歌川国芳・肉筆画展に行ってきました

12/7 月曜日の夜、表参道から歩いてすぐの「本の場所」で開催された《歌川国芳・肉筆画展 いとうせいこう × 河治和香トークイベント》に行ってきました。

国芳は、浮世絵師として有名ですが、その彼が残した版本ではなく、肉筆画ということに興味があり、また、いとうせいこうさんのファンなので、このトークイベント楽しみでした。

国芳は、面倒見がよかったらしく、有名になった弟子たちもいっしょに暮らしていたようです。肉筆画は、スポンサーからの依頼で、やはり日銭になるからと描きに出向いたのでしょう。

《めりやす》ということば、伸び縮みするというよりは、滅入りやす、の意味だったのではないか。お二人のお話は、まるで江戸から生きていたかのように、真実味に溢れています。四方に作品が展示されていて、それを見ながらお話を聞くという、贅沢な環境で一時間半があっという間でした。

 

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