あなたのキャリアプランをデバッグしよう、に参加しました

渡辺千賀さんがモデレータを務める、女性限定のパネルディスカッションなので、わくわくして参加した。いつものITセミナとは違い、会場には女たちの本音が飛び交い、熱気に溢れている。

パネラーたちは、二人が既婚、二人が未婚と、それぞれの立場や信念は異なるが、共通していえるのは、 28、9と、35歳に女の迷いが生まれること。この時期をどう乗り越えるかで、その後の人生も変わっていくようだ。

今回は、あすなろブロガーでも書ける人はいないと思うので、要点だけを押さえておきたい。

■パネラー
矢野 貴久子 氏  株式会社カフェグローブ・ドット・コム 代表取締役社長
平川 理恵 氏   有限会社トラベシア代表
閑歳 孝子 氏   株式会社ユーザーローカル CTO
土川 美幸 氏   株式会社パソナテック WOMAN IT PJ担当者

■モデレータ
渡辺 千賀 氏   Blueshift Global Partners 社長 兼
パソナテック シリコンバレーオフィス フェロー

まず最初は、簡単な自己紹介が始まった。この辺りから、全員共通して20代のおわりと、三十五歳で悩むことが浮かび上がってくる。

1.  出会い、キャリアと恋愛のバランスについて

ずっと働くと思っていた人と、専業主婦になると思っていた人が半々。共通していえることは、仕事は楽しい。社会との接点、達成感があるということ。

2.  パートナーがいるからできた、いないからできた。キャリア上の挑戦

要は、理解あるパートナーを選んで、仕事に専念している人が多いこと。子どもがいても、二部制で夫婦で養育したり、深夜帰宅を厭わない夫がいる。一方で、独身だから、土地の移動、転勤などにチャレンジできた。

3.  運について  運のよかったとき、それを掴めた理由など

運を引き寄せたものは人である。その根本には自分からの働きかけがある。何かしようと思ったら、自らが動き、運を引き寄せ、人のご縁を大切にすること。

4. リスクと思われたこと、どんなことをしてきたか

結婚、家を買う、子どもを生むことが最大のリスクだと思ったのに、2つまでやっている。リスクを取ることで、夢を実現できるのではないか。リスクに対処できる選択肢をもっていること。それを踏まえた上で信じてやるしかない。

5. 価値観

本 質は変わらないが、何をやるときに、興味や行動力は変化する。不安定なことをやれるようになったり、自分のやりたいことの本質を見きわめると、強く思うこ とがあれは、自分は変化している。自分の行動から、大事なことが出てくる。世の中と自分とのキャッチボールの中からしか、出てこない 。

 

感想

信念を持って生きている人々の清々しさを感じた。求めれば、何かしら道は開ける。そのとき、停滞していたとしても、新しい出会いや発見が常にある。女も男も、本当はないのだけれど、今の社会の仕組みの中で、女たちは何倍も努力してきたのだ。

心の中で思っていただけではだれもわからない。まず、表現して、理解してもらい、前に進もう。このセッションでたくさんの元気をいただいた。感謝。

 

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