日本独立作家同盟とは、2013年9月1日に発足した任意団体。文筆や漫画などの作品を自らの手で電子書籍などパッケージにして、発表している独立系作家の活動支援を目的としています。
ここでいう、独立系作家とは、セルフパブリッシュや自己出版といった活動をしている人で、商業デビューは問わない。作家や作品の知名度・品質の向上、頒布促進の他、作家と読者のコミュニケーション活性化など、多種多様な出版文化の振興に貢献することを目的としている。 (発表資料からの抜粋)
発表会場は、アーツ千代田3331、旧練成中学校を利用して誕生したアートセンター。
今回のリリースの趣旨は次の3点です。
1. 独立系作家・出版支援を事業化し、運営組織をNPO法人へ。
2. 独立系出版に役立つセミナーを毎月開催。正会員と賛助会員は無料で参加可能。
3. 独立系作家の作品を毎月刊行する「群雛」をリニューアル、ウェブメディアも本格化。
これまでも、すぐれた作品がweb上に点在していたが、それを集約して、見せる場を与えることで、より多くの人にアクセスしてもらうことができ、収益にも繋がると考えている。
これまでの一般会員(参加費無料)に加え、本日2015年2月20日より、正会員、および、賛助会員を募集開始する。
この同盟に一般会員(無料)として入会したい方は、
- まずGoogle+アカウントを取得し、
- 同盟のGoogle+コミュニティで[コミュニティに参加]ボタンをクリックし、
- [自己紹介(参加表明)]カテゴリへ投稿してください。
必要なのはこの3ステップだけです。審査や許諾などのハードルは、特に設けていません。
現在、月刊誌として、「郡雛(ぐんすう)」を発行。こちらに載せる掲載原稿は、先着順で締切、また、原稿が入校された順番で掲載されるということ。編集会議とか、選考会とかはなく、発表する場を提供するものという、視点にはっとさせられました。
出版業界が、販売するものの減少で年々厳しくなっていく中、このような取組みが何かを変えることになるのでしょう。 新しく何もかも構築するのではなく、Google+のような既存のプラットフォームを使うという点も、今の視点ですね。応援していきたいと思いました。