11月最初の三連休、衣替えや、本棚の並び換えなど、ちまちまと片付けをしていて気が付いた。
モノを探している時間か、思いの外、多い。
た とえば、衣類をしまうとき、『2009.2 春物、新品』 とカードに書いて引き出しの手前に入れておく。これを見ると、どの引き出しをどのタイミングで出すのかがよくわかる。この用紙は、ストッキングの台紙を利 用しているのだが、それをどこに保存していたか、忘れている。
また、書くのに必要な大型マジックや、色付マジックが見つからない。
水性ペンはたくさんあっても、油性ペンが見つからない。切れるハサミが行方不明。
探せば見つかる場所にあるのだが、探す時間と、動作を中断することによる進行の遅れが問題。
【整理整頓】
整理整頓とは、片付けることではなく、頻繁に使うために保管場所を固定することだ。 それが分からないと、一瞬きれいになっても、二三日でごちゃごちゃになる。
【いらないものは元から絶つ】
コンサートやセミナで山のように資料やパンフレットを貰うが、家に着く前に分類して、捨ててしまおう。興味のない資料は決して見ないし、家に積んでおくことになる。
【少ないものを工夫して使う】
在庫が少なければ管理も簡単。身の回りのモノは、少ないほど快適だ。情報本のたぐいも二年以上たったら、処分しよう。旅行のガイドブック、資格試験のテキスト、交通地図など。雑誌は一年で捨てることにしたら、本棚にゆとりが生まれた。
【読みたい本はしまわない】
知合いの大学教授は、関連ある本を机のまわりに積んでおくという。本棚にしまってしまうと、忘れて、また同じ本を買ったりする。必要なものは身近ですぐに取れるようにしよう。積ん読というのは、案外大切かもしれない。
【出したものは、その場所に戻す】
当たり前だが、忙しくなると元に戻す時間がなくなってしまう。その前に生活習慣として馴染んでおこう。決まった場所だけ、探せばすむためには、その場所を死守すること。缶詰や保存食品などもこのルールで在庫すれば、ムダがない。
【いちばん時間を占めるものを把握する】
一日の大半を何をして過ごしているか、それのツールは揃っているのか。用途別にかばんを分けるのもよい。その中に、必要なものを入れておく。忘れ物がなくなれば、楽しい。