ツイッターで、避難体験オペラコンサートの話題が流れ、何だろうか、と思いました。
毎年やっているのかも知れないと、6月に申込し、8月に当選の通知を貰いました。
趣旨はこんな感じです。
オペラ劇場で、音楽を聞いていると、コンサート中に震度5弱程度の地震が発生し、コンサートが中断。会場の係員の指示に従い、速やかに避難する。その模様は、新国立劇場係員、渋谷消防署関係者、産業技術総合研究所関係者などが、分析し、今後の避難活動に役立てる。
これが新国立劇場で、初めての試みだと後から知りました。私たちのように一般応募のお客様だけではなく、近隣町内会からも参加されていて、この会場が渋谷区の避難所に指定されていることがわかりました。
さて、肝心のコンサートですが、始まって10分くらいすると地震が起きるという想定。地震発生のアナウンスが流れると、頭を低くして、揺れが収まるのを待ちます。すぐに立ち上がるのは危険なので、係員の指示に従います。
残念ながら、係員の声はまったく聞こえず、前に人に続いて前に進むだけ。建物の外に避難した。この日は晴れて、さらに涼しかったらよかったけれど、大雨だったらここに集るのでしょうか。暑さで倒れる人がでなくてよかったです。
30分ほどで、避難演習が終了して、また、もとの場所にもどり、コンサートの続きを聞きます。このとき、必ずチケットを携帯くださいといわれました。実際の地震のときも、払い戻しなどあるから、チケットは無くさないようにしてほしいとのこと。
実際に外国などで、地震や火災にあったら、無事逃げられるだろうか。コンサートにも危険があるのだと実感します。