連休の合間に仕事する

外資系で働いていたとき、連中の合間はいつも会社に出て仕事をしていた。基本は人の休んでいるとき、働くことと決めて、お盆休み、年末年始は必ず会社にいた。外資の休みは日本の休みと違うので、お盆もないし、クリスマス休暇のあとは1/2から仕事が始まっていた。

この間、溜まっていた仕事を片付ける。電車は空いているし、人は少ないので、仕事がはかどる。フレックスタイムを使って、10時から15時までの勤務もできる。各部から必ず担当者が出社することになっていたから、みんなからも感謝され、いいことづくめだった。

そして、替わりに夏休みや春休みはしっかりと取る。子どもに合わせて、7/19から二週間くらいヨーロッパに出かけた。この間の仕事は、前倒しでやらなければならないが、楽しいことが待っていると思うと力も入る。

こ うやって、いつも楽しいことがあって、その合間に仕事をしていたような気がする。会社と家を往復し、家では眠るだけ、という時期もあったが、週末は家族 揃って海辺の町で暮らした。呼び出しがないように、敢えて携帯電話は持たず、連絡しても留守電というような策はとっていたが、こうでもしないと、外資系で は身が持たない。休暇の時期が違うから、当然の権利なのだ。

人と同じことをしない、敢えて逆らってみるというのも必要。そのときの経験が、後になって役立ってくることが多い。仕事は量よりも質、そして、人間の幅が深さになる。

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