげるのが大人の付き合いではないか。相手からもそういってもらえることをちょっぴり期待しながら、みんなすごいよね、と言い合うのである。

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