大地震の影響で、中断されていたJリーグが4/23から再開されました。その第二日目、FC東京 vs JEF千葉の試合に行ってきました。どちらも今季J1に復帰をかけている重要な試合です。J2だというのに、16830名の入場者数。フクダアリーナは、ほぼ満員でした。
前半は、両チームがシュートを決めるのですが、得点に結びつかず、互角な戦いで、見ていても疲れました。仕事でも同じですが、どきどきするような驚きが必要です。
後半、JEFは得点をいれるな、と思っていました。疲れてくると、ホームのチームは有利です。それだけにFC東京も前半、飛ばしていたのですが、得点できなかったのです。
後半35分 ミリガンのロングスローにオーロイが頭で合わせ、先制。
ここで流れが変わります。
3分後、今度は米倉が、キーパーの股抜けでごろごろところがして、2点目。
さらに、あと一点と願う気持ちが通じたのが、最後もオーロイ、頭で合わせて一点のだめ押し。3対0で、JEF千葉の快勝でした。
大震災のあと、少し、自信をなくしていたわたしたちに、こんな形でできないことはないのだと、元気を与えてくれた気がします。相手方のFC東京も善戦していました。シュートの数ではこちらが上回っています。
サッカーのよいところは、一人もムダな動きをしていないこと。45分間、こちらも集中して応援していますが、走り続ける選手はもっと偉い。そのひたむきさに、こちらも頑張ろうという気持ちになれます。J2があるから、J1の優勝争いも楽しくなるわけで、勝ち続けたチームが、報われる仕組みはいいですね。
オーロイが頭を揺らすだけで、ゴールが決まるという神業もリアルに見ることができました。それだけでもスタジアムに足を運んだ意味があります。本物と、そうでないものが、いっそう明らかになる。これが震災後の日本の状態だといえましょう。