シャネルのコンサートは何度も出かけているのですが、今回は特別でした。瀧村 依里さんは、実は2010年の参加アーティスト。3年前に二回、お聴きしているのです。そのときは、ウィーンに留学中ということで、あどけなさが残っていて、こんな可愛らしい人がヴァイオリンを弾くのかと思ったのです。
曲の解釈だけでなく、その作曲家がどんな意図をもって作品を作ったのかまで、深く勉強を重ねていた姿に、すっかり感激して、毎回が楽しみでした。その後、あの大震災。どうしているのかな、と思っていたら、今回参加されるというので、抽選制の招待をどきどきして待ちました。
今回は、ロシアの作曲家が多く、プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ 第2番という珍しい曲を演奏してくれました。最後にご挨拶することもできて、三年ぶりにお会いできうれしかったです。こんな出会いがあるから、人生も面白いのですね。
CHANEL PYGMALION DAYS
PROGRAM 演奏曲目
瀧村 依里[ヴァイオリン]
入江 一雄[ピアノ]
2013.8.3[マチネ]
<ガーシュイン>
(ハイフェッツ編曲)
「ポーギーとベス」より
サマータイム ~ 女はきまぐれ
<ラヴェル>
ヴァイオリン・ソナタ ト長調
<プロコフィエフ>
「ロミオとジュリエット」組曲 第2番 作品64ter より
モンタギュー家とキャピレット家
ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ニ長調 作品94bis
2010年参加アーティスト
■次回は、こちらにでかけてみようと思います。
2013.10.12 旧岩崎邸庭園内(上野)
<まちなかコンサート>
ヴァイオリン:瀧村依里
チェロ:加藤陽子
http://www.t-bunka.jp/mwit2013/machi2.html
2013.10.13 国際こども図書館(上野)
<まちなかコンサート>
ヴァイオリン:瀧村依里・須賀麻里江
ヴィオラ:吉田篤
チェロ:山澤慧
http://www.t-bunka.jp/mwit2013/machi2.html