プレゼント用には価格が付いていないものを

銀座の東急ハンズ、GINZAハンズで目的の品物をゲットし、その帰りに近くのデパートに立ち寄る。町はクリスマス一色で、通りの反対側には宝くじ売り場の行列ができていた。

日頃、平日にデパートに行くことなどないので、すべてが新鮮だ。1階のファッション雑貨のバザールですてきな柄タイツを発見。不思議なことに、同じような品物が一部は値下げで、一部はそのまま。近くにいた店員さんに尋ねてみる。

『これは値下げシールがはがれていますので、こちらと同じです』レジに持っていけば、分かるというので、何組か持って、並ぶ。担当の方が困って、同僚に確 認していた。やはり値下げ品らしい。彼女がすらすらとシールをはがすので、元の値段のシールもはがしていただく。なぜそんなに取れやすいのか。

『こちらはプレゼント用でお使いになります』

なるほど、高級なストッキングはプレゼントになるのだ。

ここで、はたと気が付いた。スーパーで売っている商品は、二組で880円とか、一枚980円とか、パッケージに印刷されている。あれはプレゼントにはならないのだ。たしかに人にモノをあげるときは、値段シールを取ってもらう。

今は価格を載せない製品が多い中、はずせないところに印刷してあるグッズはある意味、貴重かもしれない。

 

■本日の教訓
セール品を買うときは、恥ずかしがらずに近くいる売り場担当者に確認しましょう。知合いが、三枚で1000円だと思い、レジの近くで一枚1000円に気づいて、不幸を回避したと言っていたが、レジに並んだら、黙って支払うしかないだろう。

高級品を扱う店員さんは、丁寧で親切である。たとえセール品でも、その人がリピーターになってほしいから。

 

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