スゴ本オフ、「猫と犬」に出かけてきました

スゴ本オフ、毎回テーマとメンバで、内容が変わります。妖しかったり、楽しかったり、それはその日の天気みたいに変化に富んでいます。今回は、「猫と犬」ということで、猫派優勢なのではと、出かけてみたら、違っていました。

食べきれないくらいごちそうが並んでいて、まず、それだけで圧倒されます。スゴ本オフは、食べて、飲んで、しゃべって、泣いて、笑ってと、忙しいのです。濃密な時間だともいえます。

今回は、発表する人が、思い入れたっぷりに語るので、思わず、もらい泣きしてしまう場面多発。すっかり涙もろくなって帰ってきました。最後までいられず、ちょっと残念な気持ちもありますが、それ以上に楽しんできました。
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今回持参したのは、次の三冊。猫尽くしです。

1. チビのお見合い 室井滋 文藝春秋

全編カラー写真で、まるで絵本のような猫日記。チビが大きくなって、恋人を探す必要がでてきて、美人猫の見合いするのだが、その顛末がすてき。 小学生からご老人まで楽しめます。

2. ドクターヘリオットの猫物語
ジェイムズ ・ヘリオット
集英社文庫

獣医のヘリオット先生の出会う、さまざまな猫たちのエピソード。猫を飼ったことのある人なら、もらい泣きしてしまうようなできごとばかりです。

3. 源氏物語 第六巻 瀬戸内寂聴 講談社文庫

あの源氏物語には、猫が大切な場面で登場します。源氏の正室として降嫁した女三宮。彼女に恋慕していた柏木は、ある日、猫が御簾を上げて、そこに立っていた女三宮を透き見してしまいます。憧れから本物の恋になり、二人は子どもまで作ってしまう、そんなきっかけが猫だったのです。瀬戸内源氏が初心者には読みやすくお薦め。

renai恋愛中毒 (角川文庫)

そして、放流本を一冊いただいてきました。こちらも犬が登場しますが、刺身のわさびのようにひりひりします。怖い本でした。久しぶりに恋愛小説を読んだ気がします。

電車の中では、乗り過ごしそうで危険。平凡が非凡に、日常が、非日常に変わる妖しさ、女たちの本音が聞こえてします。世の中には理屈では割り切れない、相性のようなものがあって、それは未来永劫繋がっていくのです。

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