iPhoneの登場が携帯コンテンツ市場も変える

東京フォーラムで開催されたイノベーションジャパン2009の基調講演に出かけた。

「日本発ケータイ文化の世界展開」
株式会社ディー・エヌ・エー 代表取締役 南場智子さん

あのモバゲータウンのCEOである。実は、南場さんのセミナには何度か参加していて、ビッダーズを立ち上げたころ、モバゲーを始めたころ、投資家向けのセミナ、そして今回が四度目である。そういう意味での定点観測みたいな楽しみがあった。

モバゲータウンは会員数1500万人、月間PV約190億という日本最大級のサイトなのだが、実際には、アバタを組み合わせ、日記をかいたり、わからない ことを相談したり、また、自分の作った本や音源を紹介したりとかなり、ふつうの生活に沿った内容をサービスしている。若年層が多いので、

事前書き込み制限、キーワード審査、多送信チェック、ミニメール、メッセージ送信機能利用制限、簡易年齢認証。また、グレーゾーンはひとによる審査を必ずしている。400名 24時間の監視をしているそうだ。

これを聞いていて、大都市の安全をまもる防災要員のようなイメージをもってしまった。安心してサービスを受けるには、このくらいの用心が必要なのだろう。出会い系サイトではなく、あくまでも健全な場としての利用を強調している。

これだけのサービスを海外展開できないかと、なんども検討していたが、
国別仕様の違い、メーカ仕様の違い、キャリア仕様の違い、世代間の機種の差などで市場規模が小さくなってしまい、サービスの展開がむずかしいとずっとあきらめていた。だが、アップルがiPhoneを出して大きく変わった。

メーカはひとつ、キャリアは各国のトップキャリアと組む、ユーザはキャリアを意識しなくてよい。アプリケーション、世界的なオープン化。だれでもアプリを作れる。一週間で認定される。審査もアップルがいう。簡易なチェック、一週間くらいで返事がくる。ロゴがでない。

これが世界を変えるのでないか。この動きに刺激されて、グーグル、ノキア、なども同じことを考えている。

今が最大の商機だと捕らえて行動するひとにはチャンスが待っている。

コメントは受け付けていません。