国立能楽堂東西公演に行ってきました

国立能楽堂では、年に二回、若手能楽師の研修会が開かれている。こちらの東西合同研究発表会というのは、初めてだった。午前11時から午後4時までということで、お弁当持参で出かける。休憩は20分くらいだった。

小鍛冶(こかじ)は知っているので楽しかった。さすがにこれだけ続くと、時折意識を失っている。まどろみも能楽鑑賞の楽しみと、その日の体調に合わせて過ごす。

若手研修生というのは、姿がよい。若さは能楽にも必要なものだ。若きも老いも、役になりきるために面がある。これだけの演目と能楽師を揃えているのだから、もっと宣伝してもいいのにと思った。
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本年も第45回東西合同研究発表会を京都、大阪の能楽養成会の研修生と東京在住の能楽師の子弟及び国立能楽堂能楽(三役)研修修了生の出演により開催いたします。今回も名古屋から子弟をお迎えして東西の若い人々の共演をご披露いたします。

演目・主な出演者

舞囃子 龍田(たつた)   髙橋 憲正(宝生流)
舞囃子 松虫(まつむし)   河村 浩太郎(観世流)
能  箙(えびら)      山田 薫(観世流)
狂言   呼声(よびこえ)   岡村 宏懇(大蔵流)
舞囃子 唐船(とうせん)   宇髙 徳成(金剛流)
舞囃子 忠度(ただのり)      村岡 聖美(金春流)
独吟  竹生島(ちくぶしま)    西野 翠舟(観世流)
独吟  鵜之段(うのだん)     矢野 昌平(福王流)
舞囃子  葛城(かづらき)     樹下 千慧(観世流)
舞囃子  海士(あま)   上野 朝彦(観世流)
能    小鍛冶(こかじ) 塩津 圭介(喜多流)

公演期間 2014年8月26日(火)
開演時間 午前11時(終了予定午後4時頃)

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