今年の桜はなかなか咲かなかったが、週末にかけていっせいに 開いようだ。4/6 金曜日、たまたま上野で会合があり、 上野の森の夜桜を楽しんだ。 正直なところ、こんなに混雑している上野は初めて。かなり 冷え込んでいるのに、大勢の人が桜の花の元に集り、宴会をし ている。桜の花はぱっと開いて、すぐに散ってしまう、その 潔さが日本人の心情にあっているのかもしれない。
夜の桜は昼間見るのと違って、妖しい美しさがある。 それは、もう明日はみることのできない儚さにも 繋がる。 昨年から、さまざまな出来事があって、それでも桜は わたしたちを忘れずに咲いてくれたのだと思うと、 ありがたい。この時期、上野に集ったのも何かの ご縁だと思うのだ。