へちまで帯枕を作る

着物コミュで、夏の着物について話していたとき、帯枕を「へちま」で作ると涼しく過ごせる、という話が出た。確かに通気性は良さそう。

では、実際にどうやって作るのかと、検索したら、こちらのサイトにたどり着いた。材料となるへちまは、場所によっては100円ショップで手に入るらしい。近くのお店をのぞいているといい。

わたしはアマゾンから、注文する。
イシミズ天然ヘチマ20cm

長さは帯枕にするので、20cmくらいがよい。長いものを買って、両端を切ることもできる。

届いたお品は程よく曲がっていて、帯枕にぴったり。

色も白くて、さらしてある。水洗いも不用。

 

 

 

 

キッチンはさみで中の筋を切って、取り出す。
このとき、ヘチマは固くて繊維が痛いので、指を怪我しないように注意すること。

ふつうのはさみでは、切れなかった。両端を4cmくらいくり抜く。種があれば、取る。

 

帯枕なので、両端を平らになるようにつぶし、両端を丸みを付けるようにカットする。

自分の帯枕を参照にして、丸みを付けるとよい。両端がつぶれていると、帯がきれいに乗る。このときも、手を怪我しないように、ゴム手袋などして押さえるといい。

 

このままだと、繊維があたり、痛いので、また帯を痛める恐れもあるので、ガーゼで包むとよい。

あまり厚い生地ではせっかくの通気性がなくなるので注意。ストッキングにいれるという手もある。

 

全体を包んだら、ガーゼの両端をヘチマの両端に畳み込むようにしまう。

くり抜いてあるので、ガーゼがうまく収まる。

これでできあがり。使っているうちに微調整したらよい。市販品もあるが、手作りの方が簡単で便利だ。

 

最後に小春さん、ありがとうございます。詳しい解説付きで楽しく作れました。

コメントは受け付けていません。